松本清張のレビュー一覧

  • 黒革の手帖(下)

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    架空口座など当時の時代感を知れるのは面白かった。
    米倉涼子版の黒革の手帖と中盤以降展開が異なっていて新鮮さがあった。
    元子は自分のことを商才があると思っていそうだが、カルネの経営もいまいちだったあたり全く向いてなかったのかなと思いました。

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    2021年09月05日
  • 数の風景

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    人間、欲を出し過ぎると潰される…
    王道推理小説ではないが、作家・松本清張の知識の広さが伺える1冊です。物語の後半まで特に事件も起きず、退屈と言えば退屈なんだけど、世界遺産に登録される前の石見銀山、計算狂、高圧送電線と電力会社のことなど、内容が面白く、じっくり読んでしまいました。

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    2021年08月27日
  • 共犯者

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    初清張作品。
    序盤は非常にどんどんと読み進んだが、途中で読む体力が持たず、ペースダウン。

    あまり推理物を読んでこなかったため、全部読むには体力がいる。

    内容としては、他にはない切り口で興味深い物であった。ただ、短編ではなく、長編を読みたいと思った。

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    2021年08月13日
  • 砂の器(上)

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    丹羽哲郎のリマスター版映画で鑑賞
    蒲田から始まること、東北訛りのカメダという言葉から、踊る大捜査線を思い出したのは私だけではないだろう。

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    2021年08月02日
  • 夜光の階段(上)

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    登場する女性がほとんどほんとにいやなやつ。
    主人公がなぜそこまでするに至ったかの過去の描写がもっと見たかった。

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    2021年07月12日
  • けものみち(下)

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    ネタバレ

    ひらがなで「けものみち」のタイトルがカッコよくて好きです。でも、内容はイマイチかな…
    登場人物がみんなろくでもないので、誰も幸せにならなくて良いと思いました。
    主人公の民子は、途中までは「このまま悪女の道を進むのか…」とドキドキしたけど、小滝に恋してからは、ただの馬鹿オンナに成り下がってがっかりしました。

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    2021年07月02日
  • わるいやつら(上)

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    ある病院の院長のお話。この院長はとても悪い奴で、病院の経営がうまくいかないにもかかわらず、骨董品などにお金を使い浪費する日々。経営の損失を補填するために女から金を騙して取り、そして病院にお金を使うのではなく、自分の遊びのためにお金を使う。そして、この院長の愛人たちも悪い奴らであるように思える。

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    2021年05月02日
  • 火と汐

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    50年以上前の作品であり別の国の話のようでもあるが、日本人の人間性が事件の根底にあり、日本の原型を感じさせる。

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    2021年04月03日
  • 黒い画集

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    冒頭の「遭難」を読みたくて借りた。
    松本清張の本は「黒革の手帳」以来だが、今回は短編集だが、一つ一つが手の込んだミステリーだった。
    遭難は冬山登山の描写がリアルで、遭難の場面描写はぞっとした。
    しかし昭和30年代前半に書かれているということで社会的な背景が古く、男女関係に関しては少し不快な思いもしたが、町の様子や駅の様子なども当時の状況も古く(当たり前だが)、よく知っている駅の周りの描写が、話の筋とは別にとても興味深かった。

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    2021年03月27日
  • 黒い福音

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    犯罪はどこで道を誤れば至るのか。聖人君子ではない神父もまた人として道を見誤る。裏社会にも通じる圧力は時に政治や世間体へと影響する。真実を突き止められずに終幕する未解決事件、悔恨が日常の営みに溶け込んでいく。忘却へと流される被害者の無念が私たちの心にひっそりと宿した時に変えよう変わろうという声となることを望む。変えなければならないのは世間よりも先に私たちなのだ。

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    2021年03月04日
  • 或る「小倉日記」伝―傑作短編集(一)―

