福井晴敏のレビュー一覧

  • 終戦のローレライ(2)

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    潜水艦、一度は乗ってみたいな。
    海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
    水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
    海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
    陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
    ど、海の中なら聴けそうな気がする。
    パウラの感覚には遠く及ばないけど。

    戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
    現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底

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    2018年11月11日
  • 機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星

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    アニメ版では、次巻の「パラオ攻略戦」の前半を取り込んでいますが、原作はユニコーンVSシナンジュで終わります。
    フル・フロンタルの台詞回しをみると、福井氏はシャアを描きたかったのだなあと、つくづく感じさせられます。
    一方、この巻から挿絵を安彦氏に変わって別の方が描かれています。
    友人は、「萎える」などと表現していましたが、気持ちは分からないでもないです。

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    2018年10月29日
  • 機動戦士ガンダムUC4 パラオ攻略戦

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    表紙のマリーダさんがお美しいUCシリーズ第4弾。
    今回の山場は、マリーダさんとバナージの聖堂内での会話。
    そしてラストのユニコーンとクシャトリアの戦闘、ふたりの感応。
    しかし、聞いてはいましたがマリーダさんの悲惨な過去。
    アニメでは描けない内容です…。
    しかし、相変わらず、山場以外の描写が冗長、ぐだぐだです。
    慣れてきましたが。

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    2018年10月29日
  • 機動戦士ガンダムUC2 ユニコーンの日(下)

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    驚かされるのが、アニメを凌駕する戦場での悲惨で、惨すぎる死の描写です。,アニメでは、これをそのまま映像化してしまうと、全体イメージに影響を及ぼしかねないので、大幅にカットされているようです。,ラストでは、アニメと違ってフルフロンタルが登場します。

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    2018年10月29日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    アニメ化で話題を呼んでいる原作です。,アニメは尺が厳しいため、原作の細部の描写が省略されているのがよくわかります。,導入部、サイアムとラプラスの箱の邂逅が非常にページが割かれています。,

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    2018年10月29日
  • Twelve Y.O.

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    ネタバレ

    TWELVE Y.O./福井晴敏:第44回大賞受賞。1998年。W受賞。

    Y.O.って何?
    自衛隊の話。戦後アメリカに守られてる日本。
    戦後、ふと出会った日本人娘と米兵。子ができる。米兵、アメリカに去る。娘村八分状態。息子青い目のせいでトラブル。母没後、父に会いに行く。父、驚くほど出世してた。息子の存在を知り、暗躍する人々。
    ウルマ。
    いきなり沖縄出てくる。
    この国は12歳で止まっている。Y.Oはyears old
    もうさ、ねぇ、推理小説ではないよ。話を追うのも登場人物覚えるのも大変。
    ノルマのように読み進めているだけ。活字中毒だからできるけれど。

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    2018年11月24日
  • Twelve Y.O.

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    前半は自衛隊やヘリの細かい描写にちょっと驚く。きちんと調べて書いている感じ。途中ちょっと中だるみして、「グソーの門」が開くあたりはエヴァやアキラ、BB文書は『アドルフに告ぐ』みたい。前半がリアルだっただけに後半のマンガっぽさには少し異和感を感じてしまう。12が21世紀というキーワードに変換されるところはややクサいがなるほど。

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    2018年10月15日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)

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    DVDと違ってこっちは原作を忠実に漫画化なのかとも思っていたが、模擬戦は原作になかったよな。まあ嫌いなタッチじゃなかったので良かった

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    2018年10月14日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

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    フロンタルの真の狙いが明らかにされ、敵と味方が混じり合い、入れ替わり、混乱は深まっていく。

    「箱」への道標は示されてしまった。その巨大な力は一体どのように疲れるのだろうか。

    作品中、地球連邦の下で、統治の現状を受けて入れているジオン共和国が強く日本の現状を例えているようにも感じられる。
    そしてその中で、「国粋」主義に酔う人々は、一体真に求めるべきは何かということを見失ってしまっている。
    それは、日本国内でも同じ現象が起きているのだろうか。

    そして、ますます深い闇に落ちていこうとしているリディ。

    次の巻ではバナージとリディの対決が見られるのか。そしてフロンタルとの決着は?

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    2018年10月09日
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン

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    白と黒のユニコーンが激しくぶつかり合う。
    そして、ミネバは自分の歩むべき道を見つけ始める・・・。

    今回もオヤジがたくさんがんばっています。これぞガンダムって感じですね。

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    2018年10月09日
  • Op.ローズダスト(下)

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    最終巻。
    中巻で謎らしい謎は解明されており、あとは因縁の決着をつけるだけ、といった感じ。
    一応最後にどんでん返しはあるが、こじつけみたいなもの。
    相変わらず細かい情景描写が多く、読むのに苦労した。

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    2018年09月15日
  • 機動戦士ガンダムUC4 パラオ攻略戦

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    マリーダとバナージは戦闘中、濃密な交感を知覚させ、二人はお互いの過去を見る。涙なしでは読めないマリーダの過去。

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    2018年07月18日
  • 亡国のイージス(下)

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    「現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏内に設定されている。その弾頭は通常に非ず」ついに始まった戦後日本最大の悪夢。戦争を忘れた国家がなす術もなく立ちつくす時、運命の男たちが立ち上がる。自らの誇りと信念を守るためにー。

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    2018年06月17日
  • 亡国のイージス(上)

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    在日米軍基地で発生した未曾有の惨事。最新のシステム護衛艦“いそかぜ”は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った“楯”が、日本にもたらす恐怖とは。

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    2018年06月17日
  • 川の深さは

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    「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、この国の暗部とは。

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    2018年06月16日
  • 終戦のローレライ(3)

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    伊507とローレライがゆく先は?
    朝倉の言葉と折笠の言葉。
    日本はどこに行くのか、彼らはどこに行くのか

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    2018年05月23日
  • 人類資金III

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    「地球の環境を守る」とは人類のエゴであり、地球を守っているのではなく、自分たちが住める環境を守るという事。人類も自然の一部であり、地球からしてみると、その人類が絶滅したとしても地球からしてみたら自然の成り行きである。
    この場面は、好きだな。最近の日本は偽善が多すぎる。作者の社会への怒りが感じられる。

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    2018年04月20日
  • 人類資金II

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    「ルール」は人をひとりにする。この場面は好きだな。逃亡シーンが少しダラダラ長いのが気になったけど、続きが楽しみ。

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    2018年04月13日
  • Op.ローズダスト(中)

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    かつて国家の秘密組織で特殊訓練を施され、とある作戦で切り捨てられた部隊の生き残りがテロ集団「ローズダスト」となって牙をむく。
    切り捨てを実行した3人への復讐を果たしたローズダストだが、彼らの本当の目的は別にあり…?

    相変わらず量のある状況描写を読み進めるのは骨が折れるが、真相が次々に明かされ始め、次々と様相を変えていく物語に引き込まれる。
    下巻が楽しみ。

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    2018年04月02日
  • 真夏のオリオン(小学館文庫)

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    福井晴敏氏の映画のノベライズ版。端的に言えば日本版「眼下の敵」であるが、換骨奪胎が程よくされていてよいエンターテイメントになっており、福井氏のこのジャンルでの完成度が伺われる。登場する伊77潜は実在しないのですが、モデルとなる潜水艦伊58が存在します。このあたりの描写もリアルに仕上げているのが福井流。なかなかのエンターテイメントとなってます。

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    2018年01月17日