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Posted by ブクログ
映像化されないかな…。
上、中、下巻の長編とはいえ、並河と朋希、朋希の過去という三つの話が、最終章に向けてうまいこと語られていきます。下巻の最終章では、文字通り1分1秒が濃密なアクションとしてラストまで駆け抜けていく。
さすが福井氏の作品だなぁと感動する各種ウェポンが入り乱れるそれは、軍事モノに無知な自分にも、頭のなかで明確にイメージされます。なんといってもそれらを扱う各登場人物が、とても魅力的に描かれているからでしょうか。
留美なんか、最終章で一気にファンになった読者も多いはず…。(自分はまさに)
ともあれ、映像化を望んで止まない作品に出会えた。(ヘタに映像化してもガッカリですが)
新しい言葉、探してみます。
Posted by ブクログ
ついに、福井晴敏著「オペレーション ローズダスト(下巻)」を読み終わりました。
かつての仲間だったテロリストチームと命を賭けて闘う防衛省の特殊工作員の活躍を描いた最終巻。恐怖の戦場と化した東京をはたして救うことができるのか、いやが上にも盛り上がるクライマックスでした。
臨海副都心の特殊な構造をうまく巧妙に利用した予告テロ、それを阻止しようと、立ち上がった主人公たちでしたが、防衛省と警察庁との確執など、敵がテロだけでない状況の中、最後まであきらめずに闘う姿は涙を誘わずにはいられません。
そんな主人公たちの闘いを通して、まわりの世界が少しずつ変わり、未来の日本がほんの少しでも明るいものになるかもしれないという希望が伝わってきました。
テロリストたちのそれぞれに生きた証を残して散っていく姿がなんとも言えず、哀れでした。
それにしても、読み応えのある小説でした。
これだから、読書はやめられません。
Posted by ブクログ
9/30:なんと言っていいか分かんないくらいスゴク面白い。台場有明の地下を放射線レスの核爆弾級のT-Pexがうごめき回るとかすんごくダイナミック。(今の勤務地の北有明はなんとか難を逃れた)ただ、表現がくどいかな。
今まさに中国、ロシア、韓国、北朝鮮といった領土問題、国防問題が騒がれている今、読めてよかった。この亡国を動かすには巨大な刺激が必要というローズダストおよび若杉の考えには同調。このままではホントこの国まずいよ。国民から意見、感情を上げていかないと。さてどうやって?
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9/27:いやぁ、おもしろいねぇ。国防や対アメリカ、対中国といった、まさに今現実に直面している政治的な問題を扱っており、読んでて力が入ります。T-Pexは爆破しちゃうのか。そうしたら、今働いている有明のビルも吹っ飛んでハッピーなんだけどね。
Posted by ブクログ
元々週刊誌に連載していた小説のようだが、とてもそうだとは感じられないほど、これほど長大な物語でありながら最初から結末まですべてデザインしてから書き出したとしか思えない。
この著者の作品は設定、プロット、ディテール、何をとってもいかにも映像化したくなるようなものばかりだが、しかし、「亡国のイージス」や「ローレライ」を観ても分かるように、とても2時間やそこらの尺に収まるようなスケールのお話ではない。
政治情勢の描写などもかなりのウェイトを占め、舞台そのものはどちらかというと男性読者向けに作られており、それを含め若干難解であったり非現実感を伴う展開もあるにはあるが、それにも拘らず極めて優れた筆運びと巧みな書き込み、リアルなキャラクターづけの力により、グイグイと読者を引っ張っていく。
一体どこまでリサーチしているんだろう? と驚愕するほどのディテールもものすごい。
ただ、最後の臨海副都心での戦闘シーンの細かい描写はちょっとくどくて読み進むのが辛い部分もあったけど…。
いずれにせよ、福井晴敏作品が好きな向きであれば充足できることが確実な、大作。
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