福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいやぁ〜面白かった。
オウム真理教の地下鉄サリン事件や、松本サリン事件、坂本弁護士一家殺人事件などを彷彿させる宗教団体の事件に、ランボーを彷彿させる戦闘劇、警察組織内部のゴタゴタに政治、ヤクザの登場にミステリーの要素、しかも純愛など、とにかく盛り沢山の作品。
ここまで詰め込んだのに、きっちりと物語の筋は通り、男の生き様を描いた作品ってかっこよすぎ。
主人公?の桃山は元マル暴の無骨な警備員。
引退してから、まともな生活を送っておらず、巻き込まれていくとんでもない事件には体力や知力、銃の腕前など不安な要素もあるが、そこはもう1人のメインキャラである保がしっかりとカバーする。
この保が愚直な -
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Posted by ブクログ
う、うーん…。…面白…いのか…うーん?
ガンダムの新作として読んでおくべきか、という事で購入。
絵は上手いし、戦闘シーンも迫力あっていい…と思うんですが。
いかんせん、話に惹き付けられるものがない。
主人公・ユッタの話を動かす力は好ましいのだけど、世界観というか設定が非常に微妙。
「ZZ」と「逆襲のシャア」の間隙を埋める話になるので、結果は分かっている感じがどうにもぬぐえず。かつ、サイコフレーム(の前技術)とニュータイプという概念が話の盛り上げに便利に使われ過ぎてる感じが…うーん。
…やっぱり私が宇宙世紀に対して頑な過ぎるだけのような気はしますね。 -
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Posted by ブクログ
今回、ラストの山場がこれまでよりも多くのページが割かれて大きな盛り上がりを見せます。
低軌道上の戦いが、ガンダム史上類を見ない程に、緻密に描かれており、さすが福田氏の真骨頂です。
アニメ版と比べると
・ガエルがネェル・アーガマに進入
・ダグサさんが、逝く寸前にバナージに敬礼をしない
など、印象深い場面で相違がありますね。
後者は、アニメ版を推したいです。
さて、ラスト数ページは、アニメ版「ラプラスの亡霊」を少し追い越しています。
ネタバレの嫌いな方は、控えた方が良いかもしれません。
私は、アニメ版の新作が出る秋まで、原作は暫く置いておこうと思います。 -
Posted by ブクログ
望む望まずに関わらず、日常は非日常に姿を変え、少年は戦場へと飛び出してゆく。
多くのガンダムシリーズの第1話に共通するパターン。ムーンガンダム2巻です。
サザビーっぽいバルギルに、サイコミュ搭載のガンダムヘッドを合体させたら、ムーンガンダムへ。あのフィンファンネルみたいなフレームが、三日月象っているから、ムーンガンダムなんだね。今は三日月だけど、真円描く日くるのかしら?
連邦とスペースノイドというよりも、ネオ・ジオン内での派閥争いみたいな雰囲気があるのかな?ザビ家のミネバとダイクンのシャア、二つの派閥争いみたいな。外野がうるさくしてるんだろうなぁ。連邦軍で起こっていることと変わらないじゃな