福井晴敏のレビュー一覧

  • Op.ローズダスト(上)

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    全3巻なので中/下巻のスピード感に期待します。
    どれでもそうだけど、どうもイントロで趣味が高じすぎてくどくどと蘊蓄になるのがね。
    蘊蓄たれたいならもうちょい引き込める文章にすると出だしから面白いんだけど。
    いいぞ一功。

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    2010年06月18日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

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    バナージ、ミネバが袖付きと共和国を裏切り、ラプラスの最後の指標に向かうまで。

    アンジェロの執着が出されていて良い!

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    2010年06月13日
  • 真夏のオリオン(小学館文庫)

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    日本史好きの私は第2次世界大戦を題材とする本もいくつか読みまシタが
    これはそのどれともチョビっと毛色が違う気がしマス。
    殊更に涙を誘おうとか、悲愴感をクローズアップしようとかの
    ありがち 且つ 違和感を感じさせることの少ないお話でシタ。
    アメリカ側の視点も描かれてたせいかシラ?

    この本は映画化に際して書かれたものらしいデス。
    骨格となった原作(雷撃深度一九・五 /池上 司)との違いは
    楽譜のエピソードらしいデス。
    ん~と ね。
    これがないと、少なくとも私においては説得力に欠ける気がするデス。
    ↑不遜かシラね?
    でも 音楽は人間にとって特別なものであってほしいので。

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    2010年06月10日
  • Op.ローズダスト(上)

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    福井さんの本はこれで4冊目!
    相変わらず主人公がめちゃくちゃかっこいい(*^_^*)
    「イージス」も「ローレライ」も映画化できたけど
    さすがにこれは無理!と
    作者に言わせるだけのテロのスケールの大きさにドキドキし、
    朋希の心情にほろっときたり、
    あっという間に上中下と読破。

    ただ、途中で隙のない饒舌な説明部分に
    何度となく眠気を誘われてしまった・・

    この本で一番かっこいいのは並河警部補かも!
    読みながら、この配役は???と普通に考えてしまうね。

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    2010年05月28日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    物語の冒頭部分だけなので、まだ話がどうなっていくのかわからないけれど、さすが文章は軽すぎず重すぎず、読み応えがありそう。
    ファーストガンダム世代にとっては安彦良和さんの表紙絵・挿絵は「ガンダムー!」という気分を盛り上げてくれる。

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    2010年05月03日
  • 機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星

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    オードリーがミネバ・ザビだということが分かる。
    袖付きと戦闘、捕らわれるまで。

    親衛隊アンジェロの陶酔っぷりが良い。

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    2010年04月29日
  • 終戦のローレライ(3)

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    戦争と生の生々しさを感じさせる巻。高須さんの一件がものすごくショックでした。今までの信頼を根こそぎひっくり返されて、読者(私)でさえこんなに衝撃を受けて、登場人物はもっとやりきれないだろうな、と。
    知識があるのは決して悪いことではないけれど、それがあるからこそ臆病にもなる。無知なのが決していいことではないけれど、知らないからこそ、無謀ともいえる勇気を持てる。結局のところ、全ては自分達の心次第で、状況はそれについてくるものなんだと思わされました。

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    2010年04月19日
  • 終戦のローレライ(2)

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    歴史で習うナチスドイツっていうのは、結構上辺だけの部分が多いんだなと感じる一冊。しかし、余りにも描写が生々しすぎて、これは本当に現実なのか?と感じてしまう自分がいいのか悪いのか。
    あと、征人から見た絹見艦長の印象が結構恐い人なんですが、私は絹見艦長がこのお話で一番好きですー!にやっと笑ったシーン格好良すぎです、艦長!

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    2010年04月12日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    先人の言葉と受け継ぐ者達。

    何とか難敵を倒し、味方も傷つき辿り着いた謎、La+にはお宝も何も無く、途中で示唆されるとおり、本物の言葉があるだけだった。100年の封印こそが意味を持ち、開けて吃驚、大山鳴動して・・・。

    ガンダムですから、だからこそ、ここまでの過程に意味があり、恐らく映像化されれば、そこに辿り着くまでが面白くなりましょう。実際、この巻でも強烈な戦闘が行われる。

    面白くないのは、フル・フロンタル。シャアの再来と盛り上げ、驚異的なMS戦技を持ち、器だと嘯いてみて、本当に器に過ぎない、というのは、アンジェロの忠誠も残念無念。安っぽくても正体があった方が納得感があったように思います。

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    2010年04月06日
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン

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    白いガンダムが黒いガンダムと一騎打ち

    中弛みとも言えるここ数巻。相変わらず、ジンネマン、ブライト、マーサが暗躍する前半。舞台をオーストラリアに移した後、一気にヒートアップ。後半は戦闘したまま、砂漠戦、空中戦、大気圏脱出というハリウッド映画も吃驚な展開。囚われの身だったバナージとミネバも脱出し、マーサに操られていたマリーダもジンネマンの活躍で開放、揃ってネェル・アーガマの待つ宇宙へ。

    新型MSはバンシィとアンクシャ、バンシィは今回名前が明らかになっただけなので、今回はアンクシャだけとも言える。旧型は凄い、ザクⅠスナイパー、ザクキャノン、ザクマリナー、カプール、ドム・トローペン、ドワッジ、ガル

