松本清張のレビュー一覧

  • わるいやつら(上)

    Posted by ブクログ

    ドラマ化されるというのでその前に読みました。上巻は惹きつけられて病まない内容。ページをめくる手が止まりませんでした。

    0
    2009年10月04日
  • わるいやつら(上)

    Posted by ブクログ

    医師戸谷信一と彼を取り巻く数多くの女性たちとのやり取りを描く。
    ふとしたことから戸谷は人殺しを図るのだが、それを隠すため・・・

    0
    2009年10月04日
  • わるいやつら(上)

    Posted by ブクログ

    まったく、とんでもないあほボンの登場です。

    大病院を父親から受け継いでおきながら、まったく医者としての仕事をせず、

    骨董品蒐集にうつつをぬかして経営困難に陥らせる。

    薬代の支払いさえままならないのに、まったく意に介さず
    不倫中の金持ちおばさん達からお金をせびっては食いつないでいる大バカ野郎だ。



    「なんだこいつーーー」

    怒りが頂点に達したときあたりから、

    ぼつぼつと周りの女達や友達からいやがらせを受けはじめる。

    自分がはめられてるなんて気がついてないんだから、ほんとにおめでたい。

    彼に対する「あきれ度数」が大きければ大きいほど

    後半、仕打ちを受ける彼の姿がおもしろくなってく

    0
    2009年10月04日
  • わるいやつら(下)

    Posted by ブクログ

    松本清張の本。1966年。この作品で、医者の死亡診断書という存在を知った。確かに完全犯罪になるのだろう。医者の道徳心に期待する。

    0
    2009年10月07日
  • Dの複合

    Posted by ブクログ

    松本清張の本。1973年。浦島太郎の由来など、日本地理と民俗説話が良くわかる。推理小説なのだが、地理や歴史についての知識が得られる。

    0
    2009年10月07日
  • 状況曲線(下)

    Posted by ブクログ

    松本清張の本。1992年。物事を円滑に進めるために、談合がある程度必要とも考えられている。本当はないほうが良いのだが。

    0
    2009年10月07日
  • 状況曲線(上)

    Posted by ブクログ

    松本清張の本。1992年。建設業界の話。談合は昔から行われていたことで、そこに小説でメスを入れる著者がすばらしい。

    0
    2009年10月07日
  • 夜光の階段(下)

    Posted by ブクログ

    松本清張の本。1985年。結婚を迫る女性を殺害してしまう。富と名声を強く求めると、周りが見えなくなるようだ。

    0
    2009年10月07日
  • 夜光の階段(上)

    Posted by ブクログ

    松本清張の本。1985年。美容師が成功の階段を上がっていくお話。現代のカリスマ美容師には、主人公のように悪くはないだろう。

    0
    2009年10月07日
  • 紅い白描

    Posted by ブクログ

    美大を卒業したばかりの葉子は、憧れの葛山デザイン研究所に入所する。尊敬する鬼才、葛山の下で精一杯、勉強したかったからだ。が、不可解な葛山の言動から、彼の作品のオリジナリティに疑惑をもつ。真実を知りたいという熱い思いにかられ、葛山の周辺を次々に追及する葉子の前にあらわれた意外な真相とは―。常に斬新でなければならない一流デザイナーの苦悩を、華やかな業界を背景に描いた傑作サスペンスロマン。

    0
    2009年10月07日
  • 隠花平原(上)

    Posted by ブクログ

    著者初の歴史小説「細川ガラシャ夫人」、青春の孤独を描いた傑作「石の森」そして「毒麦の季」他、短編の名手としての力量を存分に発揮した6編を収める。

    0
    2009年10月07日
  • 影の地帯

    Posted by ブクログ

    犯人の首領格がヤツだったとは・・。まさかあいつが一味に加勢していたなんて・・。これは最後の最後、事件の全容が明かされたときの感想。新進のカメラマン田代は、とある偶然から不可解な謎に巡り合う。そこには平然を装い、心奥でほくそ笑む輩どもの罠がまっていた。700頁にのぼる長編推理小説。

    0
    2009年10月04日
  • Dの複合

    Posted by ブクログ

    伝説部分は少々読みにくいものの、ストーリーはそれなりに楽しめる。清張独特の重厚感はやや影を潜めるが、巧妙に仕込まれた取材旅行のステージが序盤から用意されている。いつしか主人公の作家とともに、事件の渦中に引き込まれてしまった。本タイトルには重要な意味が隠されている。

    0
    2009年10月04日
  • 顔・白い闇

    Posted by ブクログ

    やっぱりうまい。「白い闇」は結末は読めたけれども、真相が暴かれるくだりは妙に背筋が寒くなるような気持ち悪さが・・・印象的。

    0
    2009年10月04日
  • 渦

    Posted by ブクログ

    視聴率の謎に迫ろうと調査を始めた主人公がはめられていく話。古いけど、人間描写も凄いしリアリティがあってスリリング。

    0
    2009年10月04日
  • 人間水域

    Posted by ブクログ

    芸術で世の中に出るということの難しさ、華やかさ、悲しさ…。芸術を支えるものの野望と心の危うさに胸が痛みました。

    0
    2009年10月04日
  • 影の地帯

    Posted by ブクログ

    「Dの複合」に続き、再び松本清張作品の「影の地帯」を読んでみた。

    新進カメラマンの田代利介が九州での取材旅行の帰途、飛行機の中で若い女性と同伴者の小太りな男と偶然出会う。この単なる偶然な出会いが思わぬ展開を見せていく。

    田代の行き付けのバーのマダムが失踪してしまい他殺体として発見される。田代は情報を求め動き回るが、その立ち寄り先に若い女性と小太りな男が現れる。最初は単なる偶然だったものが、田代が核心に近づくにしたがい意図的なものへと変化していく。そして、バーのマダムの失踪と時期を同じくして、大物政治家も行方不明となる事件が発生する。この事件も時期が偶然だったものが、次第に関連性が見

    0
    2009年10月04日
  • 渦

    Posted by ブクログ

    テレビ界の絶対指標ではあるが、実際にはその存在が不明瞭な「視聴率」の実態に主人公達が迫ろうとするサスペンス。視聴率買収問題などで、今でも巷をにぎわせているが、その実態は未だに多くの謎に包まれているという点で、現在になっても、非常に面白い読み物である。主人公達が、視聴率の真相に迫っていく過程から作品に虜にされ、次第に事件に巻き込まれ、ストーリーから抜けられなくなる本である。視聴率に興味のある人だけでなく、サスペンス好きも大いに楽しめる一冊であろう、

    0
    2009年10月04日
  • 半生の記

    Posted by ブクログ

    これも「清張入門セット」。『西郷札』『半生の記』を読んでから『砂の器』を読もうよ。この入門セットを読んでおくとおもしろさが断然違ってくるはず!

    0
    2009年10月04日
  • 死の枝

    Posted by ブクログ

    「交通事故死亡1名」「偽狂人の犯罪」「家紋」「史疑」「年下の男」「古本」「ペルシャの測天儀」「不法建築」「入江の記憶」「不在宴会」「土偶」

    0
    2009年10月04日