中島らものレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
日の出通り商店街 いきいきデー・・・
まず、タイトルからしてぶっ飛んでいるのですが、読みだすと、さらにぶっ飛びます(笑う)
ブラックユーモア、と言えば良いのでしょうか?なかなかエグい内容なのですが、非常にポップな物語に思えました。
白髪急行・・・不気味です。わずか10ページのストーリーなのに、なんでこんなに不安になるのでしょう。
らも氏の作風の幅広さが見えます。
微笑と唇のように結ばれて・・・古典的なホラーと、静かなエロティックさで描かれています。情けない男の話なんだけれど、終始もの悲しさに彩られています。
白いメリーさん・・・かつて都市伝説となったいた、
「メリーさん」を題材にし -
Posted by ブクログ
初めての中島らもさん。
博学とユーモアを足して2で割らず、そのまま文字に起こしたような、知的好奇心をくすぐるエッセイでした。
よくある、博識過ぎるゆえのエゴの出た押し付けがましい文章などでなく、柔らかく、けれど唸る程いいとこ突いてきます。
「リーダーにされてしまった人、が、リーダーとして優秀である」
「習ってからものを創ろうとする人が、その考えだけでもうすでに駄目だ」
といった考えが展開されていて、これだけ見るとただの啓発本かと勘違いされてしまいそうですが、
9割はオカルト要素の濃いエッセイですので、気取らないそのバランスもとても好印象です。
中島作品は、装丁やタイトル含め物的欲求を満たす高い -
Posted by ブクログ
中島らもの青春時代のエッセイです。友人の自殺を通じてなど、生と死に関しての、らも氏の捉えかたがわかる一冊です。「転がり込んできた命を、また同じことをして捨てにかかるのでは、死んだ人に対して申し訳がたたない。だから僕は生きることにした。」(P95)、「こうして生きてみるとわかるのだが、めったにない、何十年に一回くらいしかないかもしれないが、生きていてよかったと思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。だからあいつも生きてりゃよかったのにと思う。生きていて、バカをやって、アル中になって、醜く老いていって、それでもまんざらでも