福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終わったー!!!!!(早すぎる
そんなワケで2巻もサクッと読み終わったよ!!2冊同時発売ってんで焦ったけど、文章量は普通の小説の半分ぐらいだったんで実質は2冊で1冊ぐらいだと思います。
思ってたほどボリューム無いのでちょっと拍子抜けかも?
ただ、さすがに福井さんと言うべきか随所随所の描写のスピード感やら緻密さやらダイナミックさは素晴らしい。
同じロボット物のラノベ(何とは言いませんが)と比べると……というか、比べるのが可哀想になるぐらい、やはり筆力が圧倒的です。
バナージと父親の別れのシーンは相変わらずの福井節炸裂だったけど案の定そこで泣かされたしな!!(実話)
あとやっ -
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Posted by ブクログ
GW、高知に行った返す刀で博多の実家へ。その車中の友がこの本で。
防衛庁治安情報局に繋がる仕事をしているしていた人たちを取り巻く6つの物語。
凛として生きた女性の半生を滲まし哀しい「畳算」。
登場人物それぞれの母や父として持つ全く違う生き様が一つに繋がる「媽媽」と「断ち切る」。
しかし、何と行ってもこの本の白眉は「920を待ちながら」。緊迫感に溢れてもうドキドキ。
組織の一員として汚れ仕事に手を染めながら、疑問を持ち、悩み、割り切りながら生きている一方で、『己の所作振舞に自信と尊厳を持ち、身に合った幸福を追って生きて行けるのが人』との一線に踏みとどまるべく自己との闘いを続ける人たちへの尊敬と愛 -
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