松本清張のレビュー一覧

  • 黒革の手帖(下)

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    ネタバレ

    ドラマが好きだったので小説も読んでみました。
    ラストに向かうにつれ元子の女性味が描かれていき、人の恨みというものの恐ろしさを感じました。

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    2025年07月11日
  • 砂の器(下)

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    操車場で発見された扼殺死体。今西と吉村は捜査本部が解散されてからも、任意捜査という形で連絡を取り合い少しずつ犯人に迫っていく。少しずつ明らかになるヌーボーグループ。これまでにない殺人の方法が明らかになる。
    描かれ方が結構昔風味。殺害方法もなかなかに独特。現代でもこれは難しそうだなと感じる。まあそれでも警察ものとしては結構練られている感じするので、どのような思考で犯人を追いかけているか非常にわかりやすい。

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    2025年07月06日
  • 黒革の手帖(下)

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    ネタバレ

    とても面白かった
    読んで行くうちに何故か元子に頑張って欲しいという気持ちになってしまい、最後は元子が可哀想に思えてしまった

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    2025年06月27日
  • 夜光の階段(下)

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    ネタバレ

    2025/31

    女性ライターに罪がバレて、逆に利用される展開は面白い。

    その女性すら殺してその罪を友人に擦り付ける展開も「嫌な主人公」に振り切ってていい。

    ただここまで一生懸命読んで最後が事故死は呆気なく感じた。この呆気ないオチも松本清張っぽい。

    偶然から始まる執念で彼を追った刑事はなんだったんだろう(?) 松本清張に出てくる刑事はみんな愛してるけど、ちょっとキャラが薄かった。

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    2025年06月27日
  • 夜光の階段(上)

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    ネタバレ

    2025/22

    母親の本棚から借りた本。

    松本清張なら何でも読んでみたい。

    売れっ子美容師の主人公は女性たちの心を掴んでどんどん出世していく。面白い。

    嫉妬深いライター女性に傷跡を指摘される。
    気になる終わり方でいいね。

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    2025年06月27日
  • 葦の浮船 新装版

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    物語よりも、場面場面に清張のエロさが沸き立ってくる。そのエロさは、明らかにかつてモテなかった男の描く陰湿なエロさで、カラッとしたものがない。大変扇情的。

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    2025年06月26日
  • 死の枝

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    1.交通事故死亡1名
    2.偽狂人の犯罪
    3.家紋
    4.史疑
    5.年下の男
    6.古本
    7.ペルシアの測天儀
    8.不法建築
    9.入江の記憶
    10.不在宴会
    11.土偶
    短編集。どれも完全犯罪にならず破綻が生じて犯行が暴露する。続きが気になるのはいつもの松本清張の作風といったところか。1と5と7と11は中でも読みやすくおもしろかった。

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    2025年06月24日
  • 黒い樹海 新装版

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    最初と途中で色々考察しながら読んでましたが、結末は全然違いました笑

    犯人は最後まで分かりませんでしたが、松本清張のミステリーは最後まで犯人が分からないところが面白いです!

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    2025年06月16日
  • 天才画の女

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    確かに怪しい存在の画家だが、そこまで調べるかなと思うほどすごく捜査していた。松本清張なのでいつ人殺し起きるかなと思っていたが芸術にフォーカスした作品であり、同業者たちとのやり取りが非常に面白い。

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    2025年05月30日
  • 黒革の手帖(下)

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    ネタバレ

    上巻の元子は応援したくなり、やるねえ〜と思いながら読んだ。頭の切れる人はかっこいい。構成が良いのでサクサク読んだ。
    だが、下巻の元子はどうにも好きになれなかった。安島のくだりでは、今まで数字を見つめてきた人間が、そんな急に熱心になるものか?と思い、「敏腕であっても所詮は女だ」とでも言わんばかりの描き様に、興ざめした。女性の描き方が時代ならではで、今の感覚で読むものではないということだろう。
    最後のどんでん返しでは元子は裏切りに裏切られ、寒気がした。そんな、ここまでしなくても、いいじゃないですか?妊娠・流産に関しては、「成り上がった女の転落」を描きたいばかりのように思ってしまった。後味があまりに

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    2025年05月29日
  • 小説帝銀事件 新装版

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    去年、死刑囚として47年もの間拘束されていた袴田さんの無実が確定し、釈放された。袴田さんはもはや、自分が釈放されたことがわかっているのかも疑問なぐらい精神をきたしてしまっている。。人生の大半を牢の中で過ごさせてしまった罪の大きさは計り知れない。

    帝銀事件もまた然り。戦後間もない昭和23年、帝国銀行椎名町支店で青酸カリによる大量殺人が発生した。行動のスムーズさから判断するに、犯人は冷静沈着、慎重な性格で、かなり医療に精通した人間と推察される。そしてまた大量の死を目の当たりにしても動じないところを見ると残忍酷薄で精神力の強い人物である。そこで警察は軍関係、特に七三一部隊を含む科学研究所に焦点を

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    2025年05月27日
  • 十万分の一の偶然

