福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
群衆に埋没したくないとか言いつつ、
他の人と違うのは不安になるのが日本人の特徴だ。
悪く言えば、自分は特別だと言う中二病的な希望をもった
自身の行動や言動に責任が持てない人種とも言える。
そんな、まわりに流されやすい日本を愁いた作品。
物語の最後に主人公はこの作品の作品のテーマになっている
新しい言葉というモノを見つける。
ただそれは別に新しい言葉でも何でもなく、
昔から何度となく使われたてきた言葉だった。
言葉の温度も新鮮さも世界の温度も色も
受け取る人によって価値は変わる。
空の色がいつもよりも明るいのはその人の気持ちが明るいからだ。
冬の日本海が鈍色なのはその人の気持ちが暗 -
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Posted by ブクログ
アニメに追いつかれる前に必ず読もうと、アニメ版1巻発売前頃から少しづつ読み進めてます。
今回初の地上戦で、連邦首都ダカールでの攻防がメイン。このあたりはZ・ZZでも何度か登場しているのでイメージしやすいですね。
見所はいろいろありますが、やはり巨大MAとのバトルがクライマックス。人型ロボット兵器の戦闘シーンを小説で描写するのは素人が考えているよりずっと難しいのかもしれない。しかし、このモビルアーマーという巨大な兵器はアニメだとでかいのがガシャガシャ動いてビームを撃ちまくって終わりという画面になりがちなのに対して、小説だと、その巨大さを獣に例えたりいろいろ人型でないことや巨大であることを -
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