福井晴敏のレビュー一覧

  • 人類資金V

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    数字だけの富を循環させるだけの不毛なマネーゲームを、人への投資という実体にスライドさせるための善意のシステム化。数十頁にもおよぶ本庄とハロルドの資本論争だけでも、おおよそ経済誌数冊分の価値がある。

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    2014年02月11日
  • 真夏のオリオン(小学館文庫)

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    人間魚雷回天をつみながらも、それを使ったことがない潜水艦艦長倉本と、回天に恨みを持つ駆逐艦艦長スチュワートの知力を尽くした壮絶な戦い。この戦いはオリオンに導かれて終わりをむかえた。しかし彼らの戦争は終わらない。この世界の終戦はいつ訪れるのだろう。

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    2014年02月04日
  • 人類資金IV

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     福井晴敏 著「人類資金Ⅳ」を読みました。

     「M資金」を盗み出す大博打が成功すると思われた最終局面でまさかの窮地に。その窮地を救うために現れたのは、「M」だった。そして、正体を明かした「M」が世界が変わる瞬間を見せるというのだったが。

     「M資金」強奪の大計画が成功するかどうか、4巻にいたっていよいよ目が離せなくなり読み進めました。

     そして、「世界が変わる瞬間」が描かれ始まるのですが、この後どのようにその変化が展開していくのか全く読めず、次巻が楽しみです。

     また、「M」や相棒の「石」の正体も明らかになり、大構想の全貌が見え始め、それぞれの立場の駆け引きも読み応えがありました。

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    2014年02月01日
  • 機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男

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    ガンダムのサイドストーリー的な一冊。
    原案が福井さんとのことで、手に取ってみました。

    ガンダムは基本、宇宙世紀しかわかりません、、(汗

    ブライトさんの眼から見た宇宙世紀、一年戦争からシャアの反乱の前後、
    “ユニコーン”の前日談とでもいうべきでしょうか、ふむふむ。

    ブライトさんも、ニュータイプとの位置付けでしたかね、
    組織の中で生き切れなかった青さなど、いろいろと描かれています。

    ユニコーンの後にハサウェイにつながるのが、ふむふむと。
    “マハ”の概念は、ガイアギアでもありましたかね、、うろ覚えです。

    さて、“虹”の指し示すところは、、?
    ガンダムに一家言ある方は、目を通してみるのも面白

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    2014年01月29日
  • Op.ローズダスト(下)

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    お台場を舞台にテログループとの戦いが始まった。浅間山荘などとは比較にならない規模での破壊がお台場という人工の島の持つ先進性を逆手にとって進行していく。思想スリラーとも言われた本書もここに来てやっと娯楽小説としての本道に回帰した感があり、読み手としてホットする。何処までも計算されたような振る舞いをする敵役にリアリティはないが、日本を舞台にしたテロが起こらないと思っている多くの日本人には筆者の狙いどうりに提起されるものがあったのではないだろうか。

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    2014年01月27日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(5)

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    原作よりシンプルに落とし込みつつ、バナージの心情の推移が理解しやすく整理されているのがあざやか。クラーケ・ズールのサービス旺盛なデザインお披露目と共にヒキというのも嬉しい。この所ちょっと作画に手癖が付きすぎ?という観はある。

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    2014年01月20日
  • 川の深さは

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    「Twelve Y.O」、「亡国のイージス」そして福井敏晴氏のデビュー作である「川の深さは」に通奏低音のように流れる「この国の安全とは」という問いかけは、読み物としての面白さと裏腹に結構深く突き刺さる・・・。

    特にデビュー作では、この問いかけの側面が他の2作より色濃く滲み、結構ヘビィでさえある。

    読後感にある種の満足感が残る作品である。

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    2014年01月18日
  • Twelve Y.O.

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    福井晴敏の江戸川乱歩賞受賞作、日本のミリタリーものは、どうかなと思ってようだけれど、めまぐるしい展開とディテールがスケールの大きさを感じます。「川の深さは」「亡国のイージス」と一連のテーマも十分読み応えがありました。

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    2014年01月18日
  • 亡国のイージス(上)

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    映画化されましたが、文字のほうが圧倒的におもしろい。

    現実は、こんなに簡単にことが進まないのだろうけど・・平和の裏にある危機をエンターテイメントに落とし込んだ秀作。

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    2014年01月18日
  • 亡国のイージス(下)

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    憲法改正論議や自衛隊の機密漏洩などRWが騒がしくなってきている昨今、改めて福井晴敏の問いかけるテーマについて考えさせられてしまう。勿論、そんなこと抜きにおもしろい一級のエンタテイメントであることは諸兄の指摘の通りであるが・・・。

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    2014年01月18日
  • 人類資金IV

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    やっと、話が勢いよく動き出します。読むペースもアップ!

