福井晴敏のレビュー一覧

  • 人類資金VI

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    人類資金の文庫化された六冊目です。次で完結ということで、楽しみです。上海出張への飛行機の中で楽しませてもらいました。

    以下は気になったポイントです。

    ・第一次石油ショックは、ニクソン・ショックに対するアラブ諸国の意趣返しであったとも言われる(p40)
    ・砲弾の代わりに資本、領土の代わりに経済を奪う戦いで、植民地戦争よりずる賢い(p51)
    ・協調的なドル安を実現することで世界経済の安定を図ったのが、プラザ合意だった(p71)
    ・未開地でもインターネットが利用できるようになった時、全人類は情報的に武装したのも同然になる(p82)
    ・レーガン政権以来、原油先物市場への新規参入は認められなかった、

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    2014年10月30日
  • 人類資金II

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    ネタバレ

    真船の過去がちらっと。M資金に関わった人はなぜか志高くなり、そして破滅。何なの〜これ。物語が動き出してきた。
    そして、石くんという、「亡国」の行くんを彷彿とさせる男の子が出てきた。上に盲目なぐらい忠実なところといい、「あなたを守る」のセリフといい、もろ行くん。おまけに真舟は最初はクールな詐欺師だったのに、石くんと行動するようになってからもろ先任伍長だし。あまりにもキャラが似過ぎてて少し冷めた。あくまでも私の感想ですが。
    3巻まで持ってるので3巻までは読む。それ以降読むかどうかは3巻次第といったところか。ところどころはハラハラさせられるけど、次読まないとー!って感じにならないところは、私のどスト

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    2014年10月11日
  • 人類資金I

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    今までの福井作品と毛色が違うと思って読んでみたら、やっぱり「自分の正義を信じて上と対立する気高い人たち」が出てきて、ああやっぱり福井作品なんだとわかる。
    M資金のもとに様々な方向から人が集まってきて、これから何かが起こりそうな予感で終了。

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    2014年10月08日
  • 人類資金VI

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    あいかわらずな陰謀史観には辟易するもののM資金という呪縛に囚われた笹倉一族の物語は読みでがあったし、終盤の盛り上がりもなかなかでとりあえず最終巻に期待は繋がったなと。

    あそうそう暢人と暢彦の会話がなにげにシャアとアムロっぽくてちょっとワロタ>「私笹倉暢人がルールを変えて見せようというのだ父さん」「エゴだよそれは!」的なw

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    2014年10月05日
  • 人類資金I

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    薄くて持ち運びが楽。
    相変わらず文章がくどくて読みにくい。それなりに面白い。
    続きが気になるので続きを読もう、と思う程度には面白い。

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    2014年10月05日
  • 人類資金IV

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    うーんまあそれなりに面白いんだが、ジェノサイド程ではないとはいえ作者の主義主張がダイレクトすぎるのはちょっと萎えるよなあと思う今日この頃なのであった。

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    2014年09月21日
  • 人類資金III

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    ロシアを舞台にしてのコンゲーム展開自体はまあ面白いっちゃ面白いし、邪魔が入るならまあココだわなという引き自体も悪くないんだがあいかわらず謎が謎なままなこともあっていまいちこう読んでてスッキリしないのであった。

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    2014年08月19日
  • 人類資金II

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    ようやく話が動き出したってとこでまだなんとも言えなくはあるんだけどとりあえず逃亡劇は読みでがあったです。

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    2014年08月16日
  • 小説・震災後

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    息子にどんな未来を残すのか、残してあげられるのか、そんなことを少し考えてみたいと思った一冊。取り扱っているテーマをみて何気無く手に取った一冊だったがなかなか良い本でした。

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    2014年08月13日
  • 川の深さは

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    再読です。
    前回読んだのはもう十年近く前で
    そのときはもっとすんなり解かった気がしたんですけど
    今読み返してみると
    ありえなさそうな設定がどれぐらい現実的なのかとか
    余計なところに気を取られてしまって読み進めるのが遅くなりました。

    特別な組織で特別な訓練を受けた少年と
    彼が守ることを使命としているひとりの少女が
    元刑事のぐうたら警備員の元へ偶然転がり込みます。
    それは世間を揺るがした宗教テロ事件や
    さらに大きな政治的背景の闇の核心に触れるとても危険な出会いで・・・。

    多くの方が
    この本のジャンルをミステリーやサスペンスに分類されているようでしたが
    あたしは敢えてハードボイルドを選択。
    なん

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    2014年08月04日
  • 人類資金VI

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    流れるようなストーリーは流石!完結編[7]に向けて世界は変えられるのか期待を持たせた内容。但し一回読めばOKかな。

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    2014年07月15日
  • 人類資金I

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    読みにくい。。。。。
    なかなか進まなかったが現代に近づくにつれ、テンポ良く読めた。
    続きも読むかなー。

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    2014年07月01日
  • 川の深さは

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    このミスベスト10、2001年版10位。この人のはだいたいコミックの原作っぽい。派手なアクションが売りかも知れないけどなんか飽きる。気楽に読み進めるので、エンタメとしては及第点と思います。

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    2014年06月26日
  • 人類資金V

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    グランドデザイン、過去の総括は素晴らしいのに、現代編になるとなんか矮小化して見えるのがどうにもこうにも。

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    2014年05月27日
  • 川の深さは

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    ネタバレ

    話が行ったり来たりしていて少しつかみどころのない感じ。もうすこし一気に読めるような話でも良かったような。

    この人の作品では大事なキーマンが死ぬ傾向が高い気がする。亡国のイージスもそうだった、ような。

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    2014年05月16日
  • 人類資金VI

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    いつも以上にモノローグだらけ。

    男の理論に苛立つ美由紀の気持ちはよくわかる。
    誰も守ってくれなんて、頼んでない。

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    2014年05月11日
  • Op.ローズダスト(下)

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    長かった。福井晴敏の作品は長いのがわかってはいるけど、ローレライとか、あんまり気にならなかった。これはちょっとイマイチだったかな。他の作品に比べて、おっさんもあまり魅力がないし。

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    2014年05月06日
  • 人類資金IV

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    やっと物語が動き始めた感じです。

    ここまでは、登場人物の心情や、
    社会環境などを述べることが多く、
    「冗長だなぁ」と思っていたんですが、
    やっと話が動きました。

    次が楽しみです。

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    2014年05月06日
  • 人類資金I

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    戦時中に日本に運ばれたM資金をめぐった陰謀小説。
    中年詐欺師が国家を相手取った大博打に巻き込まれるサスペンス。

    映画の本化ということであまり期待していなかったが、よい意味で大きく期待を裏切られた。
    話の中核となるM資金の説明やキャラクター、歴史感がバランスよく一気に読み進めることができる。
    ただ、時代設定がまさに2013年なので直近で読まないと現実とのズレが違和感となってしまいそうな気がする。
    2014年5月時点では6巻まで出ている、最終巻(7巻)を早く読みたい。

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    2014年05月05日
  • 人類資金VI

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    まさに大詰め。本庄・暢彦・高遠の心情。また、今までの明かされなかった過去を振り返り、最終巻にむけ一度ワンクッションいれた回では…。とにもかくにも次で完結!

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    2014年04月20日