福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
潜水艦、一度は乗ってみたいな。
海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
ど、海の中なら聴けそうな気がする。
パウラの感覚には遠く及ばないけど。
戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底にあるのか、危機感が薄い。災害や時には犯罪に出会っても優しさを発動させる初動が遅い気がする。
テロや戦争を推奨する気はないけれど、一度助けの無い絶望を体験することも現代人には必要では・・・
・・・この点は浅倉大佐と近い考えになるのかな?
この小説を読む前に呼んだ全く別の小説で『椰子の実』の詩の一部を合言葉として扱うシーンがあった。
敵国に敵国人として潜伏して敵国人のまま死ぬこともあるスパイが『名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ』と聞かれた答えは次の節の『故郷の岸を離れて汝はそも波に幾月』ではなく最後の節の『いずれの日にか故国に帰らん』。
『終戦のローレライ』はこの詩から始まる。何か運命的なものもあるかも知れないけど、それよりもこんな素敵な詩が日本にはあったことを知れたことが嬉しかった。(知らなかったのが恥ずかしい?) -
Posted by ブクログ
ネタバレTWELVE Y.O./福井晴敏:第44回大賞受賞。1998年。W受賞。
Y.O.って何?
自衛隊の話。戦後アメリカに守られてる日本。
戦後、ふと出会った日本人娘と米兵。子ができる。米兵、アメリカに去る。娘村八分状態。息子青い目のせいでトラブル。母没後、父に会いに行く。父、驚くほど出世してた。息子の存在を知り、暗躍する人々。
ウルマ。
いきなり沖縄出てくる。
この国は12歳で止まっている。Y.Oはyears old
もうさ、ねぇ、推理小説ではないよ。話を追うのも登場人物覚えるのも大変。
ノルマのように読み進めているだけ。活字中毒だからできるけれど。 -
Posted by ブクログ
フロンタルの真の狙いが明らかにされ、敵と味方が混じり合い、入れ替わり、混乱は深まっていく。
「箱」への道標は示されてしまった。その巨大な力は一体どのように疲れるのだろうか。
作品中、地球連邦の下で、統治の現状を受けて入れているジオン共和国が強く日本の現状を例えているようにも感じられる。
そしてその中で、「国粋」主義に酔う人々は、一体真に求めるべきは何かということを見失ってしまっている。
それは、日本国内でも同じ現象が起きているのだろうか。
そして、ますます深い闇に落ちていこうとしているリディ。
次の巻ではバナージとリディの対決が見られるのか。そしてフロンタルとの決着は?