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    2010年04月04日
  • 機動戦士ガンダムUC2 ユニコーンの日(下)

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    ニュータイプは誤解なくわかりあえる人

    ガンダムお約束の父子相克、お姫様の貴種流離譚に目眩く登場人物。主人公バナージは、あのアナハイムの高専に通う学生。もう一人の主人公はオードリー(偽名)はファーストガンダムに出てきたお姫様。これまたお約束の貴種流離譚。

    舞台は"7"の名がつくコロニーから、早々にファンネルが飛び、ロンドベルのネェルアーガマからジェンガが大破し、ユニコーンが目覚める。ファンネルを操る美女もいわくつきなら、シャアの再来と呼ばれる男まで登場。
    La+(ラプラス)、NT-Dという謎も提示され、あっという間にコロニーは崩壊し、いざ宇宙(そら)へ。

    上下巻発売は、

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    2010年04月04日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    可能性の獣の名を持つ機体が、世界にもたらすのは解放か、

    ガンダムが還ってきた。宇宙世紀のガンダムの最新作、機動戦士ガンダムUC。

    機動戦士ガンダムはその作品世界をいくつか持ち、大別すると最初の作品と同じUniversal Century(U.C.)とそれ以外に分けることが出来る。U.C.の作品は『機動戦士ガンダム』(ファースト)、Z、ZZ、逆襲のシャア、F91、ターンAなどを中心に小説、漫画、ゲームの派生作品を含めれば、数え切れない程ある。

    この作品は、U.C.0000からU.C.0096をひとっ飛び、逆襲のシャアの3年後が舞台。1979年から最も人気があるキャラクターであるアムロとシャ

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    2010年04月04日
  • Op.ローズダスト(上)

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    良く言えば丁寧な、悪く言えば行間を読む隙の無い心理描写は相変わらず。苦手な人も多いかも。個人的にはかなり満足出来た作品。懐かない猫が少しずつ気を許してくれるのは嬉しい。

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    2010年02月25日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    ガンダムファンではないけれど、福井晴敏なので。
    相変わらずとっつきにくい文章で安心しました(笑
    序盤を越えるとぐいぐい引き込まれますね。

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    2010年02月13日
  • 真夏のオリオン(小学館文庫)

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    電車の中吊り広告で映画の告知を見て、
    すっごい見に行きたかったけど結局行けず、
    原作を買ってきてしまいました。

    深海という極限状況下な上、
    あまりにも過酷で絶望的な戦況に置かれて尚、
    どこまでも誇り高く、勇敢な搭乗員たち。
    ただひたすら自分の使命を全うしようとする姿が、
    眩しくもあり、それ故に痛々しいです。

    人は死ぬためじゃなく生きるために戦っている、
    人間は兵器じゃない。

    主人公のこの台詞。

    今ならごくごく当たり前、
    ともすれば、当然過ぎて聞き流してしまうかもしれない言葉。
    当時、これを口に出来た人がどれだけいるのだろうと思います。

    私を含めこれを読んだ人が、
    こういうこともあった

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    2010年02月12日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

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     この巻は最終巻一歩手前ということで戦況が白熱。
     主人公バナージと周りの人物との語りの中で、ニュータイプの肯定と否定という永遠ともいえるテーマがこの本でも浮き上がっている気がしました。

     ニュータイプである主人公は他人ことを「解る」ことができるが故に、人々が解り合えると思う。しかしながら、他のニュータイプになりきれない人々にとっては心にずかずか入り込まれるのは耐えられなく、確執が生まれる・・・。という宇宙世紀ガンダムシリーズでお馴染みの展開が。
     「ニュータイプVSオールドタイプ」の他にも、SEEDシリーズの「コーディネイターVSナチュラル」のように、ガンダムシリーズではよく見られるテーマ

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    2010年01月01日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    冨野監督本人の書かれるものは別にして、いままでのガンダム小説は、いまいちだなぁと思っていたのですが、ガンダムが大好きな一流作家が、本気で書くとこんなに面白いんだと衝撃。

    まさに富野風味だ!と思えるキャラクター、破綻のない設定と世界観、ガンダム好きならおっ?となったりニヤリとなるちょっとした描写、ガンダムにありがちなラストの・・・(苦笑)まで、全部がガンダムでした。

    彼の本気を見せてもらった気がします。
    福井 晴敏がんばりすぎ。

    アニメ化が楽しみです。

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    2009年12月30日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    『ラプラスの箱』、全編通して正体が謎と描かれてきて
    最終的に分かった正体が・・・
    もう少しインパクトのあるものだとよかったかと。

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    2009年12月03日
  • 終戦のローレライ(1)

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    『亡国のイージス』を読んでから気になっていた作品。2年かかってやっと読めました。読み応え十分でこちらもすばらしい作品だと思います。特に戦闘シーンの臨場感や迫力がいいですね。『イージス』のほうがちょっと好きなので差をつけて4点です。

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    2011年09月13日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

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    いよいよフロンタルの目論みが語られた・・・。
    が、本当かな〜?
    フロンタルにはまだ底がありそうな気がするんだけどな〜。
    大人として行動をなかなか変えられないジンネマンにもどかしさを感じつつ、最後には変わってくれてスカッとしました。
    マリーダを幸せにできるのはジンネマンしかいないもんね。

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    2009年10月27日