状況曲線(下)
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状況曲線(下)

704円 (税込)

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二つの殺人の嫌疑が自分にかかることを恐れ、ノイローゼ気味だった味岡の死体がダムで発見された。自殺説が支配する中、不審を抱いた刑事矢田部が執念の捜査を始める。体温を保ちながら死体を長距離運搬するには? 死体の靴の中から見つかった五色石の破片は? 一つ一つ難解なトリックが解明され、三つの事件を一本の糸で結ぶ建設業界の凄まじい陰謀が見えてくる……。

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状況曲線 のシリーズ作品

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  • 状況曲線(上)
    704円 (税込)
    建設会社専務の味岡は、高級官僚に顔が利く“先生”を中心にした談合組織に入り、工事の情報を得ていた。彼が仲間と“先生”に会っていた日、同じビルの屋上で他殺死体が見つかる。偶然、後に犯人と疑われるような行動を取ってしまった味岡は、芸者との逢引き先でも、“先生”の女性秘書の遺体にぶつかってしまう……。巧妙なワナに追いつめられていく味岡! 長編サスペンスの傑作。
  • 状況曲線(下)
    704円 (税込)
    二つの殺人の嫌疑が自分にかかることを恐れ、ノイローゼ気味だった味岡の死体がダムで発見された。自殺説が支配する中、不審を抱いた刑事矢田部が執念の捜査を始める。体温を保ちながら死体を長距離運搬するには? 死体の靴の中から見つかった五色石の破片は? 一つ一つ難解なトリックが解明され、三つの事件を一本の糸で結ぶ建設業界の凄まじい陰謀が見えてくる……。

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状況曲線(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月17日

    主人公の建設会社専務がダム湖で死体となって発見される。ここからストーリーの主役は捜査にあたっていた天竜署刑事に移る。東京の警視庁、京都府警と三社による捜査が、それぞれの事件について始まる。

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    Posted by ブクログ 2015年10月31日

    上巻で起こった二つの殺人の嫌疑が自分にかかることを恐れ、ノイローゼ気味だった味岡の死体がダムで発見され、慶次が操作を始めていくところから始まる。自殺だと考えられていたが、不審を抱いた刑事の矢田部が味岡の周囲から操作を粘り強く続けていく。
    矢田部の捜査を黒幕達が先回りするかのように難を逃れていく部分が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月09日

    トリックの突飛さが面白い作品で、松本清張によくあるいわゆるドロドロした人間ドラマとは毛色が違う、どちらかというと普通の推理小説です。ただ、建設業界の談合という題材は、読み応えあります。

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    Posted by ブクログ 2013年05月12日

    何度目かの再読。

    上巻でおぼろげに浮かぶ犯がの影を追う側に視点か移ります。トリック解明では少し加速するものの、進行中の計画の阻止と犯人を追い詰めるラストは、またジリジリと。

    テンポの良いのもいいけど、焦らされる展開もやっぱり楽しいのです。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    松本清張の本。1992年。物事を円滑に進めるために、談合がある程度必要とも考えられている。本当はないほうが良いのだが。

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    Posted by ブクログ 2013年10月10日

    ねっとりと3つの殺人事件とその解明が進んでいくが、結末は偶然とも言うべき、ちょっとしたいざこざが全てを解決させてしまった。この作品の価値は、建設業界と官庁との談合という黒い関係を取り上げ、大きな社会問題に発展した端緒となったことだろう。我々の就職の時も話題になって、「談合を会社から指示されたら、あな...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年02月11日

     陰謀に巻き込まれた談合建設会社専務味岡。まさかの誰得小太りおっさん。
     上巻の終わりから不穏な気配がしていたけれども、下巻はメインヒロイン味岡から、主謎を解く刑事に視点をバトンタッチして物語が進む。
     下巻は上巻の謎が解き明かされるので読みやすく面白い。


    (以下ネタバレあり感想)


     しかし...続きを読む

    0

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