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    ネタバレ

    普通に面白いけど、蛇そんなに怖かったの?!ってちょっとズッコケた。
    まあ苦手って描写はあったけどね。
    松本清張を初めて読んだのが中学生の頃で当時はとても難しいと思ったけど、今こうして読むとまどろっこしいほど丁寧な説明が繰り返され、娯楽性が強いと改めて感じた。歳を経て、自分の成長を知る清張。
    サスペンスドラマを観ているように読めるので、もっと気楽に他の作品も読みたいと思った。

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    2025年05月23日
  • Dの複合

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    ネタバレ

    羽衣伝説や浦島伝説を追って各地を飛び回るのだが、その動きがあまりに不自然で、意図的なものがあることは明白。もったいぶられた挙句、最もわかりやすい結論。
    緯度と経度に並ぶ土地を繋げるという発想から、やや無理目のミステリーとなっている。

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    2025年05月17日
  • 黒革の手帖(下)

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    『紙の月』に続いて女性行員横領もの。超有名な作品ですが、ちゃんと読むのは初めて。

    1980年の作品で、土地転がし、脱税、不正入学など、バブル前の欲望渦巻く雰囲気がよく出ています。何度もドラマ化されていて、その度に現代風にアレンジされているのだと思いますが、基本的にはこの時代背景があってこそ成り立つ物語だなと思います。

    銀行から横領した金で銀座のママに転身したところから物語が始まるので、残念ながら思っていたほど横領の話は出てこなかった。この頃は架空口座や無記名口座が法律で禁止されてなかったことにまず驚きます。

    「優生保護法」とかもさらっとでてくるんですが、これが1996年まで存在して

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    2025年05月06日
  • 蒼い描点

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    松本清張なのに、期待したほどおもしろくなかったー!!
    そもそも600ページ超も必要ないよね。
    前半特に冗長気味で、似たような説明の繰り返しがしんどい。
    出版かなにかの都合で、無理矢理長くしなければならなかったのかと考えてしまったほど。

    それに登場人物の誰にも感情移入ができなかったな。
    崎野も一人コソコソやっていて気分悪いわーと思うけど、典子もなんだかんだ言いつつ許しちゃってるところがイライラする。

    女流作家、代作とテーマもおもしろくて、清張なのにこんなこともあるのね。

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    2025年04月29日
  • 黒革の手帖(下)

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    さすがでした。
    女の事件簿が、ちゃんとサスペンスになりました。
    あざやかな伏線回収でスッキリというより、ちょっと寒気がしたら止まらなくなっちゃったという感じでした。

    今も夜の銀座はこんななんだろうか?
    松本清張先生は銀座に足を運んでいたのだろうか。

    「錯誤による抹消」
    土地取引においてこんなことがまかりとおるなんて。法を犯すことなく。いわゆる法の抜け道なんですかね。

    振り返ると、登場人物全員悪い奴ばかり。

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    2025年04月12日
  • 絢爛たる流離

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    3カラットのダイヤの指輪を持った人の
    お話ですが、それがいろいろな人にわたっていく
    12の連作短編集でそれぞれに事件が起こる
    いろんな人たちがいてそれぞれにまたいろいろな
    ことが起こっていました
    ダイヤの指輪は何を思っただろうか

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    2025年04月10日
  • 黒革の手帖(上)

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    まだ誰も死んでないぞ。
    サスペンスというより、昭和の女の事件簿、的な展開です。

    バーではなくバアという表記が時代を感じさせます。

    黒革の手帖がまた活躍しちゃうのかしら。下巻の盛り上がりを期待します。

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    2025年04月06日
  • なぜ「星図」が開いていたか―初期ミステリ傑作集―(新潮文庫)

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    清張の初期の短編作品を8編集めたもの。
    過去に読んだ作品やテレビドラマや映画になり、なじみのある作品も幾つか収録されている。「市長死す」や「張込み」は、その最たるもの。
    いずれも、今となっては、レトロ感が溢れているが、「声」は電話交換手ならではの発達した聴覚が取り上げられ、なかなかレアなネタで新鮮さを覚えた。
    また、映画の世界に抜擢された劇団男優が顔を群衆に曝すことで“過去”の暴露に怯えるという皮肉な展開を描いた「顔」も面白いストーリーだった。
    犯人に対し、過誤をしゃべらせる「ミュンスターバーグの方法」を使って追い込んでいく「反射」も興味深く、共犯者の自供からの破綻を怖れるあまり、ある男に調査

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    2025年03月31日
  • 任務 松本清張未刊行短篇集

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    ・多彩な短編。戦後(戦中)の色が濃い。
    ・松本清張が新聞社勤めであったことは知っていたが、社会問題を扱う作品達やはっきりとした文章のキレから記者出身だろうと思い込んでいたので、下積みの長い印刷技術者で、広告部に所属と知って驚いた。
    ・半生を振り返って書くのが本や執筆への思いよりも家族を食わせなくてはならない焦りと学や社交力の無い自分への内省なのが意外。

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    2025年03月15日