松本清張のレビュー一覧

  • Dの複合

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    なにもそこまで考えなくたって、ほど。
    フダラクがまたでてきた。こないだ読んだ隠花平原でもでてきたし。

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    2015年01月25日
  • 黒地の絵―傑作短編集(二)―

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    「真贋の森」は面白かった。
    「紙の牙」は気分が滅入った。
    「空白の意匠」「確証」はそれに追い討ちをかけるかのようにさらに気分が滅入らされた。いずれも特に結末に。
    (2015.1.22)

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    2015年01月22日
  • 或る「小倉日記」伝―傑作短編集(一)―

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    私が読んだ限り、清張の作品はどれも重苦しさが付きまとう。

    主人公には低学歴の学歴コンプレックスが目に付く気がするなと思ったら、清張自身が低学歴(尋常高等小学校卒(修了時14才))であることが影響しているようだ。

    学歴がないながらそれぞれの目標に向かってひたむきに生きる主人公たちが痛ましい。

    推理小説ではないからか、考古学シリーズが続くと飽きてしまった。

    『断碑』のシズエの健気さに涙。
    (2015.1.21)

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    2015年01月21日
  • 一九五二年日航機「撃墜」事件

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    ネタバレ

     うーん、評価が難しい本です。1952年に大島、三原山に墜落した「もく星号」に関する半分ノンフィクション、半分小説っていう話なんですが、松本清張にしては珍しく、焦点がボケちゃった、という感じ?
     墜落原因の一つに演習中の米軍の「面白半分」を持ってきたのに、後半のほとんどが唯一の女性客に絞られてて、話が2つに分裂しちゃった。2つの全く違う話ならば面白かったんでしょうけど。
     ちょっと残念。

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    2015年01月03日
  • けものみち(上)

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    今読むと、背景に多少古臭さを感じるのも否めないが、それでもやっぱり松本清張はおもしろい。
    最後、余韻を残さない(私だけがそう思った?)終わり方がよかった!

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    2015年05月28日
  • 一九五二年日航機「撃墜」事件

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    なるほど小説仕立てでないとオチに結び付きませんね。正直銃撃からの撃墜であるとするならフラップのみに弾痕がってのは納得しかねますがね。
    しかしながら本質は当時のGHQの隠蔽体質への文句だと思われます。後半はダイヤ横流しのほうが大事な感じですしね。
    いや面白かったです。

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    2014年10月03日
  • わるいやつら(下)

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    上巻までは優男とダメ女達の情念物語、って感じだったが
    まさかの裏切り者・藤島チセを追っての東北旅行あたりから先を読むのがもどかしくなった。

    徐々に戸谷が追い込まれて行くスピード感が楽しめる。

    多摩の死体の確認の大雑把さや、交換手を介しての電話で互いに居場所が分かってしまうところなんかに時代を感じるけれど、人間の内面に潜む悪の姿が現代においてもまるで色あせないところがさすがの松本清張。

    最後の最後、一番のわるいやつらが判明したところではやられたー!って感じ。
    この二人は一体どのあたりからグルになって手を組み始めたのだろう。

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    2014年09月25日
  • 強き蟻

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    ドラマをみました。お金のために何十歳も年上の老人と結婚する水商売の女。愛人の罪を隠すために嘘を重ねて破滅する。米倉涼子×松本清張、良くも悪くもいつも同じ感じ…

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    2014年09月18日
  • 強き蟻

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    読み始めた時は「うまくやれ」と言うちょっと応援にも似た気持ちでいたが、途中からおぞましくなり、後半の建前日記の頃にはどう落ちてくれるか期待し始めた。どのタイミングで応援する気がなくなったかというと、男を乗り換えたとき。ただ、男性の恨みというか嫉妬も相当なのだなと最後は男性に対しての恐怖も感じた。

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    2014年08月25日
  • 強き蟻

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    絶対どこかで転落するとは読めていたが、では誰がどんなふうに、と本を開くたび考えるのが面白かった。
    脂の乗った中年女の描き方は毎回秀逸だなーと思う。
    清朝の主人公は悪者でも憎めなくなってしまう。

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    2014年08月16日
  • 或る「小倉日記」伝―傑作短編集(一)―

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    ネタバレ

    松本清張の短編集.

