中島らものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
らもの小説と言ったら私小説しか読んでなかった、というお話にならない不勉強がたたり、見事にあじましでおのたまう「大ファン」に落城した作品がこれ。
まず、どうやったらこんなタイトルのセンスが出るかって不審に思ってたんだけどらもってコピーライターだったのね。納得。
てな具合に確かはたちそこそこで読んだ記憶なんだけど、そして現在そこから倍生きて読み返したらなんと登場人物の軽さ、リアルさよ。はたちの私には、こんなどうしようもない40代なんて少なくとも身近にはいない「はず」だった。はたちの私よ胸をなでおろせ、そしてまだ安心するな。相川になっていたかもしれないのは私だ。
酒飲みの編集女が出てきてからはさすがのらも節。彼女を描きたかったんだろうな、だって男二人はなんなら全然飲めないし。生き生きと編集女が飲みだしてからは安心感と共感があった。「こんなものが聖域なら男なんてかわいそうなものだ」このフレーズを書ける酒飲みの男はらもしかいない。相川はどうしようもないけれど、らもが培ったであろう「紙媒体はいずれ近いうちになくなる」現実にそくしたプレゼンは今現在読んだときにゾクッとくるものがあったよ。やっぱりひとつの業界にしっかり根付いて仕事をしている人の書くものは説得力と予言力がある。ただし天才に限る。 -
Posted by ブクログ
【本の内容】
何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。
勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。
TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。
次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。
中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]