福井晴敏のレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(14)

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    本作において異質さを放つ前巻からのエピソードに蹴りが付く巻。これまで『ラプラスの箱』を巡る因縁に一切絡んでいなかったカイ・シデン、家族を守るか恨みに従うかを彷徨うジンネマン。そういった人物を中心に据えつつ対立する運命の中で必死に抗い続ける人々の姿が。これはバナージ達が解決しなければならない問題を当事者目線で描いたものだったのかもしれないね


    対立に踊らされる人々が描かれるからこそ、対立構造そのものを変える立場に居るバナージやフル・フロンタルの言葉にスポットライトが当たる構図になっていたのかな
    器として自分が属する組織が望む形で箱を使うと宣言するフル・フロンタル。所属や生まれに関係なく皆の為に

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    2017年04月09日
  • Twelve Y.O.

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    冒頭のシーンは緊張感がありワクワクした。
    これからどんな物語が始まるのかと、期待は膨らんだ。
    でも、中盤以降になってくると少しずつ期待値が下がっていった。
    スピード感もありスケールも大きい。
    ただ、わけありげな人物ばかりが次々と登場し、しかも裏事情は誰かの説明によって語られてしまう。
    実際にはありえない設定をいかにリアルに感じさせるか。
    もっとキャラクターのひとりひとりを掘り下げ、活き活きと動かしてほしかった。
    ただ「闘う」ことに対する揺るぎない信念はストレートに伝わってきた。
    「闘う」意味、何のために、誰のために、戦うのか。
    そして物語の作者である福井さんにも確固たる信念があるように感じた。

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    2017年03月09日
  • 人類資金V

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    7作中の5作目。奪った「M資金」で後発国の支援を実行した真舟たち。しかし、「M」である暢人は「清算人」に捕まり、石は生まれ故郷であるカペラ共和国に残り、真舟は一人で日本へ帰国。もう一人の協力者の本庄も「財団」に捕えられ、みんながバラバラに…そんな状況の中で、暢人から渡されたUSBメモリーの中の情報と、「清算人」遠藤の回想により、「M資金」がどのようにして生まれ、現在に至り、このような事態になってしまったのかが、「幕間」として描かれる。戦時中の描写に関しては、作者の得意分野であることがありありと伝わる。今作は後発国へのインフラの配備や近代的な内容が多いけど、やっぱり戦争ものも強い。最初から内容自

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    2017年02月15日
  • 人類資金IV

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    7作中の4作目。3作目で一旦失敗に終わったかと思われた「M資金」の奪還作戦は一転して、成功へ。そして、「M」の正体が明らかになり、敵と思っていた「市ヶ谷」の美由紀は実は味方だった…そんな彼らの動きに本気になる「財団」の理事たち。10兆円の奪還に成功し、「M」の野望も叶えられたように思えるが、まだ残り3作。この後、どういうふうに展開していくのか、全く先が読めない分、余計にはまる!

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    2017年02月14日
  • 人類資金III

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    7作中の3作目。「M」の依頼を受けることにした真舟が石と共にロシアに渡り、いよいよ「M資金」の引き出しにとりかかる様子を描く。前作とは全く違い、真舟の二枚舌が冴えわたる。1作ごとに作品の印象が変わるが、それが飽きさせず、どんどん作品にのめり込んでいく感じがする。「M資金」を巡り、真舟と「市ヶ谷」が差し向けた関西やくざの酒田、そして「清算人」の駆け引きから目が離せない!

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    2017年02月14日
  • 人類資金II

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    7作中の第2作。前回、「M」から「M資金」の強奪の誘いを受けた真舟が、決意するまでの心の葛藤が描かれる。「M」の手下の石が格好良く、「M資金」の守人「市ヶ谷」との闘いのシーンは息を飲むほど。1冊では、なかなか先に進まないので、この先は一気読みしたいくらい、先が気になる…最後に出て来た「清算人」の不気味な存在も、ますます物語に期待が持てそう。

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    2017年02月10日
  • 人類資金I

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    7作中の第1作目。M資金の目的と、そのM資金を狙う謎のITベンチャー「M」と、M資金で詐欺を働く真舟が知り合うまでを描く。「震災後」から久しぶりの福井作品だけど、その後書かれた作品らしく、今まで時代物のイメージが強いだけに、現代を描く今作に最初は少し違和感も…

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    2017年02月05日
  • 人類資金I

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    序章がなんとも読みにくく挫折しそうになったが、第1章(幕)になると俄然面白くなる。ああ福井作品を読んでいるなあ、という福井節が確かにある。今のところ、僕にとって最も平井和正に近い作家だ。

