ネット財閥「アクトグループ」を標的とした連続爆弾テロ事件が発生。赤坂のビル地下、臨海副都心の巨大建設現場が爆破され、さらにサイバーテロも…。迷走する捜査、隠蔽される真実。公安のはみだし者、並河警部補は、防衛庁から出向した若い丹原三曹とたった2人で調査に乗り出すが、丹原はテロの実行犯「ローズダスト」のリーダーと面識があるらしい。テロ集団の正体は? 『亡国のイージス』の福井晴敏が、東京の心臓部を舞台に、史上最大級のスケールで描く力作長篇。
Posted by ブクログ 2013年01月24日
福井晴敏著「オペレーション ローズダスト(上)」を読みました。
待ちに待った作品なので、楽しみながらこの大作を読み味わいました。
防衛省の特殊部隊の主人公が連続爆弾テロに立ち向かうアクション巨編です。
しかも、この主人公と爆弾テロのリーダーには、過去の深い因縁があり、この戦いはある...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月09日
大好き!!!!
タイトルに惹かれて読んだんですがもう・・・・!!
ラストが気になるけど読み終わりたくない、なんて思ったのはこの本が初めて。
この物語がずっと続いて、ずっと読んでいられたらいいと思った。
しばらく心を掴んで離してくれなかった(笑)
なんでかなー。と考えてみたり。
たぶん全てが私の...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月23日
元々週刊誌に連載していた小説のようだが、とてもそうだとは感じられないほど、これほど長大な物語でありながら最初から結末まですべてデザインしてから書き出したとしか思えない。
この著者の作品は設定、プロット、ディテール、何をとってもいかにも映像化したくなるようなものばかりだが、しかし、「亡国のイージス」や...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
福井晴敏さんの本です。
福井さんの書く登場人物ってみんなどこか不器用で、憎めない人が多いんですよね。
ローレライの登場人物も、川の深さの登場人物も、亡国の人達も。
どこか人間らしい歪みと人臭い感情と、泥臭い思いと、不器用な憎めない人々。
それぞれに理由があり、それぞれに思いがある。
それを本当にち...続きを読む
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