張込み―傑作短編集(五)―

張込み―傑作短編集(五)―

880円 (税込)

4pt

推理小説の第1集。殺人犯を張込み中の刑事の眼に映った平凡な主婦の秘められた過去と、刑事の主婦に対する思いやりを描いて、著者の推理小説の出発点と目される「張込み」。判決が確定した者に対しては、後に不利な事実が出ても裁判のやり直しはしない“一事不再理”という刑法の条文にヒントを得た「一年半待て」。ほかに「声」「鬼畜」「カルネアデスの舟板」など、全8編を収録する。

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張込み―傑作短編集(五)― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    有名な「張込み」はもちろん「顔」と「声」の短編もさすがの秀逸!犯人の追い詰められる心臓の鼓動さえ聴こえてきそうな臨場感とその場に居合わせているかのような場面描写が引き込まれた

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    さすが
    時代が変わっても全くそんな感じさせない

    人殺しは絶対にダメなんだけど
    現代のサイコパス的な殺人じゃなくて
    人間味がある

    1話完結のドラマを見ているようにサラサラと読める

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    今更ながら、初松本清張で、当たり前のように面白かった。声を記憶するのに長けた電話交換士の「声」。殺人を犯したにも関わらず俳優として映画出演する「顔」。そして、自分の犯した罪を確認するために、地方新聞を買う「地方紙を買う女」。さすがに隔世の感のある設定のものもあるがそれを差し引いても設定、展開の面白さ

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    松本清張『張込み 傑作短編集(五)』新潮文庫。

    松本清張の初期作品8編を収録した短編集。いずれの短編も、ミステリーというよりも普通の人間が内に秘めている業を炙り出しているかのようだ。既読作が多いが、さすがに30年ほど前に読んだ作品なので、細部については忘れている。

    『張込み』。強盗殺人犯の石井久

    0
    2017年05月09日

    Posted by ブクログ

    先日逝去された渡部昇一先生はかつて『書痴の楽園』のテレビ番組の中で、松本清張作品は短編小説が面白いと語っておられました。
    丁度、松本清張の『鬼畜』を読んでいた。
    物語が進行するうち、かつてテレビドラマで視聴したことがあると感じながらネットで調べてみると、確かにあった。
    主演はビートたけし・妻役は黒木

    0
    2017年04月26日

    Posted by ブクログ

    松本清張にどっぷり。体調不良で重苦しい気分がさらに重苦しくなる。それでもやめられない。麻薬のようなものか。
    松本清張の短篇には余計な贅肉のかけらもない。社会派ミステリの真髄。欲望やらなんやらを顕にする人間の所業が実に気持ち悪い。でも、だからこそ止まらない。

    0
    2014年08月04日

    Posted by ブクログ

    十数年ぶりの再読。短編だが名作ばかり。読んでいて胸が締め付けられるような息苦しさがあって、時々読みたいと思っても読後感を考えるとつい後回しにしてしまっていた。でもそれはもったいないことだったと思う。表題作の「張込み」が特に私には印象深い。

    0
    2012年05月02日

    Posted by ブクログ

    推理小説8編の短編集でした。

    まさかあの「鬼畜」の原作を読めるとは思ってもみなかった。
    まだ高校生くらいだったか、映画をたまたまテレビでみて、読んで字のごとし、と絶望した記憶が蘇った。

    「投影」が面白かったかな。清張を読んで、初めて少し泣きそうになった。

    その他の作品も、男と女、断崖絶壁などな

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    クローズドサークルや館シリーズなどのミステリが好きで読んでいるので、この短編で刑事が活躍するミステリは久しぶりでした。
    顔、声では、インフルエンザだとかコロナのときとかに寝汗でビショリとして重くなったパジャマが体に粘着したかのように張り付く不快感を思い起こさせました。犯人の感じた不安や神経質ながらも

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    人はふとしたきっかけで道を見誤る。そこに気づくのか否か、それとも気づいても引き返せない倫理の欠如か、罪は静かに加速する。松本清張の短編はそれぞれ終盤の畳み掛けが圧巻である。もはやバッドエンドに向かう必至が人の業の深さに通底する。欲は怖さを兼ね備えている。表題以下珠玉の短編集。見とるぞ、見とるぞ…

    0
    2024年09月05日

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