松本清張のレビュー一覧

  • 天才画の女

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    芸術ミステリーはやはり惹きつけられる。
    松本清張の重厚な雰囲気は尚更だ。
    でも本作は後半にかけて駆け足で進み、急に収束したような感じで、最後にもう一波乱欲しかった。

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    2023年06月20日
  • 松本清張ジャンル別作品集 : 1 武将列伝

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    「調略」「三位入道」「陰謀将軍」「腹中の敵」「群疑」「武将不信」「特技」「面貌」「戦国権謀」「柳生一族」の10編が収録。

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    2023年05月21日
  • 任務 松本清張未刊行短篇集

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    この作家の膨大な作品の数々を「清張山脈」と称することがあります。デビューの遅さを反発力とするかのように社会構造、昭和史、古代史、占領下の闇、そして天皇制…テーマがテーマを呼び次々と連なっていく激しい造山活動は発表当時のジャーナリスティックなインパクトを超えて没後30年を過ぎ今もなお仰ぎ見られています。今年になってもNHKで「小説 帝銀事件」という作品自体の成立をテーマにしたドラマが放映されていました。しかし遠くで眺める山脈の中にどんどん分け入っていくとちょろちょろとした渓流にもならない湧き水みたいなものがあることを知るのです。湧き出ているのは人間の嫉妬、恨み、憧れ、虚栄、諦観、自分でもコントロ

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    2023年05月17日
  • 小説帝銀事件 新装版

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     帝銀事件について事件発生からその後の捜査までわかりやすく解説されている。小説というよりはノンフィクションで読みにくい箇所も多いが、事件への興味から割とすらすら読めた。平沢はどう見ても冤罪で警察の威信のためのスケープゴートとしか思えないが、彼自身が供述で引っ掻き回したり金の出所を明かさなかったりと、犯人にされても仕方ない状況を作っている。画界の興隆のために大量殺人犯の汚名を着せられてもいい、というのは理解できない。

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    2023年05月07日
  • 黒地の絵―傑作短編集(二)―

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    9つからなる短編集。
    後味悪くてなんだか読むの辛く感じた作品でしたが、ある意味人間の嫌な部分が露わになったストーリーに感じました。

    『二階』『拐帯行』『黒地の絵』『空白の意匠』
    『草笛』『確証』

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    2023年04月30日
  • 駅路

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    松本清張氏の傑作短編集第六弾。推理モノ。完全犯罪をめざすが、ひょんなことから犯行が露見してしまう。特殊なトリックなどなく、ある程度は予想された展開ではあるが、これが昭和30年代の作品とは驚きです。

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    2023年04月29日
  • 軍師の境遇 新装版

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    「松本清張」の時代小説集『軍師の境遇 新装版』を読みました。

    『表象詩人』、『溺れ谷』、『新装版 遠い接近』、『半生の記』に続き、「松本清張」作品です。

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    「松本清張」がつむぐ、軍師「黒田官兵衛」の波乱にみちた生涯。
    天正三年、「羽柴秀吉」と出会い、軍師「黒田官兵衛」の運命は動き出す。
    「秀吉」の下で智謀を発揮して天下取りを支えるも、その才ゆえに不遇の境地にも置かれた「官兵衛」の生涯を描いた表題作ほか、二編を収めた短編集。
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    「羽柴(豊臣)秀吉」の下で智謀を発揮した軍師の「黒田官兵衛(如水)」、戦

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    2023年04月09日
  • 佐渡流人行―傑作短編集(四)―

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    松本清張氏の傑作短編集の第四弾。第三弾と同じく時代モノで、11の話を収録。丹羽長彦、佐々成政、足利義昭など著名な武将の話もある。タイトルになった『佐渡流人行』が面白かった。

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    2023年03月25日
  • 徳川家康 新装版

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    昭和30年に青少年向けに書き下ろされた作品。大河「どうする家康」で脚光を浴びているが、本書購入の切っ掛けは『影武者徳川家康』だ。本書の書きぶりは平易で、204ページという短い紙数の中で、家康の誕生から死までをまとめ上げたのはさすが清張さんである。

