中島らものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実は私、中島らもって人、良く知らんかったんです。
なんかいろんな事をやっていて、テレビにも出るし、へんなコメントしてるし(かと言って芸人ではないし)、ミュージシャンでもあるみたいだし。
まあ、私の中ではタモリのような奇人変人ぐらいしか思ってなかったわけですが、1冊ぐらいはエッセイでも読んでみようかと。
あぁ、なるほど、やっぱり奇人変人ですかね。
でも、その変人っぷりがとっても魅力がある人で、子供の頃から歳をとってもそれが変わらないというか。
文章自体は、それほどでもないような気がしますが、その行間に隠されたモノは、まだまだ私にはわからんかもしれん。
ただ、こういう人生には憧れますな。 -
Posted by ブクログ
薦められて借りた、中島らものエッセイ集。
これまでの人生で中島らもを読まずに過ごしてきた自分にとって、1冊目。
最初の章「愛について」の第1編「チビの女神さまへ」。
"いきなりだけれど、君はチビだ"という一行目の惹きつけには、読む気が湧く。
ギャグセンスには時代を感じるが、全体を通してとても読みやすい。
なかでも好きなのは、恋愛小説「恋するΩ病」。
酒と女に溺れてどうしようもない生活をしていながらも、その場しのぎの快楽を追究するビョーキのような生き方が、とにかく楽しそう。
それでいて色々と成し遂げているのが羨ましくなる。
だらっと1人で酒を飲みながら気軽に読む本だと思う。 -
Posted by ブクログ
らもさんのドラッグの話。
ドラッグの種類をらもさんの実体験を元にわかりやすく理解できます。
随分と道を踏み外してこられた人生で驚きました。
それでもなんとか生きているし、作品も残しているし、いろんな意味で常識を飛び出した人だなぁと思いました。
そういえば、昔一緒に仕事をした某俳優さんはジキニン中毒とおっしゃってました。
私はジキニンを飲んでも何も感じなかったので意味がわからなかったのですが、そういうことだったんですね。なるほど。
私は基本的にはガチガチの真面目人間で、10代から飲酒や喫煙はしていたものの、自分を失うほどの逃避はしませんでした。
らもさんほど道を踏み外さなくても、私ももうす -
Posted by ブクログ
小学生にも読める本、というテーマで選書してみました。
小学生と、その父親をめぐる4編の短編が収められています。
活字も大きめで行間も広く取られているので、(もともと薄手の文庫本なのですが)想像以上にスルスルと読み進めることができます。
一見するとどうしようもないダメオヤジにしか見えない父親も、実は家族のため、そして自分自身のために一生懸命に生きており、その姿勢から子どもたちも父親の背中を誇れるようになっていくものなのでしょう。
特に表題作の「お父さんのバックドロップ」はその”王道”のストーリーで読後感も良かったです。
子どもから大人まで、抵抗なく読める作品だとは思います。 -
Posted by ブクログ
>「中年智恵」の本質……「智恵」が「力」をコントロールする、力とともにその使い方の技術も向上していくということ
>「力を封じ込める能力」どうすれば刀を抜かなくてすむか、それが「中年智恵」の本質なのではないだろうか。わめきちらし暴れまくっている人間よりも、いつでも抜刀できる姿勢を保ちつつニコニコしている人間のほうがはるかにこわい。力と智の均衡が結ぶ静かな微笑の奥に巨大な爆発力が封じ込められている、これこそ「理想の中年」像というものではないだろうか。
>力をみだりに使わないことがもたらすやさしさというのは、若い人の優柔不断を誤解して言われるところの「やさしさ」とは対極に位置する、ほんものの「やさし