松本清張のレビュー一覧

  • 神と野獣の日

    Posted by ブクログ

    核爆弾が誤射され、あと1時間でここ東京で爆発する。
    無謀にもひたすら逃げる人、安楽死を選ぶ人、最後を愛する人と過ごすことを望人、理性をすて野獣と化す人。そんな中でも、こっけいにも己の政治欲を満たそうとするひと。
    人々の混乱と政治の滑稽さが描かれている。

    1分、1分に緊張し、ページを繰る手がとまらなかった。

    0
    2010年09月11日
  • 連環

    Posted by ブクログ

    ストーリーテラーという言葉は松本清張のためにあるのではないかと痛感した作品。中でもこの作品はエンターテイメント性に優れ、今ではサスペンスドラマの定番になった「断崖」のシーンもこの小説の影響では、と思わせます。タイトルの「連環」は環をつなぐように嘘を積み重ねていった主人公が最後に自分の首に環をかけることになる、ということでしょか?
    どんでん返しにさらにオチがついて一ひねりしてある小粋さ。情事の場面を多用していても、純文学のカテゴリに入っても充分なほどの豊かな表現力が作品の質を高めています。
    ミステリを再読することは愚かなことかもしれませんが、私は清張作品は、時を経て再読してしても面白さは失わない

    1
    2010年06月25日
  • 奥羽の二人

    Posted by ブクログ

    伊達政宗と蒲生氏郷の攻防を描いた表題作のほか、細川幽斎・安国寺恵瓊・豊臣秀吉・石川数正・福島正則・最上義光などの短編10作を収録。
    読みやすいです。

    0
    2010年06月20日
  • 影の地帯

    Posted by ブクログ

    2009/11/13
    面白い。本当によく書けているけれど、あまりに怖いので☆4つにします。
    はぁ、怖かった。。。

    0
    2010年05月24日
  • 黒い画集

    Posted by ブクログ

    全ての短編がスリリング。
    結末は最後までわからない。

    昭和の風俗(まじめな意味)の勉強にもなる。

    面白かった。

    0
    2010年05月23日
  • けものみち(下)

    Posted by ブクログ

    どの人も得体が知れず、最後まで不気味だった。「利用されているふりをして利用する」という意味を考えながら読んだが、終わり近くなってやっと納得。展開が全く読めず、小滝の真意もずっと謎だった。

    0
    2010年05月19日
  • 紅い白描

    Posted by ブクログ

    殺人事件は起こらないです。わりと今では有名なオチ?で話は終わるんですが・・・面白い。松本清張の作品に出てくる男性に何かひかれます。葛山さーん!!

    0
    2010年04月01日
  • けものみち(上)

    Posted by ブクログ

    人間とは強欲な生き物であるということがありありと描かれている。
    貧しい環境、豊かな環境、それぞれ置かれた環境内で欲望が高まる。
    特に主人公の民子の小滝への執着は寛次と過ごしていた旅館で働いていた頃の面影もなくなっていく。

    環境が変わったから、強欲になっていたのか、それとも貧しい環境で覆われていた本性が現れたのか。。。


    秦野の「女はとにかく浮気の相手をひとりに決めたがる」という科白は、いつの時代も変わらない気がする。

    0
    2010年06月14日
  • 彩り河(下)

    Posted by ブクログ

    出世争いに敗れた主人公
    主人公が不倫した女(ムアンのママ)
    女と出生争いに勝利した社長のパトロン
    殺された和子
    パトロンは別にいるのでは?
    倒産へ追いやった実態とは。

    0
    2010年02月21日
  • 彩り河(上)

    Posted by ブクログ

    出世争いに敗れた主人公
    主人公が不倫した女(ムアンのママ)
    女と出生争いに勝利した社長のパトロン
    殺された和子
    パトロンは別にいるのでは?
    倒産へ追いやった実態とは。

    0
    2010年02月21日
  • 霧の旗

    Posted by ブクログ

    桐子、こわい。。

    わたしだったら、、残念な兄のためにここまではできないな、、、

    海老サマが何役で出演するのか興味津々。

    0
    2010年02月06日
  • わるいやつら(上)

    Posted by ブクログ

    浅はかな男と、その男に騙される馬鹿な女たち。結婚をちらつかせれば思い通りになるという、なんとも単純な考え。温泉地を巡るくだりはドキドキして、ドッと疲れるのに読むのをやめられなかった。

