松本清張のレビュー一覧

  • 夜光の階段(上)

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    松本清張の本。1985年。美容師が成功の階段を上がっていくお話。現代のカリスマ美容師には、主人公のように悪くはないだろう。

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    2009年10月07日
  • 紅い白描

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    美大を卒業したばかりの葉子は、憧れの葛山デザイン研究所に入所する。尊敬する鬼才、葛山の下で精一杯、勉強したかったからだ。が、不可解な葛山の言動から、彼の作品のオリジナリティに疑惑をもつ。真実を知りたいという熱い思いにかられ、葛山の周辺を次々に追及する葉子の前にあらわれた意外な真相とは―。常に斬新でなければならない一流デザイナーの苦悩を、華やかな業界を背景に描いた傑作サスペンスロマン。

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    2009年10月07日
  • 隠花平原(上)

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    著者初の歴史小説「細川ガラシャ夫人」、青春の孤独を描いた傑作「石の森」そして「毒麦の季」他、短編の名手としての力量を存分に発揮した6編を収める。

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    2009年10月07日
  • 影の地帯

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    犯人の首領格がヤツだったとは・・。まさかあいつが一味に加勢していたなんて・・。これは最後の最後、事件の全容が明かされたときの感想。新進のカメラマン田代は、とある偶然から不可解な謎に巡り合う。そこには平然を装い、心奥でほくそ笑む輩どもの罠がまっていた。700頁にのぼる長編推理小説。

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    2009年10月04日
  • Dの複合

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    伝説部分は少々読みにくいものの、ストーリーはそれなりに楽しめる。清張独特の重厚感はやや影を潜めるが、巧妙に仕込まれた取材旅行のステージが序盤から用意されている。いつしか主人公の作家とともに、事件の渦中に引き込まれてしまった。本タイトルには重要な意味が隠されている。

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    2009年10月04日
  • 顔・白い闇

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    やっぱりうまい。「白い闇」は結末は読めたけれども、真相が暴かれるくだりは妙に背筋が寒くなるような気持ち悪さが・・・印象的。

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    2009年10月04日
  • 渦

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    視聴率の謎に迫ろうと調査を始めた主人公がはめられていく話。古いけど、人間描写も凄いしリアリティがあってスリリング。

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    2009年10月04日
  • 人間水域

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    芸術で世の中に出るということの難しさ、華やかさ、悲しさ…。芸術を支えるものの野望と心の危うさに胸が痛みました。

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    2009年10月04日
  • 影の地帯

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    「Dの複合」に続き、再び松本清張作品の「影の地帯」を読んでみた。

    新進カメラマンの田代利介が九州での取材旅行の帰途、飛行機の中で若い女性と同伴者の小太りな男と偶然出会う。この単なる偶然な出会いが思わぬ展開を見せていく。

    田代の行き付けのバーのマダムが失踪してしまい他殺体として発見される。田代は情報を求め動き回るが、その立ち寄り先に若い女性と小太りな男が現れる。最初は単なる偶然だったものが、田代が核心に近づくにしたがい意図的なものへと変化していく。そして、バーのマダムの失踪と時期を同じくして、大物政治家も行方不明となる事件が発生する。この事件も時期が偶然だったものが、次第に関連性が見

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    2009年10月04日
  • 渦

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    テレビ界の絶対指標ではあるが、実際にはその存在が不明瞭な「視聴率」の実態に主人公達が迫ろうとするサスペンス。視聴率買収問題などで、今でも巷をにぎわせているが、その実態は未だに多くの謎に包まれているという点で、現在になっても、非常に面白い読み物である。主人公達が、視聴率の真相に迫っていく過程から作品に虜にされ、次第に事件に巻き込まれ、ストーリーから抜けられなくなる本である。視聴率に興味のある人だけでなく、サスペンス好きも大いに楽しめる一冊であろう、

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    2009年10月04日
  • 半生の記

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    これも「清張入門セット」。『西郷札』『半生の記』を読んでから『砂の器』を読もうよ。この入門セットを読んでおくとおもしろさが断然違ってくるはず!

