福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
福井晴敏 著「人類資金3」を読みました。
舞台はロシアに移り、真船は一世一代の計画を立て、いよいよ莫大な金「M資金」奪取に乗り出す。順調に計画は進むかと思われたが。
電子上の大金をだまし取るという計画は、普段の自分の生活からはなかなか想像できない世界でしたが、ロシアというあの大国でならありうるかもしれないと妙に納得しながら読み進めました。
だます方とだまされる方とのそれぞれの立場もそれぞれの人間性や背負っている世界を知ることで、自分なりに理解できるように感じられました。
計画が無事完了すると思われた所で思わぬハプニングに見舞われてしまう真船達、一体どうなってしまうのか、4巻も -
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舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
そんな中で、ある作戦が決行されます。
潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。
さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
果たして無条 -
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舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
そんな中で、ある作戦が決行されます。
潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。
さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
果たして無条 -
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舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
そんな中で、ある作戦が決行されます。
潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。
さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
果たして無条 -
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舞台は、当然ながら第二時世界大戦。それも、日本が敗戦寸前の状態です。
国民も、軍部も、中央政府も、敗戦が濃厚なのは分かり切っている状況。
そんな中で、ある作戦が決行されます。
潜水艦<伊507>である兵器の回収に当たるという任務です。
それは、ローレライと呼ばれる謎の兵器。
そして、<伊507>はローレライをめぐって壮大な旅路に出る。
そこにある『あるべき終戦のかたち』を目指して。
さて、この作品は前半はローレライが中心となって話が進んでいきますが、後半は日本にとっての『あるべき終戦の形』がキーワードとなります。
作品を通して語られるこの戦争の意義、そして日本という国の在り方。
果たして無条 -
Posted by ブクログ
福井晴敏 著「人類資金2」を読みました。
詐欺師の真船は通称「M」との接触を機に「M資金」を盗み出す計画に呑み込まれていく。そして、真船はこれまでの人生を覆し、依頼を受ける覚悟を決める。
真船の過去が描かれることで、「M資金」への思い入れの理由が明らかになり、ストーリーの広がりだけでなく、人物たちの背負っている過去や思いが伝わってきて、物語の深さが感じられました。
「M」との接触から物語は一気に逃亡劇へと展開し、手に汗握る緊迫感を感じながら読み進めました。
また、最後の方では、清算人なる人物が登場し、この後は血生臭い展開が予想され、真船やそのサポート役の石(せき)たちの今後の -
Posted by ブクログ
Mの正体と市ヶ谷の女の関わりは想像通りだったが、石は市ヶ谷出身かと思っていたが、そうではなく、そうきたかということで、彼の正体と彼の出自に関わる国で奪取した金の使い方が関わるのであろうが、単なるデジタルデバイドの問題解消だけであるはずが無いので、ここからどう展開するのかということと、第3巻でひきとして実に良い登場をしたやくざとの関わりが、こんなにあっけなく終わるわけもなくj、今後の展開にどんなサプライズがあるか、楽しみに待ちたいが、結構、じらされそうで、先の話を忘れてしまいそうなのが残念。やっぱり、出そろってから一気に読むか、読み返すかしないといけなさそう。M資金のMの意味が未だ語れらないが、