あらすじ
著者が著した膨大な数の短編を、ジャンル別に集めた文庫オリジナル作品集。全6巻。第1巻は主に戦国武将を描いた作品10編を収録した「武将列伝」。毛利元就・足利義昭・伊東祐義・丹羽長秀・柳生一族……。いずれも人間の心理を深く描いた著者ならでは作品集。
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読みやすさ&おもしろさ
少し時間ができた時に、ゆっくり一話ずつ読むのが楽しい本でした。エピソードも興味がもてるものばかり。
家康関係の話が多かったような…。人生についても学べるような本でした。
Posted by ブクログ
松本清張って、ミステリー作家ではなかったんです。
芥川賞を取った時に、書かれている作品も採録されています。
ほぼ、時代に沿って掲載されている短編小説から、
戦国時代の武将がどのように時代を生き抜こうとしたか、雰囲気を感じることのできる作品集になっています。
いずれの短編もよく知られた武将
が登場。知っていたエピソードも多いが、作者の研ぎ澄まされた文章は読みやすく、より深く考えさせられる機会にもなった。一番印象深く考えさせられたのは「腹中の敵」。この短編の主人公、丹羽長秀という武将を私はどう捉えてよいのかずっとピントが定まっていなかった。作者は長秀の人生に一つの解釈を明確に語っている。
Posted by ブクログ
松本清張の数多い短編小説をジャンル別に編んだ傑作集が6巻出版される。その第一巻。この武将列伝には10篇の作品が登場するが、すべてに清張史観が貫かれている。