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    ー或る「小倉日記」伝

    1952年の作品で,第28回芥川賞受賞作。肉体的な欠陥を抱えながらも頭脳の明敏な一青年が,森鴎外「小倉日記」の巡礼を行う話。ある種のコンプレックスによる悲劇性を学問の追究へと昇華させた感じか。周辺人物も大事で,常に献身的な母や"コケットリイ"てる子,これらの存在が主人公の姿勢に影響する。

    他の短編にしても書いてあることは似ていて,学者が表現者かであろうと夢中になる者,気分はどうあれ献身する者,機会があるごとに出し抜こうという雑な悪意,人々の生涯,あたりだろう。考古学や歴史学に対する考察の姿勢は,ひねくれた面はあるものの根は真摯そのものだと受け取った

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    2021年02月28日
  • 風の視線(上)~松本清張プレミアム・ミステリー~

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    長編ロマン。一人の男に振り回され、いろいろなしがらみから、行き違いになった男女の物語。克明に描かれる描写が頭に情景を想起させる。

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    2021年01月19日
  • 風の視線(下)~松本清張プレミアム・ミステリー~

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    長編ロマン。一人の男に振り回され、いろいろなしがらみから、行き違いになった男女の物語。克明に描かれる描写が頭に情景を想起させる。

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    2021年01月19日
  • 黒革の手帖(上)

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    やはり昭和と令和の今で時代が少し違っていて初めは読みづらかったけれど、だんだん慣れてきて面白くなってきた。下巻が楽しみだ。

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    2021年01月17日
  • 彩霧(さいむ)~松本清張プレミアム・ミステリー~

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    公金の拐帯事件から始まるミステリー。
    金を使う者、金に使われる者。そして、使われてしまった者の最後を書き上げた作品。

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    2021年01月04日
  • 高校殺人事件

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    高校生たちが主になり身近に起きた事件を明かしていく。松本清張氏といえば、サラリーマンが主になる小説というイメージが強いため、本作品を読むと著者の新鮮な面が見える様だ。

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    2020年12月30日
  • 軍師の境遇 新装版

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    黒田官兵衛他3つの短編。官兵衛ほどの知謀があれば主家など見捨て宇喜多直家や斎藤道三の様にお家を乗っ取る事も出来たかもしれないがそこまでの野心は無く意外にも主家を思う人情家。よく考えたら本能寺の変からわずか8年程で天下統一を成し遂げた秀吉の軍師。秀吉が最大限に警戒する人物なのも納得する。

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    2020年12月29日
  • 黒い手帖

    購入済み

    物書きの参考書

    松本清張様の構想、ネタの元、アイデア、メモの取り方など、物書きを目指す方にはとても参考になるのではないでしょうか。
    ぼんやりとリラックスした時にこそいい発想ができるなんて、納得です。昔流行ったアルファ波とでもいえるでしょうか。
    個人的には「日本の黒い霧」のほうがおもしろくて、こちらとダブル部分もあったのですが、黒い霧はやっぱりすごいと、改めて思いました。

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    2020年11月01日
  • けものみち(下)

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    人は権力に溺れたり権力の恩恵に与ろうとすると道を踏み誤るものだなと思った。竹中平蔵曰く、忖度には相手の考えを汲もうとする正しい必要な忖度と、そうでない不適切な忖度があるらしい。私利私欲のための忖度は良くない結果を招く良い例を描いた物語だと思った。

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    2020年10月06日
  • 不安な演奏

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    今でいうところのラブホテルでの秘め事、それも男同士のものを録音したつもりが、秘め事は秘め事でも殺人計画らしき会話が録音されていたことから、ストーリーは展開する。柏崎、出雲崎での身元不明の女性の水死体、教会から信者に配られた私鉄乗車回数券、まさに上り調子の国会議員の大臣就任と選挙違反の発覚、その選挙運動に駆り出されていた地元政治家や区会議員。雑誌記者、映画監督、そして旅先で出会い捜査に加わる不思議かつ怪しい青年。
    長編小説で、最初の出だしは快調なペースで読めるが、しかしなかなかストーリーは単調で変化なし。後半で一気に解明への手掛かりが掴めて解決に向かっていく。その途中の遅々として展開しないストー

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    2020年08月24日