あらすじ
天文11年、三河国岡崎。周囲を強敵に囲まれた小さな大名家に、ひとりの男の子が誕生した。竹千代と名付けられた少年は、家を守るために幼い頃から人質生活を余儀なくされる。元服を機に故郷への帰還を果たした竹千代だったが、すぐに強敵・織田信長との決戦に巻き込まれて……。天下を併呑し、歴史にその名を刻んだ傑物・徳川家康の波乱と超克に満ちた、獅子のごとき生涯。大作家・松本清張が描く、最も分かりやすい家康伝。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
松本清張さんの作品なんですが、小学生でも簡単に読めました!
徳川家康のことは学校で習っていたのである程度はわかるんですけど、その裏に隠された意外な真実を思い知らされました!歴史番組を見ていてもああこのことかぁ〜と分かるようになってきて、面白いです!徳川家康が子供の頃、竹千代だった頃はこの歳でこんなに苦労した人はいないと思いました!
歴史が苦手な人や、松本清張さんの作品が読んでみたいと思っている人にオススメです!
Posted by ブクログ
松本清張の本だが、内容は平易でわかりやすい。中学生向けに書かれた本なのかな?
家康の生涯を文庫本240ページでまとめているので、余分な部分がなく読みやすい。
書かれている内容が1964年当時の研究内容に依拠しているため、最新の研究との認識の差異は、解説で小和田哲男先生がまとめられている。
2023年の大河が徳川家康らしく、関連本が続々出ているが、はじめの一冊としてオススメの本。