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    2023年03月23日
  • 湖底の光芒

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    湖底の光芒

    大手企業の専務が、下請け企業に無理難題を押し付ける。一方、主人公は小規模な工場を営む女性経営者である。物語りは、この専務の悪意に満ちた思惑と、工場の経営に全身全霊を注ぐ主人公と、この義理の妹がおりなす。これらの結末が表題である。

    女性たちをたぶらかし虐げる場面がある、好みではない、ので星3つ。

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    2023年03月21日
  • 徳川家康 (新装版)

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    松本清張が書いた、子ども向けの家康の伝記です。職場の先輩に教えてもらい、大河ドラマも放送しているので、予習というか復習のために読みました。
    たまに清張流の「忍耐」「倹約」等の訓話めいた話が入りますが(笑)、家康視点の歴史がサクッとわかり、有難かったです。ちゃんと学校の授業、聞いておきゃよかった(歴史は苦手…)。

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    2023年03月12日
  • 霧の旗

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    ネタバレ

    この作品は、何度か映画化されている。
    主演も賠償千恵子から安田成美、堀北真希など有名な女優が演じている。
    無実の罪で投獄されたした兄(弟)を助けようと、東京の有名弁護士に弁護を依頼するが、無残にも断られた主人公の復讐を描いている。

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    2023年02月18日
  • 駅路

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    巻頭の話がサスペンス向きで面白かった。
    どの話も独特な暗さを感じるの自分だけだろうか。
    短編とはいえ取材のみならず勉強(邪馬台国の辺りとか)はさすが巨匠だと思う。

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    2023年02月09日
  • 隠花平原(上)

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    義兄殺人を追う画家の話。
    小説だからといってしまえばだけど聞き込み能力に加えて主人公の記憶力が凄い。
    情報を取得すべく人脈を活かす行動力は今のところ刑事より先回っている。この人なら他の仕事でも成功するような気もするが下巻は未読のため先は気になる。

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    2023年02月09日
  • 西郷札―傑作短編集(三)―

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    松本清張氏の傑作短編集第三弾。12編の短編からなる。時代小説版だが、時代は江戸から明治維新ごろまで。多くの話は、時代の主流になれなかった人物が主人公になっている。ハッピーエンドではなく、もの悲しい。『恋情』では、男の純愛が描かれるが、清張氏はこんな話も書けるんだ。

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    2023年02月01日
  • なぜ「星図」が開いていたか―初期ミステリ傑作集―(新潮文庫)

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    著者初期の推理小説8編。解説に日常性と動機を重視した草分けとあるがそのとおりだろう。すでに幾作かは既読のものもありからくりも浅いものもあったとはいえ、読み返してもおもしろく感じた。2022.12.28

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    2022年12月28日
  • なぜ「星図」が開いていたか―初期ミステリ傑作集―(新潮文庫)

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    短編なのでさくさくと。
    どれも良質な推理小説で、
    これが松本清張かぁ…って感じ。

    あちこちで喫煙シーンが多くて、
    時代を感じてしまいました。

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    2022年12月21日
  • 黒地の絵―傑作短編集(二)―

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    松本清張の傑作短編集第二弾。現代と言っても昭和中頃の話。七つの短編からなる。ミステリー要素あり、さらっと読ませる。さすが清張さん。

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    2022年12月14日
  • 絢爛たる流離

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    昭和初期、九州の炭坑主が娘に買い与えた3カラットのダイヤの指輪が、持ち主を変えて それに関わる人の運命を変えていく。12話の連作短編集。昭和初期の戦争による人間の業や欲望で殺しに発展するドロドロの人間関係。愛憎は紙一重というのが生々しいほど表れている。女も男も欲の塊で、清張らしい。

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    2022年12月11日
  • P+D BOOKS 風の息 (上)

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    風の息

    史実に依存した小説なのか、単に史実の一端をネタにした小説なのか、気になるところ。読み進むうちにストーリー展開はほとんどフィクションのように思えてきた。もったいぶらないで「面白いフィクション小説だよ」と最初に言ってもらえば、史実へのこだわりはなく、面白く読める。

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    2022年12月05日