松本清張のレビュー一覧
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購入済み
風の息
史実に依存した小説なのか、単に史実の一端をネタにした小説なのか、気になるところ。読み進むうちにストーリー展開はほとんどフィクションのように思えてきた。もったいぶらないで「面白いフィクション小説だよ」と最初に言ってもらえば、史実へのこだわりはなく、面白く読める。
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購入済み
彩霧
ストーリー展開に強引さがあるが、清張の文章力で、読まされてしまった。当初端役かと思った人物が主人公。主人公の推理力がストーリー展開の中心となっているが、物語が過ぎる。作家の都合が見えてしまう。悪の中心人物との最終対決を描かずして終わってしまった。
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Posted by ブクログ
★特長
本文528ページ
ミステリー小説紹介のYouTubeきっかけで知る。
1957年週刊読売にて連載。
1958年松竹映画化。佐田啓二主演。
2022年WOWOWで連続ドラマ化。小泉孝太郎主演。
手形詐欺に端を発する連続殺人事件の謎を描いた傑作ミステリー。
★魅力
戦後十年後くらいの昭和時代のミステリー
手形、電話、電報、電車の仕組みなど
昭和のレトロな風俗がノスタルジック
事件解決のヒントを握るミステリアスな美女への
主人公の恋心
★感想
物語中頃までは推測ばかりで、
事件の核心にせまれませんでしたが、
ラスト残り30パーセントくらいから、
展開が速くなり、引き込まれました。
文章は -
Posted by ブクログ
「松本清張」の長篇サスペンス作品『強き蟻』を読みました。
『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈上〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈中〉』、『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション〈下〉』、『眼の壁』、『時間の習俗』、『霧の旗』に続き「松本清張」作品です。
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欲望が犯罪を生み出す!
夫の遺産を狙う「伊佐子」のまわりには、欲望にとりつかれ蟻のようにうごめきまわる人々。
男女入り乱れ愛欲が犯罪を生み出す異色の長篇!
遺産目当てに三十歳も年上の会社重役と結婚した「沢田伊佐子」。
女盛りの肉体を武器に -
Posted by ブクログ
1957(昭和32)年から1962(昭和37)年、次々と傑作を大量に発表し、清張ブームを巻き起こした脂ののった時期の短編集。調べてみると、ちゃんと発表年代順に作品が並んでいることがわかった。
おおむねミステリ/推理小説の系列の作品が多いようだが、清張の場合は犯人の欲望を描き、倒叙の形で構成された方が彼らしくて面白い。なので、本格推理小説というのとはちょっと違う。興味は卓抜な探偵にあるのではなく、一線を超え犯罪を企むことになった犯人の欲動のあり方にある。そしてそれが、清張らしく一切同情心のない、ドライでクールなストーリーテリングとなっている。やはり読んでいてそれが清張の醍醐味であり、面白い。