松本清張のレビュー一覧

  • 憎悪の依頼

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    松本清張の短編集。
    この中に収録されている『文字のない初登攀』を読みたいがために購入した。

    『文字のない初登攀』は単独で初登攀を成し遂げたものの、写真等の記録がなく、周りからバッシングされていく主人公を描いたもの。
    短くて読みやすいので一読しても良いのかなとは思います。

    【収録作】
     憎悪の依頼
     美の虚像
     すずらん
     女囚
     文字のない初登攀
     絵葉書の少女
     大臣の恋
     金環食
     流れの中に
     壁の青草

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    2010年12月19日
  • 熱い絹(下)

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    大風呂敷広げた割にはごくごく当たり前の場所に着地したというか…。

    松本清張っていつもそんな気するけど、でも面白いんだよなー。

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    2010年11月27日
  • 黒い画集

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    「天城越え」が入ってるのはこれか。黒いなあ…
    登場人物が容赦なくぼっこぼこにされる作品に、気分が暗くなる。
    救いがないというか。

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    2010年07月17日
  • 危険な斜面

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    愛憎劇が多い。嫌いじゃないけど、ここに収録されているのはまあまあ。
    その中で、最後に収録されている「投影」はとてもわくわくしたし、
    最後もよかった。珍しく何かを学んだ気持ちになった。

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    2010年07月08日
  • Dの複合

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    タイトルは知っていたが読んだことがなかったので。

    売れない作家が「草枕」という雑誌の編集者と取材の旅へ出るとそこへ殺人事件が起こる。最初は野次馬気分でそのことを雑誌へ書いたがそこのことで様々な事件が次々に起こる。

    最初は難しくて読みきれないかもしれないと思ったが後半一気に読めてしまうほど展開が早く、面白かった。

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    2010年07月02日
  • 波の塔(下)

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    偶然が重なりあった不幸。
    その偶然が丁寧に描かれているがちょっと長いかなと感じる。

    文春文庫の解説が目からウロコだった。
    こっちの解釈のほうが、純粋に解釈するより面白い。

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    2010年06月25日
  • 黒い空

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    室町時代の関東管領である扇谷と山内上杉家の因縁が背景となっている。思い切りフィクションなのだけれど、歴史にヒッチコックばりのカラスの出現で、なんとも引き込まれてしまった。

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    2010年06月05日
  • 小説帝銀事件 新装版

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    昭和23年、米軍占領下の日本で起きた毒物による大量殺人事件。当初の警察捜査は毒物の専門知識を持つ軍関係者に向けられていたが、結局、逮捕されたのは毒物とも軍ともかけ離れた画家、平沢。

    医学的知識のない市井の画家がこんな大胆な事件を実行できるのか。背後にGHQの陰謀を感じた松本清張は、架空の新聞記者に事件を推理させる小説スタイルで事件の真相に迫ろうとした。

    小説?
    ノンフィクション?
    大作家の自己満足?

    と、いろんな読み方ができる作品。

    帝銀事件について、本当に松本清張の意見を知りたければ、「黒い霧」をどうぞ。

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    2010年06月04日
  • 夜光の階段(上)

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    上は普通のストーリーかな、と言う感じ
    時代背景もあってちょっと古い印象を
    受けましたが
    佐山と検事の桑山や捜査員の桜田が交差しながら
    上手に進んでいく感じ

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    2010年05月20日
  • けものみち(下)

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    最後の最後までドロドロしましたね。
    最後に生き残った人物は意外だった。
    権力争いに目がくらんだ人物達の結末は
    まさに抜け出せない「けものみち」だったね
    シンプルだけど練られているタイトルでした。

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    2010年05月16日
  • けものみち(上)

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    完全に昼ドラのドロドロ展開。
    どん底から這い上がろうとする女性のイメージは
    どこか白夜行を彷彿とさせる感じ。
    全員が全員腹の探りをしている状態で終わり。
    下巻はちょっと休憩してから読みます。

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    2010年04月21日
  • 夜光の階段(上)

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    ついこのまえ、終了したドラマの原作本です。
    ドラマは・・・ ちょっと、うーん?といった感じだったので、原作を手にとってみることに。
    なんかね、松本清張氏の小説だから、うーん?という感じなわけはない!とちょっと悔しかったのです。。