    森鴎外の小倉日記を読んでいるので,芥川賞受賞作の『或る「小倉日記」伝』が読みたくなった.小倉日記は森鴎外が小倉に赴任していたときの日記だが,長く紛失して行方がわからなかった.まだ小倉日記が発見される前に,小倉での鷗外の足跡を明らかにしようとした田上耕作の奮闘と,その母親の献身を描いた小説.田上は生まれつき体に障害を持ち,自分の意志を通じることも時として難しかったようだ.断片的な事実をつなげていく様は推理小説の謎解きの趣もある.日記の発見で一見無駄になったようにみえる田上の報われない努力を読者の目の前に提示することが松本清張の意図であろう.

    他に「笛壺」「石の骨」を読んだ

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    2014年08月11日
  • 時間の習俗

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    時代が違うので、カメラフィルムのアリバイが、今一つピンとこなかったが、ストーリーも面白く、ハラハラしながら読めました。

    門司の和布刈(めかり)神社は、一回行ってみたいですね。

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    2014年08月10日
  • 強き蟻

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    ネタバレ

    馬が合うと云うのか?清張って何を読んでも面白い。あのタラコ顔、似合わない長髪、女には無縁なぶ男。ヒッチコックをまねて失敗した男。ところで伊沙子のような女性ってホントに居るのでしょうか。できる事ならお会いして私の男ぶりを味わって戴きたいものだ。

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    2014年07月19日
  • 強き蟻

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    もっとうまくやれば、良かったのにーーーと思いつつそうできないあたりが小悪党というか、だらしないゆえんか・・・。と自分のありしさまを振り返り、反省。www

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    2014年07月09日
  • 水の肌

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    書面を手に持って空想を膨らませる図式が浮かぶ短編集 水の肌

    短編集の中に「小説 3億円事件」が入っていることから読みました。
    水の肌、はて、何か見覚えのあるような・・・と思って読み始めると、
    そう思った理由がわかりました。
    冒頭に掲載されている短編が「指」。
    この作品がドラマ化された際に、この短編だけ読みました。
    調べてみると2006年2月ということで、8年前ですか。
    今回もドラマを見て、この本を選んでいるので
    自分の単純さを笑いながら、
    次は先日ドラマが放送されていた「死の発送」を読むのだと思います。

    前回は、指しか読まなかったのですが、今回は全作品を読みました。
    興信所の「調査報告書」

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    2014年07月07日
  • 或る「小倉日記」伝

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    まだ狭い世界の、松本清張。 「或る「小倉日記」伝」
    松本清張さんの本を読む際に、プロフィール欄に必ず書いてある本。
    この作品で、芥川賞を受賞されたからですね。

    読んでみると、文章に関しては、もう松本清張さんだな、と
    思うのですが、世界観が今まで読んできた作品に比べて狭いですね。
    登場人物の数だけでなく、独善的な主人公の意識がメインになって
    短編が終わっていくからでしょうか。

    自分の信念にまっすぐに、夢中になって、でも認められない、
    報われないといった人の話が5つ6つ続くのですが、
    そんな主人公の独善に、周囲の嘲笑に同調する際に
    「はっ」とすることはありました。
    自分の言動、行動に主人公と等

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    2014年06月24日
  • 時間の習俗

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    時代を感じる。
    カメラの機能や性能、飛行機搭乗システム、電話電報手紙などの通信、、

    でも、刑事が足を使って(都合がいいなぁ!という流れもあるけど)ひとつひとつ調査をしていくのを同じ視点で追えるのは、やっぱり王道の面白さなのかなー。

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    2014年05月27日
  • 延命の負債

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    落ちのない作品が多いのだけれど、どれもじっとりと
    後味が悪いというか、楽しい気分にならない(^^;)
    収録されているどの作品も古いもので、今とは異なる昭和の時代的な風俗が描かれている。
    文体そのものは読みやすく、あまり古さを感じないかな。

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    2014年04月17日
  • 十万分の一の偶然

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    最初の冒頭、新聞により写真年間賞という募集で最高賞の作品「激突」というトラック事故により自動車が巻き込まれた写真が発表された。作品の中にある自動車の1台には主人公:中野の一人娘が乗っており帰らぬ人となる。何故、娘が事故に巻き込まれてしまったのか、原因を探るため事故現場に行く。事故の原因が人が誰かの仕業で起こったものだと推理した中野は、「激突」を撮った山鹿に近寄り、事故現場そっくりな行動をさせ、山鹿本人が犯人にたどり着くことがきた。

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    2014年03月21日
  • 球形の荒野 新装版(上)

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    大戦中に現地で亡くなった外交官に絡んだストーリー。設定が古いが、のめり込んでいく。デッサンのモデルを頼んだ画家が変死。突然見知らぬ女性からデッサンを返すと京都に呼び出されるが肩すかしを食う。外務省役人には不穏な動きが。14.3.8

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    2014年03月08日