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    2017年01月12日
  • キャプテンハーロック

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    原作を知らないで読みましたが、それなりに楽しめました。ただ、全体的に短くて物足りない印象。最後はそんなに好きではないです。

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    2016年10月26日
  • 人類資金I

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    戦後の混乱の中で持ち去られた多額の金塊を基にしたM資金なるものをめぐる話。
    第1巻ということもあって、取り敢えずは登場人物の紹介程度。これから。

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    2016年10月17日
  • 亡国のイージス(上)

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    ネタバレ

    如月は育つ中でいろいろなことがあり、両親が亡くなり一人になってしまった。
    大きくなり、自衛隊に入隊した。そのときある任務を任されていた。
    国家間の陰謀に巻き込まれ、団体に潜水艦を乗っ取られてしまう。
    しかし、先任伍長は艦を取り戻すために、海に飛び込み、艦へ侵入することに成功した。
    はたして艦を取り戻すことができるのであろうか。

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    2016年10月05日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(14)

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    イスラムに関するテロの描写を入れ込むことには、
    とても違和感を覚えざるをえない。
    かえって、偏見に満ちているようにも思える。

    宇宙世紀のリアリティを損なうことにはならないか。

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    2016年08月15日
  • 機動戦士ガンダムUC11 不死鳥狩り

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    ネタバレ

    ユニコーン、バンシーの次にフェニックス。少々、短編で出すにはもったいないとは思うけど、パイロットが死んで意識のみで動くとかは燃料がなくなっている筈なので、どうかなという感がある。別の短編の本筋からはあぶれた裏話の方が面白く、作者らしい。

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    2016年08月04日
  • 人類資金VI

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    この巻は本荘、笹倉一族、美由紀の過去からのお話がほとんどを占める。終わり20ページ頃からやっと物語が進み始めた。
    石!待ってたよ!そして!来た~!酒田組長!
    さて、1巻から6巻まで物語の設定なり、福井さんの主義主張なり(読んでる間中、ガンダムユニコーンのストーリーが頭の中をぐるぐる)を、何とか頑張って読んだ。登場人物の人柄や生まれや育ちも十分すぎるほど理解した。こんなに我慢したからこそ、最終巻はきっと、今までの伏線を一気に回収し「ああ、そうだったのか!」と熱い感動を与えてくれるに違いないと期待してます!しかし、6巻まで長かった~。

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    2016年08月03日
  • 人類資金V

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    前半は凄く面白かった…。暢人と石の出会い、何故、石がそこまで彼に心酔しているのか…。
    これは、この戦争の犠牲になった者たちの血と涙の結晶…。すべての人間のために行使される「人類資金」であるべきだ。
    真舟、石、高遠、何とか彼を救い出して!!

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    2016年07月31日
  • 人類資金IV

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    なんとなく話の全容が見えてきた!しかし、キャラクターに思い入れが強いのか、それぞれの背景が詳細過ぎて、思うほど話が進まない(笑)さすが、福井さん…。
    Mの素顔が明らかになった。(意外に人間臭かった。イージスのヨンファとか、ローレライの浅倉とかユニコーンのフロンタル系かと思っていた)また、石の素顔も。石は、次巻でもう少し説明があるかな。酒田はこれで退場?

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    2016年07月31日
  • 人類資金III

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    舞台はロシアへ。
    酒田組組長登場…。彼は高遠に使い捨てにされる役かと思っていたが、ここまで丁寧にバックボーンが描かれているのは、彼も主要キャラなのか?
    しかし、彼に割かれるページ数が多い分、話が進まなかった巻ではある…。
    「特上三つ」取るかどうかで、笑った。

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    2016年07月21日
  • 人類資金II

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    詐欺師・真舟(おっさん)、正体不明のM(カリスマ性を持つ敵方?)、Mを崇拝する石(青年)、そして、高遠(市ヶ谷)。これで、福井ワールドの主要人物は揃ったかな。
    1巻で世界観の説明がなされ、2巻で物語が進み始めた。先が楽しみ!

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    2016年07月21日
  • 人類資金I

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    「M資金」をめぐる壮大な長編…いつか読もうと思いながら、重たそうな内容に先延ばしになってました。1巻は…やはり説明が多くてちょっと辛かったけれど、面白くなりそうな余韻を持たせつつ次巻へ続く。Mの素顔が気になる!

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    2016年07月18日
  • 人類資金I

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    the M's money or the capital of M? they have a rule. from end of WW2 to now, the present day. what will do?

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    2016年06月30日