松本清張のレビュー一覧

  • 夜光の階段(上)

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    上は普通のストーリーかな、と言う感じ
    時代背景もあってちょっと古い印象を
    受けましたが
    佐山と検事の桑山や捜査員の桜田が交差しながら
    上手に進んでいく感じ

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    2010年05月20日
  • けものみち(下)

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    最後の最後までドロドロしましたね。
    最後に生き残った人物は意外だった。
    権力争いに目がくらんだ人物達の結末は
    まさに抜け出せない「けものみち」だったね
    シンプルだけど練られているタイトルでした。

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    2010年05月16日
  • けものみち(上)

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    完全に昼ドラのドロドロ展開。
    どん底から這い上がろうとする女性のイメージは
    どこか白夜行を彷彿とさせる感じ。
    全員が全員腹の探りをしている状態で終わり。
    下巻はちょっと休憩してから読みます。

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    2010年04月21日
  • 夜光の階段(上)

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    ついこのまえ、終了したドラマの原作本です。
    ドラマは・・・ ちょっと、うーん?といった感じだったので、原作を手にとってみることに。
    なんかね、松本清張氏の小説だから、うーん?という感じなわけはない!とちょっと悔しかったのです。。

    ドラマの中でね、「道夫は○○と思うのであった」
    みたいな、ナレーションが多くてね。うーん?解説しすぎじゃない?と違和感があったのですね。

    やっぱり小説は、スルッと入り込めました。
    まぁ、簡単にいっちゃうと、悪い男がいて、誘惑されて群がる女性が次々と変死を遂げていくストーリー。
    松本清張氏おとくいの男女のドロドロです。
    ねばい ねばい。どこまでもしつ

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    2010年04月21日
  • 小説帝銀事件 新装版

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    すべて知っている情報ばかりなのに、なぜこんなにドキドキできるのか。新装版なので、文字も読みやすく、また思いのほか松本清張が平沢に肩入れしていない書き方だったので(もちろんまったくしてないわけじゃないが)、どう結末づけるんだろう、と単純に読み手としておもしろがれて嬉しかった。
    みなまでは書いていないけど、犯人を追い詰めたら軍の関係だった、というところを随所に散りばめて書いてある。でも追求はしきれないで終わった感じで、これは「日本の黒い霧」で充分に書いてあるからいいのかもしれない。「小説」とつけたところに、松本清張も小説では勝てない「事実」を悔しく思い、挑戦してみたんだと思う。いや、おもしろかった

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    2010年04月06日
  • 霧の旗

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    名前は知ってましたが初めての松本清張。
    第三者的目線で過去形?の不思議な文体に歴史を感じる。
    白夜行を彷彿とさせる異常な女性像による復讐劇でした。
    結局女性の怖さはいつの時代も変わらないんですかね
    ドラマも見よう

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    2010年05月16日
  • けものみち(下)

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    上下巻とおして面白かった!
    欲望、権力に取り囲まれて民子の人生が全く違う方向に。結局は権力のためのコマとされたに過ぎないのかもしれない。

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    2010年06月14日
  • 霧の旗

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    殺人事件の被告として死刑を言い渡された兄の無罪を信じる桐子が、有名な弁護士を訪ね、弁護料が高額なことを理由に断られ、復讐に燃える話です。清張らしく緻密な推理も展開されていて、人間の真相の暗い部分も丁寧に(エゲつなく)描かれていて面白かったです。
    星が3つなのは単純にもっと暗くて追い詰められたり、緻密な清張作品もあるのでそれに比べての評価。でも割と全体的にライトな内容なので、どっぷり暗くなりすぎず読みやすいといえば読みやすい作品です。

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    2009年12月31日
  • 異変街道(下)

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    死んだはずの鈴木栄吾が生きている――それを信じる親友の三浦銀之助、お蔦、岡っ引きの常吉らが、それぞれの目的をもって、甲州へ急ぐ。甲州で起きる不可思議な出来事。身に迫る危険、陰惨な殺人、渦巻く殺意と陰謀の中で、銀之助は刻一刻と核心へ向って突き進んで行く。そこで明らかにされる意外な事実とは……。
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    2010年01月01日
  • 異変街道(上)

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    三浦銀之助は、湯治の名目で甲府へ向った。銀之助には、半年前に甲府勤番へ役替された親友・鈴木栄吾の死が、どうも納得できない。死んだはずの栄吾と甲府に近い身延の奥山で対面したといい出した両国の水茶屋の亭主・与兵衛が何者かに殺害された。江戸から甲州へ。街道には異変が起きている……。
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    2009年12月31日
  • 隠花の飾り

