中島らものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本はむちゃくちゃおもしろい。
らも氏がコピーライターになる前は、印刷会社の営業を6年やってたそうで(すごく意外)、印刷に関するうんちくが小説に時々出てくることがあります。
この小説は、その印刷のうんちくと、あらゆる詐欺が混ざった正にらもワールド全開の内容です。
“孤独というのは、「妄想」だ。孤独という言葉を知ってから人は孤独になったんだ。同じように、幸福という言葉を知って初めて人間は不幸になったのだ。
人は自分の心に名前がないことに耐えられないのだ。そして、孤独や不幸の看板にすがりつく。私はそんな簡単なのはご免だ。不定型のまま、混沌として、名をつけられずにいたい。この二十年、男と暮らした -
Posted by ブクログ
日の出通り商店街 いきいきデー・・・
まず、タイトルからしてぶっ飛んでいるのですが、読みだすと、さらにぶっ飛びます(笑う)
ブラックユーモア、と言えば良いのでしょうか?なかなかエグい内容なのですが、非常にポップな物語に思えました。
白髪急行・・・不気味です。わずか10ページのストーリーなのに、なんでこんなに不安になるのでしょう。
らも氏の作風の幅広さが見えます。
微笑と唇のように結ばれて・・・古典的なホラーと、静かなエロティックさで描かれています。情けない男の話なんだけれど、終始もの悲しさに彩られています。
白いメリーさん・・・かつて都市伝説となったいた、
「メリーさん」を題材にし -
Posted by ブクログ
初めての中島らもさん。
博学とユーモアを足して2で割らず、そのまま文字に起こしたような、知的好奇心をくすぐるエッセイでした。
よくある、博識過ぎるゆえのエゴの出た押し付けがましい文章などでなく、柔らかく、けれど唸る程いいとこ突いてきます。
「リーダーにされてしまった人、が、リーダーとして優秀である」
「習ってからものを創ろうとする人が、その考えだけでもうすでに駄目だ」
といった考えが展開されていて、これだけ見るとただの啓発本かと勘違いされてしまいそうですが、
9割はオカルト要素の濃いエッセイですので、気取らないそのバランスもとても好印象です。
中島作品は、装丁やタイトル含め物的欲求を満たす高い