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米倉涼子主演のドラマ原作。病院長・戸谷は、自分の欲望を満たすため、病院という名の密室で完全犯罪を繰り返し、さらに次の犯行をも決意する。社会的地位をもちながら、その裏で、次々に女をだまし、関係しては金を取りあげ、殺していく戸谷。やがて、彼に訪れる意外な結末は……。悪と悪の対決。極悪人は誰か? 冷酷非情な現代人の欲望を描く推理長編。
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Posted by ブクログ
2015.12.2 途中から面白くなり一気に読んだ。戸谷の傍若無人っぷり、傲慢さ、人をばかにしまくってるところが痛快。そして、勧善懲悪で、最後には罰をくらうのも痛快。 最後の寺島トヨの復活には、ちと無理があるかな。 簡潔な文章で面白かったです。
下巻はぐいぐい読めたなあ。 絶対これ、あとで何か一波乱あるだろ、っていう所を主人公が見逃していてもどかしい。 主人公も十分悪いやつなのだが、ついつい肩入れしてしまう。 シンプルな文章が余計に面白くしていると思う。
ある意味、予想通りの展開ですが、最終行まで楽しめます。 医者による完全犯罪への視点が斬新!! いちばん「わるいやつ」は誰かな?
終わり近くになって結末が見えてくるのですが 文章が淡々としており 話の進みもなんとなく予想できるのですが 内容が異常、登場人物の言動が異常なため 簡潔な文章が面白さを余計に引き立てていると感じました。 下巻の登場人物で怪しいのが 主人公とその友人の弁護士。 主人公を取り巻く女たちも怪しいのですが...続きを読む… 特に死んだはずの女が生きているという部分は。 やはり主人公と弁護士、この二人の行動が下巻の見どころかと思います。 しかし、だれが本当に悪い奴かは 本を閉じるまで誰もわかりません。 読めば読むほど面白さを増す松本清張の作品です。 最後のどんでん返しのような結末は やはり読んでみなければわからない面白さです。 松本清張と聞くだけで少々とっつきにくいイメージを持つかもしれませんが 思いきって読んでみてください。 ハマります!
自分が小説を書こうとしてることに、 おこがましさを覚えるほど圧倒的に面白い作品でした。 松本清張氏の本は全部読もうと決めました。 今やボクの中では神様です。
上にもまして下はもっと面白い。 こんな展開になるの?なんて読みながらびっくり。 ちょっと想像できない展開。 悪い主人公なんだけど、頑張れなんて応援したくなる場面もあり 最後の刑事の種明かしは寝るのも惜しいくらい 一気に読みました。 米倉涼子さんのDVD見たくなりました。
最後の一行まで、ぐいぐい引き込まれてしまった。 トリックや仕掛けは分かりやすいのだけれども、この本の真価はそういうところではなくて、 人間の持っている個人的理由による悪を、読んだ人がどう捉えるかだと思う。 ボクは不覚にも、戸谷に感情移入してしまった。 「わるいやつ」を気取りながら、結局は “ふつ...続きを読むうの人間のふりをしたほんとうの「わるいやつら」”にはめられていく様、そして 地位やプライド、つかみかけたものすべてが滑り落ちていく様は、 読んでいて、かなりドキドキものでした。
おもしろくて、一気読み。 戸谷がおいつめられていく様がすごい。 戸谷、さようなら。 そして…本当に悪党だらけだねぇ。 おもしろかった!
昭和35年から週刊新潮にて約1年間、連載された小説らしい。考えてみれば、半世紀以上も前に書かれた作品。当時の医師や弁護士となると、現在よりさらに社会的な地位や信頼も高かったと推察されるが、こうした職業人をストーリーの中心に据えるのあたりは、松本清張ならであるように思われる。また、骨董の世界の裏と面も...続きを読む、重要なポイントになっている。本作品の特徴は、登場人物がすべて悪人であること。まさに、タイトル通り「わるいやつら」である。弁護士の下見沢、そして槙村隆子のその後の人生が気になる。
下巻。 期待通りに戸谷が追い詰められていく様が愉快だった。 他人を弄んで手玉に取ってたつもりが、逆に手のひらで踊らされていたっていう、なんて哀れで滑稽なんだろうか。 読み終わって改めて「わるいやつら」というのは面白いタイトルだなと思った。 本当のわるいやつらは誰か…?あの二人か?いや、やっぱり一番悪...続きを読むい奴は戸谷だと思う。身から出た錆、自業自得、因果応報。 上下巻一気に読んでしまった。松本清張は読みやすくて面白い。 「黒革の手帳」「砂の器」「わるいやつら」と読んだから次は何を読もうかな。
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