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    「女の愛」をテーマにした推理短編集。
    どこかで清張の作品の中では一番の秀作と書いてあったので買ってみた。
    元は「小説現代」に原稿用紙30枚の読み切りということで書かれたものだとか。なぜか11作品しかないから超売れっ子だった清張氏ゆえに息切れでもしたのかな?
    読後感としては期待した分がっかりさせられた。
    元々、清張氏の女性の描き方は好きじゃなかったけれど女を見る目が冷たいと再認識した。男尊女卑の男の視線に終始しているのが不満。
    まあ、太宰治と同じ年なのだから年代的には仕方ないのかもしれない。

    30枚でどれほどの物が書けるかいつか実験してみたい。

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    2010年01月30日
  • 数の風景

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    松本清張の推理小説、として読むよりも、本が出版された当時、石見銀山がどういう見方をされていたのか、そして今現在世界遺産に登録された石見銀山とその周辺の大森地区がどのような状況になっているのかを対比して読むと興味深い。

    正直、推理小説としては個人的には楽しめませんでした。

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    2009年12月16日
  • 信玄戦旗

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    戦国乱世のただ中に、天下制覇を目指した名将武田信玄。その初陣から無念の死まで、波乱激動の生涯をたどる迫真の長編小説である。大国の当主同士が一騎打ちを演じた唯一の合戦として名高い川中島の戦い、軍師山本勘助の巧妙な活躍ぶりなど、歴史の転換点、名場面の仕組みを周到な時代考察をふまえて、鮮やかに描いていく。虚々実々のかけ引き、壮大な勇気、そして決断のあり様などに魅きこまれるうちに、今を生きる私たちの処世や対企業組織の活路が見えてくる。巨匠による、異彩をはなつ歴史読物、待望の文庫化。
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    2010年04月02日
  • 逃亡(下) 新装版

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    ふたたび入牢した源次は、恋仲のお蝶が入水自殺したと知り、破牢。お蝶の復讐を誓い、素姓を隠して悪人一味の本拠へ。疑惑の色濃い、大山詣りの一行に加わる源次と、それを追う悪人ども。敵味方入り乱れる死闘の末、事件は意外な展開へ―。弱者を陥れては太っていく「悪」を相手に闘う、無宿者の眼。
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    2010年04月02日
  • 逃亡(上) 新装版

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    悪徳岡っ引・梅三郎の罠にかかって、“破牢”の重罪を負った甲州無宿の源次。逃れて、ある錺師の家の下働きとなるが、娘のお蝶と深い仲となり出奔。源次を匿い、お蝶は湯島の小料理屋に働きに出るが、そこには、あの梅三郎や、妖しい加賀藩の用人が出入りしていた…。無宿人の憤りを、巨匠が活写。
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    2010年04月02日
  • 点と線

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    おじいちゃんが大好きだった松本清張。


    おじいちゃんの本棚からもらって読んでみたら
    ハマッた。

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    2009年11月29日
  • 夜光の階段(下)

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    ドラマとは違い、こちらの方がよりミステリアスな仕上がりになっていた。
    作中の人物がドラマより10歳は若い。
    それだけ現代人の精神レベルは幼いということか・・。

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    2009年11月04日
  • 奥羽の二人

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    短編10話。戦国関連は8話かと思われます。政宗と氏郷を描いた表題の話他幽斎さん、義光、数正などが主人公です。特に葛西一揆を舞台に政宗と氏郷二人の駆け引きを描いた「奥羽の二人」が良かったかなと。氏郷が政宗相手に感じる感情が敵意ばかりではなく嫉妬心も含まれていたと書かれた場面でああ、と思ったり。一番強いのは年ってことかな。ちなみにどうでもよいですが、この話で一番個人的に盛り上がったのは官兵衛が登場した場面。そこしか出てきてないのに素敵な存在感。聞こえない振りってどこぞの元鷹匠?(笑)

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    2009年10月25日
  • 黒い画集

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    人間の心の内面に根ざした、どうしょうのない感情から生じる殺意
    遭難◎  証明  天城越え◎  寒流  凶器  紐  坂道の家◎

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    2010年02月14日
  • 時間の習俗

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    松本清張2冊目。
    アリバイを崩すことに徹底された1冊。
    優秀な刑事の勘とは言え、参考人としてヒトリを絞った過程が少し納得いかない。
    その他はよく出来ていると思った。
    順番は逆だが、次は点と線を読むか。

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    2009年10月07日