松本清張のレビュー一覧

  • 殺人行おくのほそ道(下)

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    叔母の周りの人々が次々と殺されていく……しかも、その土地が松尾芭蕉の『おくのほそ道』に由来している。麻佐子は、5年前、叔父と2人で旅した”おくのほそ道”と連続殺人の謎を解こうとして、やがて犯人と覚しき男を知る。しかし、その男もまた、殺されてしまうのだった。それでは真犯人はいったい……。


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    2009年10月07日
  • 殺人行おくのほそ道(上)

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    銀座で洋装店を経営する叔母は、倉田麻佐子の自慢だった。ある時、麻佐子は、叔母が叔父の山林を、無断で売ったことを知り愕然とする。謎を探る彼女は、山林売買の仲介をした海野が交通事故で死んだことを知る。

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    2009年10月07日
  • 象徴の設計 新装版

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    やはり手に入れたはいいが未読です。読みたいけど、読み終わったらもう山県がメインで出る読みものにめぐりあえそうにない予感がするのです。

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    2009年10月04日
  • 西郷札―傑作短編集(三)―

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    2007.10.29 了/
    戦国・江戸時代や明治維新直後を舞台にした人間ドラマの数々.予想のつかない展開に興味をそそられるが,1つ1つがかなり短くて感動するほどには至らないか.何しろ文庫本に12作も入ってる.表題作はそれほどでもなかったが,「恋情」という作品は素晴らしい.

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    2009年10月04日
  • 三面記事の男と女

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    私は松本清張の「地方紙を買う女」という話がすきだ。
    だから、この本もタイトルに引かれて読んでみた。
    三面記事を賑わすような事件に関する短編が、5つ入ってるこの作品。
    その中でも「危険な斜面」という話が面白い。
    あの、最後にぞくっとさせるような書き方が私はすきだ。
    でも、オウム真理教を予言するかような、と紹介されていた「密教律仙教」は、
    長いわりには最後にインパクトがなくて残念。

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    2009年10月04日
  • 時間の習俗

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    神奈川県の相模湖畔で交通関係の業界紙の社長が殺された。関係者の一人だが容疑者としては一番無色なタクシー会社の専務は、殺害の数時間後、遠く九州の和布刈神社で行われた新年の神事を見物し、カメラに収めていたという完璧すぎるアリバイに不審を持たれる。

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    2016年09月16日
  • 紅い白描

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    ええーっ。とびつくりした覚えがある。
    松本清張はテレビのサスペンスのイメージが強いが、初めてまともに読んだもの。なかなか面白かったが、なぜかほかの作品を読んでみようという気にはならなかった。
    なぜだ?

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    2009年10月04日
  • 殺人行おくのほそ道(下)

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    伯母さんの苦しみは伯父さんには理解できたのだろう。
    高校生くらいのときに読んで、その理不尽さに心がもやもやした。

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    2009年10月04日
  • けものみち(下)

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    政治の権力って怖い。
    そして、けものみちは一度踏み入れると二度と帰ってこれないんだって。
    でもラストはなんか物足りなかったかな。

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    2009年10月04日
  • 三面記事の男と女

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    清張らしい短編ばかり。こんだけ俗っぽいネタばかりで何百作も作品残して、しかもそれが売れてるなんて!日本人はやっぱり他人の不幸ネタが好きなんだ!!アタシもだけど。

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    2009年10月07日
  • けものみち(上)

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    政権の裏。主人公、民子の生き方。
    最初の上巻はおもしろかったけど下巻から話がちょっと難しくなって、いまいちかなぁと思った。ラストが怖かった。

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    2009年10月07日
  • けものみち(上)

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    米倉涼子ちゃんが主演したドラマでも知られている「けものみち」
    内容は、暴力を振るう旦那を焼き殺す所から始まる^^;
    行くも地獄、帰るも地獄。どちらの道も地獄には違いない・・・

    嗚呼・・・・恐ろしい名言。ダークですな(-。-;) 是非ともご覧アレ。

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    2009年10月04日
  • わるいやつら(上)

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    この小説が書かれたのが私が生まれる前って事に衝撃を受けた。
    確かに文体とか登場人物の些細な意識とかは古いなとは思うが、ストーリーとしては何も古さを感じない。
    上巻では戸谷の嫌な部分がとことん書いてあり、戸谷に対する憎悪感ばかりが増すばかりです(作者の狙いなのでしょうが)

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    2009年10月04日
  • 証明

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    作家志望のうだつのあがらぬ夫をもつ新妻がふと陥った色欲の魔道を人間心理の洞察をこめて描いた「証明」と「新開地の事件」「密宗律仙教」「留守宅の事件」の推理四篇

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    2009年10月07日
  • 犯罪の回送

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    北海道の北浦市市長春田は、陳情上京中に失踪、数日後に武蔵野林で絞死体となって発見される。捜査陣は、政敵早川議員に疑いを向けるが、直後早川の溺死体が地元の沖合いに浮かび、事件は予想外の展開をみせる。地域開発としての埋立て計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道‐東京間を行き交う、スリリングな傑作長編ミステリー。

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    2009年10月07日
  • 黄色い風土

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    日本列島を北から南へ連続して起った6つの変死事件――奇妙な新婚旅行の男の変死と花嫁の失踪。この不可解な謎を内偵した週刊誌記者若宮四郎の取材活動は、事件の背後に暗躍する黒い集団の全貌を追及し、富士山麓の樹海に対決する。飽くなき記者魂と、現代社会に巣喰う悪への挑戦を描く本格推理の傑作。


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    2009年10月07日
  • 黒い福音

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    なんでも実際の事件をもとに描かれた物語なんだそうな。戦後日本で急成長した某キリスト教団体の黒い金脈とスチュワーデス殺人事件のなぞを解くみたいな。松本清張のサスペンスは事件の解決そのものよりその裏にある人間のドロッドロした有様が描かれてて好きです☆

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    2009年10月04日
  • けものみち(上)

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    平凡な女の人が、ほんの些細なきっかけから、どす黒い世界に足を踏み入れる。 きっと、政界とか上の方って今でもこんな風にどす黒いんだろうなぁ。 登場人物は、みんながみんなコドク。人を信じられない世界って生きてて苦しいだろうな。
    それにしても主人公の女は頭わるいな。

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    2009年10月04日
  • 神々の乱心 上

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    舞台は昭和初期の日本。中国・満州のエピソードも出てきます。新興宗教、阿片関連の事件も関係してきて複雑な人間関係がしだいに明らかになっていきます。
    でも私にとってはなじみのない漢字が多く、とっても読みにくく進まない!結構流し読みしてしまいました。
    おもしろいところは、二人の人間が個別に捜査を進めていくところ。全く関係のなかった二人が、偶然出会って駆け引きをしたり、でも協力はしない、この二人から得られる情報を紡ぎ合わせて一本にしていくのがとても楽しい。

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    2009年10月04日
  • けものみち(下)

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    民子って性格が悪い・・・あと、あんまり関係ないけど、ドラマの米倉りょうこの髪型が変・・・あんなソバージュ、最近みないけど、時代は現代なんだよね??民子は、結局人をあやつる側にいけなかった気がするけど、ドラマもそんな感じになるのかな。

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    2009年10月04日