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    2009年10月04日
  • 死の枝

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    「交通事故死亡1名」「偽狂人の犯罪」「家紋」「史疑」「年下の男」「古本」「ペルシャの測天儀」「不法建築」「入江の記憶」「不在宴会」「土偶」

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    2009年10月04日
  • 点と線

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    ネタバレ

    事件の内容も犯人も冒頭からわかっているのに、先が気になってどんどん読み進められるところがすごい。
    そして読者側も警察と一緒に少しずつ真相に向かって謎を解いていけるので、実際に捜査をしている気持ちになれる。

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    2026年04月12日
  • 二重葉脈 新装版

    購入済み

    二重葉脈 新装版

    イコマ電器は粉飾決算を続け倒産した。ワンマン社長の生駒伝治は倒産を見越して、専務の前岡正造と常務の杉村治雄と共謀し、会社資金を横領した。杉村が旅行に行くといったきり行方不明となる。続いて前岡も姿が消える。倒産会社の重役の行方不明は、警視庁捜査一課の神野刑事らの知ることとなる。

    物語の前半では、倒産により被害を受けた下請け業者の神岡や北川や鈴木達の生駒に対する恨みつらみがが語られる。また下村るり子もその一人である。

    中盤で事件はおきる、次々と殺人事件が発生する。神野刑事と塚田刑事が、生駒らが不正に隠した会社資金の分前をめぐる暗躍に迫る。イコマ電器の下請け業者達の事件の関わりも見えてくる

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    2026年04月11日
  • けものみち(下)

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    昭和感満載の松本清張節がしっかり効いている作品で、いわゆる悪女物の作品です。
    成り上がるために、政界のフィクサー的な老人に取り込まれますが、癖が強すぎです。
    性的描写が何回か出てくるのですが、年齢的ギャップを考えると、あまり良いものではないなと思ってしまいました。
    最後は意外とあっけなかったので、もう一捻り欲しかったなといった印象でした。

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    2026年04月08日
  • けものみち(上)

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    昭和感満載の松本清張節がしっかり効いている作品で、いわゆる悪女物の作品です。
    成り上がるために、政界のフィクサー的な老人に取り込まれますが、癖が強すぎです。
    性的描写が何回か出てくるのですが、年齢的ギャップを考えると、あまり良いものではないなと思ってしまいました。
    最後は意外とあっけなかったので、もう一捻り欲しかったなといった印象でした。

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    2026年04月08日
  • 小説帝銀事件 新装版

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     昭和の未解決事件「帝銀事件」。今では、ほとんどの人が犯人とされた平沢貞通は犯人ではないと思っているのかもしれないが、当時は平沢犯人説で決定された。そこに疑問を抱き、一新聞社員の回顧録という形で、事件を綿密に取材し世間に発表したのがこの作品である。
     作者の松本清張が言っているように、警察の見解がマスコミの見解となり、それが世間の見解になるというのは怖いことだが、今でも起こりうることである。

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    2026年04月06日
  • 点と線

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    社会派ミステリーの名作という名に相応しい綿密かつ緻密なミステリーで面白かった。
    現代のミステリー小説のような「派手さ」は無いが、それ故実現可能なように思わせる面白さがあった。
    解決に奔走する刑事も泥臭く足で調査をする姿は現代の探偵役とは一味違った格好良さがあったと思う。

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    2026年03月29日
  • 眼の壁

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    清張作品を初めて読んだ。日経新聞1面の「春秋」欄で本書に触れていて興味を持ったのがきっかけ。ただ、何に興味を持ったのか忘れてしまったのは残念。

    戦後間もない頃が舞台の作品のため、「現代にはそぐわない」表現が多々あるのは致し方ない。やたら煙草を吸うシーンがある、「女の子」という呼び方、そして見ず知らずの他人に個人情報をべらべら喋る人々。特に3番目は現代の人間が読むとかなり違和感があるが、この世界観がないと話は序盤でストップしてしまう。

    この違和感が軸でストーリーが展開される。探偵でも刑事でもない20代の主人公が警察より先回りして事件を調べ上げ、真相に迫る。今はほぼ絶滅した2時間ドラマでお馴染

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    2026年03月25日
  • 西郷札―傑作短編集(三)―

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    人情ものでホロリとさせられたり、読んでいて気持ちが晴れるような話は『くるま宿』等を例外として少なく、どれも暗い結末を辿るのは「或る『小倉日記』伝」収録の短編と似ている。これぞ清張、という感じである。

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    2026年03月14日