松本清張のレビュー一覧
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アムステルダム運河殺人事件
アムステルダム運河に投げ込まれた、首と手首がない胴体だけの死体入りトランクをめぐる犯人探しのストーリー。石田物産の駐在員、坂崎次郎が浮かび上がる。オランダのベルケム高等警部が犯人と目した人物は交通事故で死亡してしまい、事件は謎のまま迷宮入りとなる。
のちに総合雑誌記者の「私」と久間が登場し、当時の新聞記事やベルケム警部の話や坂崎と接した人々の話から、事件を解いていく。「私」の推理、さらに久間が確定的な推理で事件を解き明かす。
他に「セント・アンドリュースの事件」を含む -
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風の息(中)
史実に疑問あり。あれやこれやと想像を巡らし謎の解明に迫るストーリー、ただしここは、フィクション。風の息(下)は未読だが、史実の疑問が解けるわけではない。清張小説はどんでん返しの結末が魅力だが、風の息(上)、(中)とも、ダラダラと中途半端な空想が続く。史実もどきを前提にして展開すれば、きちんとしたエンターテイメント小説になったのでは、との思いにかられながら読むこととなる。(下)は読むべきか読まざるべきか?
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花氷
三人の女性を騙し続け利用し、周囲を欺く悪徳業者のストーリー。女性をしいたげる物語の展開は清張小説によくみられる。中身の薄い小説と言えるでしょう、好みではない。