松本清張のレビュー一覧

  • 偏狂者の系譜

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    学問にとりつかれた者たちの狂気を描いた短編集4本が収録されている。

    評価されず、世間から取り残された学者(モドキ)を書かせたら松本清張の独壇場。貧しさのために、学校に行けなかった自分を登場人物たちに重ね合わせ、犯罪者とは異なる狂気、迫力を表現している。

    といっても、大体は犯罪者になっちゃうんだけど。

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    2009年12月10日
  • 黒い福音

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    昭和30年代に実際に起きた、外国人神父による
    スチュワーデス殺人事件に題をとった話です。
    事件の概要を聞くと、「ひどい!!」と思うのですが、
    小説を読んでみると犯人にちょっと同情してしまい
    ます……。

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    2010年03月01日
  • 夜光の階段(上)

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    ぐいぐい読ませる。が、女の人の書き方が類型的な気がする。そして、名前が田鶴子さんとか、弓子さんとか、いかにも昭和だなーと思う。主人公も道夫さんだし。

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    2011年09月03日
  • 水の炎

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    東都相互銀行の若手常務、野心家の夫塩川弘治との結婚生活に心満たされぬ信子は、独身助教授浅野を知る。彼女の知的美しさに心惹かれ、愛を告白する浅野。美しい人妻の心の遍歴を描く。

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    2009年10月07日
  • 夜光の階段(下)

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    人間、悪いことをしたらこうなっちゃうんだよという教訓になりましたね。
    おもしろいというか、ドキドキする1冊でした。

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    2009年10月04日
  • わるいやつら(上)

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    まいった!なんて面白いんだこの本は。

    テレビドラマを見るような時間には帰宅できないし
    録画してみるような余裕もないので、電車の中で読める文庫を手に取ったわけですが
    電車を乗り過ごすぐらい入り込んでしまった。

    主人公の戸谷のような生き方をどう感じるか。
    ボクは、とっても共感&かっこいいと思ってしまった。

    たぶん屈折した感想だと思うけれども、「カネを持っていない女は価値がない」と言い切れる男の生き様は、共感せざるを得ないーーーという男の人は、少ないのか!な?

    上巻では、完全犯罪(?)が3つ完成。これから下巻を読むがどうなるかな。
    このまま逃げ延びてのうのうと過ごすという展開だったら、おもろ

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    2009年10月04日
  • けものみち(上)

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    久恒刑事のせこい悪人ぷりに、いたく共感。
    一般市民のできる悪党とは、こんな感じでしょう。

    政界の黒幕、それをとりまく巨悪を描きつつ
    こういうキャラクタ(巨悪からしてみれば消しカスのレベル)を配置しているところが、とても惹かれるところ。

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    2009年10月04日
  • 実感的人生論

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    清張は貧乏で学歴に劣等感を持っていたのは有名だ。最初の小説西郷札は賞金がほしくてほしくて仕方がなかったから書いた。本も映画も清張モノにはけっこう触れたが。前から一度本人の心の裡を聞いてみたかった。すごく聞きたかった。本書には清張のホンネがずばり書いてある。私は世間の主婦の方にお願いしたい。どんなに下級の人でも例えばあなた方の台所を訪問して品物を配達でもしたような場合。それが商売上の当然の行為であってもその人間に優しい労いの言葉ひとつでもかけてやって頂きたいのである。その人間はその一言でどんなに元気づけられ希望を与えられるか分からない。それはあなた方の想像以上かもしれないのである。相手方が人間的

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    2011年09月15日
  • 夜光の階段(上)

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    ドラマ化が決まってからこの本を読みました。
    そんなに魅力的でもない男なのになかなかの策士で、
    こういう男にはひっかかりたくないと思いましたね。
    下巻に続く・・・

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    2009年10月04日
  • 砂漠の塩

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    不倫心中の物語。
    主人公泰子は一命を取りとめたのだが、恋人、夫、環境、今まで築いてきたすべてを失ってしまう。
    (築いてきたものを棄てて心中を図ったのだから、当たり前ですが)

    正気すらも失った彼女が今後どのように生きていくかは
    読者の想像に委ねられていますが、
    自分がその立場だったら…耐えられそうにない。
    でも、スタートでもある。

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    2009年10月04日
  • 象徴の設計 新装版

