福井晴敏のレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ディテール満載のハリウッド・ポリティカル=ミリタリー・サスペンスアクションに,人情味あふれるキャラクターという組み合わせが大和心をくすぐる福井ワールド。映画化してほしいような,してほしくないような。
★泣いたセリフ(ネタばれ有り):
テロによって破局を迎えた首都・東京。長年の‘取引相手’であるCIAの女エージェントから,自分と家族の身柄だけ安全を確保してやるというオファーを受けつつも死地に赴く並河警部補:
「…それではよろしくお願いしますって言うような男,あんた嫌いだろ」
終盤,当局に完全包囲され,ダイスの特殊部隊と死闘を演じる4人。密かに思いを寄せるリーダーの元へ行くようにという, -
-
Posted by ブクログ
「国益」の為に命がけの任務に就き、そして「国益」の為に切り捨てられた自衛隊員。彼らが腐った現状を切り捨て、新しい未来への可能性を切り開く為、未曾有のテロを起こす。言いたい事はわかるし、追求されれば「ごもっとも」と頭を下げるしかない軟弱な日本人の一員なのだが…でも、やっぱり作者のメッセージ「一人一人の可能性」を信じたいという想いは変わらない。組織として押しつぶされる個人。しかし組織も個人の集まりならば、利害や思惑にまみれても超えてはならない一線があり、最後に照らし出すものは個人の良心なのだと信じたいのだ。結構しんどい話だったが、やっぱり読後感はいいんだよなあ…