松本清張のレビュー一覧

  • 駅路

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    昭和40年、今から40年以上前の松本清張の短編集。
    もちろん昭和レトロな香りがプンプンしていますが、短編とはいえ読者をぐいぐい惹きつける力は
    松本清張、さすがです。
    中学時代、ちょっとインテリな子は松本清張を読んでましたからね。
    まぁ私は星新一でしたが・・・・・。

    綿密に計画された殺人なのに、犯人は時々とんでもないミスを犯してしまう。
    被害者の家で殺人をおこなった後、そこで出されたお茶碗を証拠隠滅のためにもって出る。
    タクシーを拾って、さてそのお茶碗をどうしようかと考えたあげく、タクシーを止め、
    小便をする振りをして川へ行って、川に向かって投げ捨てる。
    しかも運転手さんの視界の中で。・・・・

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    2009年10月04日
  • けものみち(上)

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    病で床に伏せながら妻への異常な束縛心を募らせる夫。
    そんな彼を養うためだけに生きる妻、女中の民子。
    自分の人生を浪費しているとしか思えない日々を送る民子の前に現れたホテルマネージャーの小滝。

    ふとしたことがきっかけでほんの一歩を踏み出してしまう。
    境界線を越えてしまう。誰にでもありえること。だからこそ引き込まれる。

    この先の彼女に何が待っているんだろう。

    下巻が楽しみ。

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    2009年10月04日
  • わるいやつら(上)

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    わるいやつらという割に、主人公の院長が付き合っている女性がことごとくうらやましく感じられないのは残念です。
    わるいやつらというぐらいなので、下巻では主人公以外にも悪い奴が出てくるのでしょう。
    この前黒革の手帳を読んだだけになんとなく展開が読めなくもないです。

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    2009年10月07日
  • わるいやつら(下)

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    やっぱり本当に悪い奴は主人公の他にいました。
    悪い奴が主人公というのは犯罪者の心理を好きなだけ描くことができるので、いいと思います。

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    2009年10月07日
  • 黒い空

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    山内定子が創った八王子郊外の結婚式場「観麗会館」は、その高級感がうけて大変な繁盛ぶりだ。
    経営をまかされている小心な婿養子善朗はある日、口論から激情して妻定子を殺し、
    死体を会館の名所である「岩壁」に埋め込んでしまう。
    門出を祝う式場が奇しくも墓場となり、その上空を不吉なカラスが飛び交い、新たな事件が発生する……。
    河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた長編

    歴史背景がしっかり描けてて
    さすが清張と言うべき作品でした。

    しかし最終的に何でもかんでも
    はしぶとカラスかぃ!と言う感じの残る作品でした。

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    2009年10月04日
  • 聞かなかった場所

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    妻が死んだ
    何故あんな場所で

    その疑問だけで小説にするってのには多少無理があった気がするけど
    さすが松本清張 物語の進め方とかがうまかった

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    2009年10月04日
  • わるいやつら(下)

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    上・下巻まとめて。
    女の価値を、お金でしか計れない、色と欲に翻弄される、哀れな男が主人公である。
    何とも自分勝手で、周りが見えなくなっていて、最後には、痛いしっぺ返しが待っている。
    周りをうまく騙して回しているつもりが、結局、誰からも、愛されず、悲しい結末となる。
    自業自得とはいえ、可哀想な男である。

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    2009年10月07日
  • Dの複合

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     あまり売れない作家の伊勢忠隆は、天地社の雑誌の依頼を受け「僻地の伝説をさぐる旅」の連載を始めた。天地社は財産家の奈良林が道楽で始めたらしい小さな出版社。編集の浜中と浦島伝説、羽衣伝説で有名な丹後半島などを取材旅行に出かけるが、木津温泉で白骨死体の発掘現場に接したり、あるいは明石人丸神社で計算狂の坂口みま子という女にであったりする。ところが第一回の記事が載ると、あの謎の女坂口みま子が尋ねて来て、三十五の秘密を解いたかと思うと、熱海の山の中で絞殺されてしまう。第二回目の取材で美保の松原等に行く内、伊勢は自分たちが歩いている場所が北緯百三十五度、東経三十五度の線上であることに気がつく。愛読者と称す

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    2009年10月04日
  • けものみち(下)