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    山縣有朋好きの必需品です!!
    内容は、ハッキリ言って私の少ない脳みそでは深く理解できませんでした(呆)が、明治国家の設計を、神経質なまでに真面目に取り組んでいるガタの姿には「頑張れッ!!」と応援したくなりましたよ。
    毎朝の日課の槍だとか、着物のこだわりや、庭や歌の趣味特技などガタを知る上では外せないネタが物語の所々に書かれていて、思わず顔がほころんでしまいました。可愛いなぁ。
    前半に西周とのイチャイチャもありますしねvvv
    あと、ひつこいくらいに『北越戦争の長岡勢』を思い出すんですが、それってやっぱり『時山』を偲んでいるんですかねッ!?
    やっぱ、ガタには時山ですよねぇ〜。友達、時山だけだったし

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    2009年10月04日
  • けものみち(下)

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    殺人を犯して政財界の首領に囲われた民子のその後。

    陰湿な久松や、黒谷との会話には鳥肌立つような嫌悪感をこちらまで感じるような
    描写はさすが。

    小滝はその後どうなったんだろう・・・。

    最後はぞくっとした。

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    2009年10月04日
  • 連環

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    はじめて清張の作品を読んだのがこれでしたが、衝撃でした。おもしろすぎる。
    昔のこととて、当然のように飲酒運転していたり、障害児を畸形児とか看護婦、女中といった表現が使われているのも、もちろんまったく自然でした。
    すじの発想や練り方はもちろん、文章を書く天才というのはこういうものなのだなと。
    「思ったことを思った通りに筆で表現する」ことができる人は、やはり天才です。
    ラストの締め方も素晴らしい。小説とは、ひとりの人生を描くものなのだと納得させてもらった本でした。以後、清張にどっぷりハマることとなるわけですが・・・

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    2016年10月05日
  • 連環

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    はじめて清張の作品を読んだのがこれでしたが、衝撃でした。おもしろすぎる。
    昔のこととて、当然のように飲酒運転していたり、障害児を畸形児とか看護婦、女中といった
    表現が使われているのも、もちろんまったく自然でした。
    すじの発想や練り方はもちろん、文章を書く天才というのはこういうものなのだなと。
    「思ったことを思った通りに筆で表現する」ことができる人は、やはり天才です。
    ラストの締め方も素晴らしい。小説とは、ひとりの人生を描くものなのだと納得させて
    もらった本でした。以後、清張にどっぷりハマることとなるわけですが・・・

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    2009年10月04日
  • 黒い福音

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    ぐいぐいと読ませてしまう筆致は流石と思うのだけれど、多分に強引というか、まあ実際のところもこのとおりなのかもしれないけれど、日本の国際的立場の弱さや宗教集団の閉鎖権威主義に対する作者の憤りで展開していってる気もして、その辺りがちょっとな、と思ってしまった。

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    2010年03月27日
  • けものみち(下)

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    下巻、最初はうーんという感じだったけど、最後はおぉって思った。
    そうかーそいつが勝つか、みたいなね。
    ちょっと集中力が切れてしまった部分もあったけれど、面白かったと思います。
    (08/08/01)

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    2009年10月04日
  • 虚線の下絵

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    借本。
    最初の話が衝撃的で、なんとも言えない気分に。
    著者の本は、ぐいぐい引き込まれるので、読んだ後にぐったりする事もしばしば、だけど面白い。

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    2010年09月04日
  • けものみち(上)

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    やっと上巻を手に入れて。笑
    上巻は面白かった。
    けど、下巻に向けて自分の中では面白さが下降気味のような。
    歴史的背景とかが弱いからかな・・・
    でも実際にはなかなか体験できない世界をのぞくのは面白いです。
    (08/07/28)

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    2009年10月04日
  • 霧の旗

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    もう30年も前に出された本なのに今風。今が昔に戻っているのかも知れない。
    この30年の物価の高騰に驚いた。

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    2009年10月04日
  • 奥羽の二人

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    2008.2.7 了/主に戦国時代の大名たちの人間模様と悲哀を描いた短編小説集.最上義光,石川数正など.封建時代特有の大名の心情を動かす背景と,その心理描写が起伏に富み,一つひとつが短いながらも非常に面白いです.

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    2009年10月04日