    解説よむまでわかってなかったのですが、映画と小説は、別物として、それぞれうまくいくように、作っていったのね。
    ローレライもそうだとは、知らなかった。(終戦のローレライは、一番好きです)

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    2014年01月15日
  • 人類資金III

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     福井晴敏 著「人類資金3」を読みました。

     舞台はロシアに移り、真船は一世一代の計画を立て、いよいよ莫大な金「M資金」奪取に乗り出す。順調に計画は進むかと思われたが。

     電子上の大金をだまし取るという計画は、普段の自分の生活からはなかなか想像できない世界でしたが、ロシアというあの大国でならありうるかもしれないと妙に納得しながら読み進めました。

     だます方とだまされる方とのそれぞれの立場もそれぞれの人間性や背負っている世界を知ることで、自分なりに理解できるように感じられました。

     計画が無事完了すると思われた所で思わぬハプニングに見舞われてしまう真船達、一体どうなってしまうのか、4巻も

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    2014年01月13日
  • 終戦のローレライ(4)

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    舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
    国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
    そんな中で、ある作戦が決行されます。
    潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
    それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
    そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
    そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。

    さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
    作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
    果たして無条

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    2014年01月09日
  • 終戦のローレライ(3)

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    舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
    国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
    そんな中で、ある作戦が決行されます。
    潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
    それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
    そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
    そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。

    さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
    作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
    果たして無条

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    2014年01月09日
  • 終戦のローレライ(2)

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    舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
    国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
    そんな中で、ある作戦が決行されます。
    潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
    それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
    そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
    そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。

    さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
    作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
    果たして無条

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    2014年01月09日
  • 終戦のローレライ(1)

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    舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
    国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
    そんな中で、ある作戦が決行されます。
    潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
    それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
    そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
    そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。

    さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
    作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
    果たして無条

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    2014年01月09日
  • 人類資金V

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    映画の後の世界が展開されています。
    なのでネタバレには注意が必要かと思いますが、
    なんだかフィクションなのか、ノンフィクションなのか
    勘違いしてまいそうな感じ。
    ルールを破るべきなのか、破らざるべきなのか?
    破ったとしても実はそれも敷かれたレールに乗せられているのかも。
    自分自身の人生も思い通りにならないことが多いですが、
    (というかならない事ばかりか)
    手の平で踊らされているなんて思わず、自分の足で動き、
    自分の目で見たものを信じて行きたいなぁなんて思ってしまいます。

    残り2巻。
    あと2ヶ月待つのか、長いね。

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    2013年12月22日
  • 人類資金II

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     福井晴敏 著「人類資金2」を読みました。

     詐欺師の真船は通称「M」との接触を機に「M資金」を盗み出す計画に呑み込まれていく。そして、真船はこれまでの人生を覆し、依頼を受ける覚悟を決める。

     真船の過去が描かれることで、「M資金」への思い入れの理由が明らかになり、ストーリーの広がりだけでなく、人物たちの背負っている過去や思いが伝わってきて、物語の深さが感じられました。

     「M」との接触から物語は一気に逃亡劇へと展開し、手に汗握る緊迫感を感じながら読み進めました。

     また、最後の方では、清算人なる人物が登場し、この後は血生臭い展開が予想され、真船やそのサポート役の石(せき)たちの今後の

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    2013年12月21日
  • 平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

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    亡国のイージスや終戦のローレライの著者。311以前に書かれた主と震災の小説。解説と小説が交互に現れる作り。

    著者の結論は、命があればやり直せる、っというもの。NWOのアジェンダ発表?しかし小説のようには事は運ばなかったのかも?

    結構勉強になるし、物語的にも感動でき、自己啓発的なセリフもうなずけた。でも小説としては作りがまどろっこしかった。星四つ。

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    2013年12月19日
  • 川の深さは

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    地下鉄サリン事件を思わせる事件、また教団が作中に登場します。起こった事件には、表面化された事実だけが真相なのではなく、その裏に隠されている真相があるんじゃないかと考えさられる内容でした。物事の現象は、多面的に見る必要があると、改めて思い知らされました。情景が思い浮かばないシーン(ヘリでドンパチやってるところ)も多々あり、読みづらい箇所もありましたが、人間の感情の動き方など、全体的には読んでて面白かったです。

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    2013年12月17日