    ドラマの中でね、「道夫は○○と思うのであった」
    みたいな、ナレーションが多くてね。うーん?解説しすぎじゃない?と違和感があったのですね。

    やっぱり小説は、スルッと入り込めました。
    まぁ、簡単にいっちゃうと、悪い男がいて、誘惑されて群がる女性が次々と変死を遂げていくストーリー。
    松本清張氏おとくいの男女のドロドロです。
    ねばい ねばい。どこまでもしつ

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    2010年04月21日
  • 小説帝銀事件 新装版

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    すべて知っている情報ばかりなのに、なぜこんなにドキドキできるのか。新装版なので、文字も読みやすく、また思いのほか松本清張が平沢に肩入れしていない書き方だったので(もちろんまったくしてないわけじゃないが)、どう結末づけるんだろう、と単純に読み手としておもしろがれて嬉しかった。
    みなまでは書いていないけど、犯人を追い詰めたら軍の関係だった、というところを随所に散りばめて書いてある。でも追求はしきれないで終わった感じで、これは「日本の黒い霧」で充分に書いてあるからいいのかもしれない。「小説」とつけたところに、松本清張も小説では勝てない「事実」を悔しく思い、挑戦してみたんだと思う。いや、おもしろかった

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    2010年04月06日
  • 霧の旗

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    名前は知ってましたが初めての松本清張。
    第三者的目線で過去形?の不思議な文体に歴史を感じる。
    白夜行を彷彿とさせる異常な女性像による復讐劇でした。
    結局女性の怖さはいつの時代も変わらないんですかね
    ドラマも見よう

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    2010年05月16日
  • けものみち(下)

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    上下巻とおして面白かった!
    欲望、権力に取り囲まれて民子の人生が全く違う方向に。結局は権力のためのコマとされたに過ぎないのかもしれない。

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    2010年06月14日
  • 霧の旗

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    殺人事件の被告として死刑を言い渡された兄の無罪を信じる桐子が、有名な弁護士を訪ね、弁護料が高額なことを理由に断られ、復讐に燃える話です。清張らしく緻密な推理も展開されていて、人間の真相の暗い部分も丁寧に(エゲつなく)描かれていて面白かったです。
    星が3つなのは単純にもっと暗くて追い詰められたり、緻密な清張作品もあるのでそれに比べての評価。でも割と全体的にライトな内容なので、どっぷり暗くなりすぎず読みやすいといえば読みやすい作品です。

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    2009年12月31日
  • 異変街道(下)

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    死んだはずの鈴木栄吾が生きている――それを信じる親友の三浦銀之助、お蔦、岡っ引きの常吉らが、それぞれの目的をもって、甲州へ急ぐ。甲州で起きる不可思議な出来事。身に迫る危険、陰惨な殺人、渦巻く殺意と陰謀の中で、銀之助は刻一刻と核心へ向って突き進んで行く。そこで明らかにされる意外な事実とは……。
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    2010年01月01日
  • 異変街道(上)

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    三浦銀之助は、湯治の名目で甲府へ向った。銀之助には、半年前に甲府勤番へ役替された親友・鈴木栄吾の死が、どうも納得できない。死んだはずの栄吾と甲府に近い身延の奥山で対面したといい出した両国の水茶屋の亭主・与兵衛が何者かに殺害された。江戸から甲州へ。街道には異変が起きている……。
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    2009年12月31日
  • 隠花の飾り

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    「女の愛」をテーマにした推理短編集。
    どこかで清張の作品の中では一番の秀作と書いてあったので買ってみた。
    元は「小説現代」に原稿用紙30枚の読み切りということで書かれたものだとか。なぜか11作品しかないから超売れっ子だった清張氏ゆえに息切れでもしたのかな?
    読後感としては期待した分がっかりさせられた。
    元々、清張氏の女性の描き方は好きじゃなかったけれど女を見る目が冷たいと再認識した。男尊女卑の男の視線に終始しているのが不満。
    まあ、太宰治と同じ年なのだから年代的には仕方ないのかもしれない。

    30枚でどれほどの物が書けるかいつか実験してみたい。

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    2010年01月30日
  • 数の風景

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    松本清張の推理小説、として読むよりも、本が出版された当時、石見銀山がどういう見方をされていたのか、そして今現在世界遺産に登録された石見銀山とその周辺の大森地区がどのような状況になっているのかを対比して読むと興味深い。

    正直、推理小説としては個人的には楽しめませんでした。

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    2009年12月16日