松本清張のレビュー一覧
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ネタバレ初の松本清張。なんとなく文が硬そうなイメージがあったのだけれど、読んでみると全くそんなことはなく易しい文章でとてもびっくりした。
時刻表ミステリの名作と呼ばれるだけあって、北海道から博多まで大移動するストーリーは、三原刑事による容疑者のアリバイ崩しが主軸になっている。
新幹線では到底間に合わないよな……そうだ!飛行機を使ったのか!?のひらめきには思わず笑ったけど、まぁ戦後まもなくの時代だから、空路は当たり前の手段ではなかったのだろうな。
夫婦による心中偽装というトリックは素直に楽しめた。
文芸評論家によるあとがきでは、プロットの穴を指摘されててまたちょっと笑った。
この時代に推理小説書くの -
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先の衆院選で話題となった「中道」を池田大作氏が松本清張氏との対談で語っていると知り、探してみると昨年発刊されたものでした。
「右とか左とかいうのでなくて、日本の最大多数の人がどうすればほんとうに幸せになるか。あるのはそれだけだ。」
著名人計11人、遡ること1968年に行われた対談が収められている。他に名前と顔を一致できたのは、美濃部亮吉氏、松下幸之助氏くらい。ただ全ての対談者に共通していたのは、戦争を生き抜いてきたこと。多く語られていない点は、時代性からなのか。
清張氏は聞き役に徹しており、人となりをさらけ出すまでには至らなかったが、それぞれの「話のあと」には率直な感想、対談者のこれからが -
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ネタバレ感情が無。新婚なのに夫が行方不明、義兄は殺される、良き協力者も殺される、夫に娼婦上がりの女がいた。。。主人公が全ての事実を冷静に受け入れていて違和感がはんぱない。そして主人公が女のカンを元に考えるところはいいと思ったが、探偵としてかなり有能なので、元OL上がりの26歳がなぜこんなに推理できるのか、ここも疑問。基本的に人が推理要素としてしか見られていないような感じがする。感情や人柄、人となりが置き去りになっているように感じた。松本清張は、「電車、空間移動、地理」ネタを常に絡めるので、それが彼の得意ネタなのかと思った。そして主人公が夫に対してどんな感情を抱いていたのかもいまいちよくわからない。推理
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松本清張『共犯者』新潮文庫。
古本屋で貰った金券で購入。昭和55年、1980年の刊行と45年前の作品。当時は消費税も無く、文庫で320円というのは中程度の価格ではないか。自分が高校生だったこの時代には180円や280円、320円という価格で文庫が購入出来たのだ。
10編の短編を収録。
『共犯者』。過去に犯した強盗事件で手にした金で事業に成功しながら次第に疑念に囚われ、自滅していく男の話である。国内外問わずよくあるパターンの話であるが、松本清張の手にかかればスリリングな短編に生まれ変わる。松本清張をはじめ、昔の小説家はこうした教訓めいた短編を多く残している。
『恐喝者』。大雨で洪水に見舞