松本清張のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラピュタの久我美子特集、そこで「ゼロの焦点」(1961)が上映される。
清張か。映画も未見だが、小説も未読。
上映までには、まだ間がある。
先に小説を読んでみるか。。。
ゼロの焦点
いやあ、初松本清張だ。
なんか、うれしい。
200頁くらいまでは、夫の失踪の話だけなので、いささか苦しい....
そのあとに、第一の殺人が起こる。
そこからは一気呵成に読ませる。
犯人、全然わからんね。そう、きたかー
清張って、1909年(明治42年)生まれ。
あの太宰治と同じ年の生まれ。
太宰はそこそこ読んだけれど、清張はまったく....
いい機会だ。清張作品、また読みたい。 -
Posted by ブクログ
NHK大河「軍師官兵衛」そのまんま。いやもう、カッコ良すぎる黒田官兵衛。秀吉も嫉妬するほどの才知、先を読む洞察力、判断力。秀吉の猜疑を感じて早々に出家し、黒田如水と改名したぐらいだ。それほどの頭と男気がありながら、自分を死ぬ寸前まで追いやった憎むべき城主を許し、最期まで家老と城主という立場を守り続けたこの忠誠心。しびれるな〜。蹴られても殴られてもご主人様を慕う忠犬のようだ。このダメダメ城主は御着の小寺政職(まさもと)、大河では鶴太郎が演じた。申し訳ないけどこのダメ城主と赤っ鼻の鶴ちゃんが重なってしまう。小寺のために息子を人質に差し出し、小寺のせいで何年もの間土牢で過ごし「ちんば」になってしまっ
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Posted by ブクログ
元々好きな清張、時代物案外好む。
最近、難しい本の合間に、軽い読み物として成長ものを再読している。
この作品は全く知らなかった。
時代劇で一番面白いのは戦国時代と任じている・・制度も秩序もリセット状態で、人間の本能がむき出しにくんずほぐれつを呈しているあり様を感じられるから。
中部、北陸、東海、そして大阪近辺は頻回に舞台となるので頭に入っていたが、山陰山陽は中間的存在の武将が同時存立しており、なかなか頭に入らなかった。
半ば達する前に?~これってひょっとしたら【少年少女向けじゃないの】という感触。
読後、巻末解説で、その辺を記してあった。
清張は195年代に、青少年向け歴史ものを相次いで執筆 -
Posted by ブクログ
随分前に読んだことがあるはずなのだが、一切覚えていなかったという事もあり、ページ数も多い訳ではないのでそれ程時間を掛けずに読み終えた。
殺人事件の容疑者を所謂謎解き、アリバイ崩ししながら追い込んでいくが、東京から福岡、北海道と移動に電車が使われており、何故飛行機を使わないんだろうと、妙な所で現在とは違う違和感があったが、この本が世に出たのは生まれる前、昭和30年前半なのでこれでは仕方がないと納得した。
まあ結局飛行機はトリックの材料に使われた訳ではないので重要ではないが、物語は面白いが、この時代の違和感が妙に頭から離れなかったからか、物語に入り込めなかったかな。
あと今の政治も昔も相変わらず汚 -
購入済み
遠い接近
時代背景は戦時中から終戦直後。山尾信治は予期せず赤紙召集となる。前半は所属連隊での苦渋に満ちた日々、いつ南方戦線へ送られるのか不安な日々を過ごす様子が綴られる。本来、赤紙対象でないはずの自分へ、赤紙がきた。そこには作為があった、ある人物が浮かび上がった。
無事生きて終戦を迎えるが、家族は疎開先の広島で原爆にあい全員が亡くなった。赤紙を作為したその人物へついに接する、「遠い接近」であった。信治の復讐が始まる、完全犯罪を成し遂げたと思えたが、、、