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    政財界を裏から牛耳る謎の老人、という設定がいかにも昭和的。
    詳しくは知らないけど、昔は実際におったんやろなぁ。
    俺が知らないだけで、今でもいるのか!?
    主人公の民子が、初期の「頭が良くて図太い女」から「単なる勘違い女」
    になってしまったのがリアルではあるけど、残念。

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    2009年10月04日
  • 駅路

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    「陸行水行」は面白い。純粋な歴史モノと見せて、最後にちゃんとミステリが用意してある。08.4.9読む。

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    2009年10月04日
  • Dの複合

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    作家の伊瀬忠隆は雑誌の依頼を受けて「僻地に伝説をさぐる旅」の連載を始めた。第一回浦島伝説の取材地丹後半島いらい、彼の赴くところ常に不可解な謎や奇怪な事件が絶えない。そして突然の連載打切り。この企画の背後に潜む隠された意図の存在に気づいたとき、伊瀬は既に事件の渦中に巻き込まれていた。古代史、民俗説話と現代の事件を結ぶ雄大な構想から生れた本格的長編推理小説。

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    2009年10月07日
  • 湖底の光芒

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    亡き夫の残したレンズ製造会社を経営する未亡人の美人女社長が、親会社倒産という苦難に直面する。
    義理の妹の厭味で横暴なキャラに辟易した。女の嫉妬の醜さがよく描かれている。

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    2009年10月04日
  • 殺人行おくのほそ道(下)

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    叔母の周りの人々が次々と殺されていく……しかも、その土地が松尾芭蕉の『おくのほそ道』に由来している。麻佐子は、5年前、叔父と2人で旅した”おくのほそ道”と連続殺人の謎を解こうとして、やがて犯人と覚しき男を知る。しかし、その男もまた、殺されてしまうのだった。それでは真犯人はいったい……。


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    2009年10月07日
  • 殺人行おくのほそ道(上)

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    銀座で洋装店を経営する叔母は、倉田麻佐子の自慢だった。ある時、麻佐子は、叔母が叔父の山林を、無断で売ったことを知り愕然とする。謎を探る彼女は、山林売買の仲介をした海野が交通事故で死んだことを知る。

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    2009年10月07日
  • 象徴の設計 新装版

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    やはり手に入れたはいいが未読です。読みたいけど、読み終わったらもう山県がメインで出る読みものにめぐりあえそうにない予感がするのです。

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    2009年10月04日
  • 西郷札―傑作短編集(三)―

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    2007.10.29 了/
    戦国・江戸時代や明治維新直後を舞台にした人間ドラマの数々.予想のつかない展開に興味をそそられるが,1つ1つがかなり短くて感動するほどには至らないか.何しろ文庫本に12作も入ってる.表題作はそれほどでもなかったが,「恋情」という作品は素晴らしい.

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    2009年10月04日
  • 三面記事の男と女

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    私は松本清張の「地方紙を買う女」という話がすきだ。
    だから、この本もタイトルに引かれて読んでみた。
    三面記事を賑わすような事件に関する短編が、5つ入ってるこの作品。
    その中でも「危険な斜面」という話が面白い。
    あの、最後にぞくっとさせるような書き方が私はすきだ。
    でも、オウム真理教を予言するかような、と紹介されていた「密教律仙教」は、
    長いわりには最後にインパクトがなくて残念。

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    2009年10月04日
  • 時間の習俗

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    神奈川県の相模湖畔で交通関係の業界紙の社長が殺された。関係者の一人だが容疑者としては一番無色なタクシー会社の専務は、殺害の数時間後、遠く九州の和布刈神社で行われた新年の神事を見物し、カメラに収めていたという完璧すぎるアリバイに不審を持たれる。

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    2016年09月16日
  • 紅い白描

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    ええーっ。とびつくりした覚えがある。
    松本清張はテレビのサスペンスのイメージが強いが、初めてまともに読んだもの。なかなか面白かったが、なぜかほかの作品を読んでみようという気にはならなかった。
    なぜだ?

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    2009年10月04日
  • 殺人行おくのほそ道(下)

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    伯母さんの苦しみは伯父さんには理解できたのだろう。
    高校生くらいのときに読んで、その理不尽さに心がもやもやした。

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    2009年10月04日