    0
    2010年01月08日
  • 無宿人別帳

    Posted by ブクログ

    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    人別書きを持たずに故郷を出奔した者に就く職はない。無宿者は江戸制度の谷間であった―。賭場の喧嘩で八丈島へ流され、赦免船を待ちわびる忠五郎、牢の火事で思わぬ自由を得た平吉、佐渡から島抜けを図る新平、入墨を暴かれて堅気の暮しを失う卯助など、自由と公正を渇望する男達を描いた傑作時代短篇集。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~

    0
    2009年12月31日
  • 黒い福音

    Posted by ブクログ

    中央公論社のハードカバーな清張。清張は文庫だらけなので稀。
    真っ黒なジャケットに、真っ赤な紙ととっても凝った装丁です。お洒落!
    外国人宣教師が関わったとされるスチュワーデス殺人事件を題材にした内容で、
    清張にしては珍しく美男美女がしかもロマンティックに書かれてます。
    ネタバレになるのであまり書きませんが、
    前半の平穏な舞台と、後半の怒涛の事件の流れが面白いです。
    推理小説というより、ゴシップ的な面白さかな。さらっと読めて楽しかったです

    0
    2009年12月28日
  • 黒い空

    Posted by ブクログ

    清張らしい暗くてじめじめしてて卑屈な話。
    冒頭は上杉家の内紛を書いていて一瞬歴史小説かと思いますが、
    第二章からじめじめ現代モードに入ります。
    山内上杉の末裔で、幾社も会社を経営している山内家に婿養子に入った男の話。
    書いてしまうとネタバレしてしまうので書きませんが、とにかく暗い!
    恋愛結婚で婿養子となった善朗の妻・定子は有能すぎる経営者。
    比べて善朗自身はどちらかというと無能力者。
    定子がチャンスを与えてもものにできず、ダメにしてしまう男で、
    日々妻から冷たい仕打ちを受けています。
    これだけでも清張満載なんですが、小説はどんどん泥沼へ。
    清張の常として美男美女は相変わらず出てきません。
    面白

    0
    2009年12月28日
  • 眼の壁

    Posted by ブクログ

    「点と線」で推理小説作家としての注目を集めた松本清張が次に送り出した作品。

    「大衆作家=松本清張」として巧いと感じるのは、導入部分。大企業の経理課長が単純な手口で手形をだまし取られ、自殺へと導かれる。そして、課長の敵討ちへと立ち上がる部下の主人公。この部分だけで重厚な短編小説ができそうだ。

    このリアルな導入部分があり、一気に先を読んでしまおうという気にさせる。小説を読ませようとする、ベストセラー作家の高等テクニックだ。

    物語の導入部分で観衆を引きつけることは、時代を経ても、その物語の完成度に重要だ。

    と、導入部分に感動したけど、ぶっちゃけ、「眼の壁」は導入部分が一番おもしろい。

    0
    2010年01月20日
  • Dの複合

    Posted by ブクログ

    09/11/30
    面白い。『点と線』より完成度高い。
    松本清張の本は、途中から一気に謎解きに入って
    スピーディーなスリリングさが味わえる。

    0
    2009年12月01日
  • わるいやつら(上)

    Posted by ブクログ

    本当に何を考えているやら。
    ろくに働きもせず、女から金を巻き上げることばかり考えている男。
    ああ、いやだ、いやだ。こんな男にはなりたくない。
    人間はどんどん堕落して、殺人にまで手を染めるようになる。
    おそらく、この男の上を行く悪い女が現れるのだろうと推理している。

    0
    2009年11月21日
  • 駅路

    Posted by ブクログ

    白い闇 ○捜査圏外の条件 ◎ある小官僚の抹殺 巻頭句の女 駅路 誤差 万葉翡翠 薄化粧の男 偶数 陸行水行

    0
    2009年11月14日
  • 男たちの晩節

    Posted by ブクログ

    初めて読む松本清張。
    短編集は物語の浅さなどがありあまり好きではないがこの一冊は別。
    特に駅路は秀逸。
    最後の一捻りでまた引き込まれる。

    想像していたより面白かったので、次回は是非長編を読みたいものだ。

    0
    2009年10月07日