中島らものレビュー一覧

  • アマニタ・パンセリナ

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    15章に及ぶ著者のドラッグ体験記…というかもはや冒険譚です。
    ガマ毒と睡眠薬系統から始まりガマ毒とアルコールに落ち着くのですが、その過程にペヨーテや咳止めシロップやシンナーや大麻や抗うつ剤などの恐ろしくも素晴らしき体験談が続きます。
    飄々とした筆致で凄まじい内容が語られますが、なかなか聞くことのできないジャンキーの生の声が本書には封入されています。
    現在ではトー横界隈で横行している咳止めシロップのブロンですが、著者はトー横キッズも閉口するレベルの筋金入りブロン中毒者です。
    ですのでブロンに関する部分が妙な現実味を帯びており、大変勉強(?)になりました。
    書名のアマニタ・パンセリナとはベニテング

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    2025年05月31日
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

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    中島らもさんは、「明るい悩み相談室」で知っていた。
    当時実家でとっていた新聞で読んでは家族で笑っていたけど、大人になって仕事をするようになったら周りでご本人を知っているという人たちとたくさん出会うようになった。
    いろんな話を聞いて、やっぱり可笑しい話が多くて、亡くなられた時は本当に驚いてしょんぼりしてしまったけど、本を見つけて久しぶりに目の前に現れたらもさん。
    らもさんが亡くなった年をとうに越えて今読むと、素晴らしい才能の深さをあらためて感じる。
    体調を崩して横になっていないと仕方ない状況下で読んでなんか励まされてしまった。

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    2025年05月25日
  • ガダラの豚 2

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    ネタバレ

    まさかの急展開で、3巻をすぐに読みたくなりました。
    シオリが生きていたとは想像していなかった。

    マジックにトリックがあるように、呪術にも裏が
    あるということ。
    呪われたという人間の思い込みで衰弱することも
    なきにしもあらず。

    病は気からという言葉もあるので気の持ちようって
    大事というか、生命すら左右してしまうのかと。

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    2025年12月07日
  • 作家と猫

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    作家さん方が各々書かれた猫についてのエッセイ、漫画などを集めた本。
    様々な猫論(?)が読めて面白かった。

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    2025年01月19日
  • ガダラの豚 3

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    あ〜〜面白かった。読む手を止められず、読んでしまった。どの巻もドキドキハラハラのシーンがあり、えどうなるのうそあ〜となりながら、なんとか読み終わった。
    I部はオウム真理教のことを彷彿とさせながら、IIはアフリカに旅しているような気分になりながらドキドキハラハラ、IIIは超能力もござれで、ホラーの体も呈してくる。巻末の参考文献の量を見ればなるほど描写がしっかりするわけだという納得。重くなりすぎず、かといって軽くなりすぎず、読ませる力がすごかった。これぞエンタメという感じである。

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    2025年01月13日
  • ガダラの豚 2

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    舞台はアフリカへ。今回のテーマは呪術。

    現地の風土、民俗学、文化人類学を丹念に読みこんだ跡が滲み出ているディテールの深さ。主人公たちと旅を同行している気分になる。

    終盤の呪術師からの逃走劇。手に汗握るね。
    続きが気になって爆速読み。次巻へノンタイムでご-。

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    2024年12月23日
  • ガダラの豚 1

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    読み応え抜群の疾走感。

    新興宗教のやり口というのが、具体的な事件を通じて物語られる。寄る辺もない心境に陥ると、超常現象を操る教祖様への心酔というものが強固なものになるんだろう。百聞は一見に如かずとは言うが、人間による一見の頼りなさを現前されたな。

    新興宗教を題材にすると陰鬱とした内容になりがちかと思っていたけど、この作品は救いがあるしエンターテイメント性も高い。すらすら読めるし、なんと全3巻。時間以降も期待度が高まる。

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    2024年12月22日
  • ガダラの豚 2

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    2巻で大生部一行がアフリカに着いてから、物語が一気に加速してページをめくる手が止まらなかった。
    呪術といえば胡散臭いはずなのに、科学的に立証されることだと物語の中でもエピソードが登場するのに、逆にそれによって呪術の気味の悪さが引き立って妙な納得感が出てくるという変な感じ。
    アフリカに魅了されてしまう。

