松本清張のレビュー一覧

  • 半生の記

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    2009年…太宰治生誕百年の年、
    ボクは、太宰が入水自殺した玉川上水をたどり、
    三鷹の禅林寺に墓参した。太宰の墓の前には、
    森林太郎…森鴎外の墓がある。

    太宰と鴎外…およそかけ離れた作家を
    つなぐかのように感じられるのが松本清張だ。
    松本清張は太宰と同年の生まれ…しかし、
    清張が作家として世に出たとき、すでに太宰は亡かった。

    清張が太宰を知らなかったはずはない。
    しかし、太宰に関して書いたものをボクは知らない。
    その一方で、鴎外を描いたものは数多ある。
    その秘密を知りたいと思った。

    折しも、今年…2012年は、鴎外生誕150年、清張没後20年にあたる。
    清張が作家になるまでを知りたくて本

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    2012年08月09日
  • 夜光の階段(下)

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    1969年の作品。女性の束縛かr逃れたと思ったら、新たな災難が主人公を襲う。悪い事を続けていい死に方はしないというストーリーに仕上げている。最後は意外な展開であった。12.7.29

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    2012年07月29日
  • 共犯者

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    特に印象に残った4編。

    「共犯者」罪を犯した者の心理が、かえって身を滅ぼすという教訓めいたお話の面白さ。
    「青春の彷徨」自殺をしようとする者の心境の変化がちょっとコミカルに感じる。
    「潜在光景」子供の殺意。
    「距離の女囚」支配を受ける者の心理。清純なあなた、汚れたわたし、せつない女囚の手記。

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    2012年07月27日
  • わるいやつら(上)

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    おさないころにタイトルが耳に焼き付いていた話
    若干殺人工作は無理も感じられたが、ハラハラする展開は感じた

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    2012年07月24日
  • 眼の壁

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    次々と連なるトリックの内容は今も楽しめる。昭和32年の作品。新聞記者や単なる市井の人が尋ねたに関わらず、駅員さんとかがポンポンと個人情報を漏らすというところで、時代の違いに気づく。12.7.20

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    2012年07月20日
  • 隠花の飾り

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    清張作品にしては、変わった種類の内容でした。男女のドロドロはありつつも、どこか滑稽なところもあったりして…。

    全編、女性が主人公になっていますが、女の人って…コワいな、と(笑)

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    2012年06月21日
  • 黒地の絵―傑作短編集(二)―

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    黒地の絵が読みたかったのでいいのだが、9本中3本の短編が読んだやつで残念。
    黒地の絵はやるせない気持ちになった。

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    2012年06月14日
  • 砂漠の塩

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    読み始めは退屈でした
    しかし、そのあとがさすが清張作品
    中盤からは、引き込まれるように読みました
    最後は悲しすぎるかな

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    2012年04月09日
  • 一九五二年日航機「撃墜」事件

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    日本が占領下にあった1952年、日本航空の旅客機「もく星号」が三原山に墜落した。その墜落には数々の疑問点があり、それを松本清張が検証した本書。

    前半は、この事故後の各所が発表した内容や、国会答弁などの事実から、事故当時の混乱の状況を紐解く。

    後半は、その紐解いた内容をもとに、松本清張が小説として、<推測の>ストーリーを展開していきます。

    前半は非常に読むのがダるかったけど、後半は小説として書かれているので非常に読みやすい。かといって、前半で事故の状況を知識としてみにつけておかないと後半は読めないと思います。


    記載されている内容のどこまでが事実なのかはわかりませんが、
    松本清張の小説に

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    2012年03月30日
  • 神と野獣の日

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    どっかで観たような先の読める話だが、
    73年に描かれた小説ということを考えれば
    その古典であると言えるのかもしれない。

    核ミサイルが後一時間程で飛んでくると宣言された東京で起こる
    集団ヒステリーや阿鼻叫喚の様子と
    大阪に避難した総理大臣を始めとした内閣の
    喜劇的なまでの不甲斐なさが素敵なコントラストをなしている。

    ミサイルが着弾する最後の10分程の民衆の狂気と
    タイトルのセンスが素晴らしい。

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    2012年03月27日
  • 殺人行おくのほそ道(上)

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    ネタバレ

    叔母に絡む不可解な出来事、そして殺人事件を、姪の麻佐子が調べ、推理していく。
    調べるにつれ、叔父、叔母が怪しく感じてくる一方、勘違いであって欲しいと願う麻佐子の思いが切なく感じる。
    題名に「おくのほそ道」とあるが、ストーリの本質にはあまり関係ない。

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    2012年03月25日
  • 夜光の階段(下)

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    ネタバレ

    他の清張の作品に比べると
    少しスリルに欠ける気もするが、

    終盤でタイトルに関する解説があり、
    最もなるほどと思った作品だったり、する。

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    2012年01月15日
  • 聞かなかった場所

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    小役人である浅井の妻が死ぬ。心臓麻痺で突然死ぬ。しかしその倒れた場所は、浅井が聞いた覚えもない場所であった。
    …という発端は、謎としてなんとも魅力的である。

    妻が何故そこにいたのか、を追う部分が、前半。分量的にも、全体のなかほど強あたりまで。
    そして、とある人物を追い詰めていこうとするのが後半。
    しかし、この前半と後半、トーンがまるで違うのだ。
    書いている時期に、時間的な断層があるのかと思うほど。

    結末に割かれるページは、意外と少ない。
    どんどん追い込んでいく割に、最後はあっさり。それも、無垢・善意によって切り返されるのが、ぴりりと小粒なスパイスになっていると言えるかもしれない。

    松本清

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    2012年01月06日
  • 連環

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    主人公の悪事に憤慨しながらもストーリーが進むごとに、何故か応援してしまう自分がいる。しかし最後の謎解きが若干弱いかも。

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    2011年12月30日
  • 夜の足音 短篇時代小説選

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    松本清張が歴史小説でデビューしていたとは知りませんでした。

    推理小説とはまた違う、武士の生き方をどーんと描いています。

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    2011年12月24日
  • けものみち(下)

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    今まで読んだ清張作品の中では、アダルトな場面が多いのだが
    その表現がある故に人物像が浮き彫りになるので、過剰ではあるが必要でもあったのだろう。全体的には清張らしい社会派小説で、社会の裏と表とを書いた作品。
    DNA鑑定も携帯もなく、コピー機が珍しいという時代の話。

    ( ・_ゝ・)<最後に笑うのは誰でしょう。

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    2011年12月23日
  • Dの複合

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    地図帳と見比べながら、途中からスリルで一気に加速する。がしかし、最後の章が共感しがたい、無責任すぎやしないか?!それでも松本清張は読んで損はない。

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    2014年11月29日
  • 三面記事の男と女

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    不条理だったり、やるせなかったり、自業自得だったり、教祖になっちゃったり。
    色々盛りだくさんなんだけど、やっぱり幸福を感じる事は少ない本。

    面白いです。

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    2011年11月22日
  • 十万分の一の偶然

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    ネタバレ

    長かったー。やたら読み終わるのに時間がかかってしまった。

    始めまったく頭に文章が入らず、途中で読むのやめようと思ったけど、中盤から盛り上がって面白くなってきて、結局読んでしまった。

    松本清張の中では真ん中くらいかな。可もなく不可もなく、みたいな。

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    2011年11月01日
  • 逃亡(下) 新装版

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    嫌な奴が出て来て、生活をぶち壊すというパターンにげんなり。ハッピーエンドで終わるけど、ちょっと悲惨すぎるよ・・・。とくにお蝶が可哀相すぎ。お米への復讐はどうなった? 

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    2011年09月26日