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    2024年12月10日
  • ガダラの豚 2

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    大生部教授とその仲間たち?
    アフリカでのTV撮影の旅
    楽しい旅かと思いきやあれやこれや‥‥
    大騒ぎ!もう読まずにはいられない!
    ドタバタだけではなく、なんだか考えさせられる
    こともたくさん。呪術を学びたくもなる
    「言葉こそすべてじゃないか!ひとは自分の魂をちぎって投げるんだ!それが言葉だ!」
    byオニャピデ

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    2024年11月09日
  • 頭の中がカユいんだ

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    うーむ好き実体験か非実体験は別にして町田康が解説してるもの好きだし睡眠薬と酒を用いて書かれた文体というのを含めてこの本が好き3-4日間の日記にしては濃すぎる。

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    2024年10月27日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

    購入済み

    愛している人が好きだ言ったから

    自分の好きな人が好きな小説家ということで、読んでみました。
    ただひたすらにエモかったです。
    刹那的な生き方、退廃的な生き方に対する葛藤と悦び、生と死の狭間で揺れる心の在り方などの描写がひたすらにリアルでした。

    #エモい

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    2024年10月03日
  • アマニタ・パンセリナ

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    すごくアウトロー的な人の話ではあるんだけど、全体を通して、自分や人間に対しての愛(というか許し)を感じる。大前提として話が面白いんだけど、筆者の人間としての魅力強く感じる作品。

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    2024年09月29日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    30-35年ほど前の若い頃にたくさん読んだ中島らもさんのたぶん初小説「永遠も半ばを過ぎて」。

    「寂しいっていうのはどういうことだ。おれは知らない」
    「この人のせいで、私は孤独の意味を今度こそ知るだろう」

    この世界観に浸れている時間は心地いい。

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    2024年08月09日
  • 永遠も半ばを過ぎて

    k

    購入済み

    読みやすい

    神保町シアターで再上映された「lie ile lie」。その原作が小説だと知り、手を取った。
    三十年前の小説なのに圧倒的に読みやすく、何より登場人物みなのセリフ回しが素晴らしい。特に相川と波多野の会話は、読んでいて全く飽きない。とても綺麗にまとまっているし、サクッと読めるのでとてもおすすめです。

    #笑える #タメになる #エモい

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    2024年07月21日
  • ガダラの豚 2

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    ちょっと人離れし過ぎた知識を持ちすぎじゃないかラモさん...序盤“いいねいいね”なんて思ってたけどあれこれちょっと資料ってどこから...”って恐怖が勝っちゃったよ。なんせ専門用語のため検索エンジンを使用しても画像を示さないからね(全てラモ氏の本で埋まっている)こりゃ徹夜確定で3冊一気するってレビューに書いてたわけだ。本書と顔が離れないや

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    2024年04月03日
  • 作家と猫

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    猫好きな人は変わった人が多いですよね。
    まさにその通り。
    私は伊丹十三の話がとても好きでした。
    皆さんはどんなタイプの猫好きですか?

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    2024年03月21日
  • 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

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    やはりらもさん大好きだ。

    高校生からの回顧録的な。
    甘酸っぱく痒くなるような昔話。
    若干アウトな人々への眼差しがあたたかい。
    失われつつある精神的余裕、というか。

    この本に限らずだけど。
    迷いを抱えた時に読み返すと、背中を押すでも過剰に共感するでもないらもさんの距離感が心地良く、自分の立ち位置を再確認できる。

    らもさん、大好きだ。

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    2023年12月28日
  • 永遠も半ばを過ぎて

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    クスリボリボリしたりベロベロになったりは
    お馴染みの、らもさん。
    ねちっこくないロマンティックな暖かみも
    笑いも忘れない。

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    2023年11月27日
  • 作家と猫

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    猫が好きすぎる本。
    足先白い靴下みたいな猫が好きです。
    夢は、
    猫飼ったら「くつした」て名前にすることです。

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    2023年11月27日
  • 人体模型の夜

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    初めての本を読むのは楽しいことだけれど、ずーっと昔に何度も読んだ本にまた巡り会える。そして、また読めることがこんなにも嬉しいだなんて。
    人体模型が語る、身体にまつわる12篇の短編集。
    どの話もしっかりとした説明があり、のめり込んでしまう。古さを感じない。
    特に好きなのは「なはびえ」想像してしまって気持ち悪い。「貴子の胃袋」ラストの一言にグッと詰まってしまう。憤るところ?笑うところ?
    エピローグまで読んで思う。私もまだまだ話が聞きたい。

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    2023年11月16日