福井晴敏のレビュー一覧

  • 終戦のローレライ(1)

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    終戦間際、敗戦となることがほぼ決した中、秘密裏にある作戦を遂行すべく出撃した潜水艦。その目的であるローレライとは何か。
    日本人の血を鼓舞するエンターテイメント超大作。手に汗握る戦艦戦。艦長がカッコ良すぎ。

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    2015年06月29日
  • 川の深さは

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    登場人物がみんな魅力的で、スリリングなストーリー展開がまるで映画を見ているように、テンポ良く進んでいく。臨場感あふれる小説。

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    2015年05月13日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(6)

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    え、もうこの巻終わり!? というテンポの良さ、と、まあ何かが起きそうと引っ張ってから止められた感。その分キャラが掘り下げられていて、マリーダの回想やダグザの徹底した態度が印象的。

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    2015年04月29日
  • 亡国のイージス(下)

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    ネタバレ

    「よく見ろ、日本人。これが戦争だ」


    福井晴敏著「亡国のイージス」。上巻から時間が空いてしまったのでテンションが下がりまくりだが意を決して下巻も読む。

    日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞受賞のこの作品は「祖国とは何だ。そこに生きる人々は何だ。そしてお前は何をするのだ。」とストレートに訴えかけてくる。
    しかし暑っ苦しいだけじゃなく、時に淡々と書かれる文章に余計に凄みが感じられる。だからこそ、作品半ばで登場人物が言うセリフ、「よく見ろ、日本人。これが戦争だ」が迫力を持つ。

    戦争を放棄した日本は軍隊の保持を否定。しかし国を守る為の「自衛隊」の保持する。しかしその力は戦力となるのではないか-。自衛隊が抱える矛盾、そしてその矛盾に対して従わざる得ない人・矛盾を正す為に立ち上がる人・そして行動を起こせない日本国。

    自衛隊を、守る対象を失った「亡国の盾(イージス)」と言いきった、重いテーマの本作品、それなのに読後感がいい。
    よくよく考えれば国の問題なんて何も解決されてない。全て個人の幸せで全てが払拭されているが、それでもどうして後味がいいのだ。

    上巻の途中まではなかなか物語が進まない。思わせぶりぶり、布石(ひっかけ)が続くので、読書慣れしてない人はこの辺りで落ちる可能性大。

    でも、後半に入ると止まらない止まらない。「あ、やっぱりそうなる?」から「あ、そう来たか!」とひっくり返される事が続くのがとても気持ちいい。
    もちろん「そ、そんな偶然が何回も起っていいわけ!?」とも思うんだけど。でもでも、それらを拭っても面白い!

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    2015年04月22日
  • 終戦のローレライ(4)

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    ネタバレ

    ローレライはあなたが望む終戦の為には歌わない


    昭和20年。敗戦色の濃くなる日本に、崩壊したドイツから戦利戦艦・イ507がもたらされた。このイ507には世界の戦争を覆す秘密兵器があり、世界がこの戦艦を狙っていた。
    巨大な力を持つイ507をめぐる争いは、それぞれの国家の「あるべき形の終戦」を目指す戦いとなる。手に入れた日本軍は- というお話。


    か、かっこいい・・・


    福井作品は「亡国のイージス」に続いて第二弾。もともと映画化の話が先にあり、その為に書かれた原作。それゆえにちょっとSFチック。

    SFというか、なんていうか。潜水艦に女の子は、ないよね・・・。至るところに映画化に向けたご都合主義とサービスがあるのでそれだけが難点。それを除いたところは最高に面白いんだけど。

    最初に言っておくと、歴史ものではないです。過去の「戦争」の事実のみを使用したフィクション。それを踏まえておかないと結構肩透かしを食らいます。

    最初、「ローレライ」とか「彼女が歌っている」とか書いてあるのを見て、「あぁ、艦長はお父さんで副長がお母さんで潜水艦は彼女って言われてるしね。歌ってるってのは稼動音かな」と思ってたわけで。 いや~、まさか文面どおりだったとはね。上記以外のところは最高に良かっただけにガックリなのですわ。

    イ507を取り巻く人々の思惑や裏切り、そして動機。登場人物が魅力的なのは脇役に至るまで、人物の描写が細かいから。まるで自分がイ507に乗船してるかのような錯覚に陥ります。

    物語初期の乗組員が集まってくるところ、それと終盤の船から見上げた空の青さ。この2点の風景はハッキリとイメージできるくらい。あの状況で見上げた空の青さ、というものが読んでいるこちらにも感じられます。
    海風の吹く中、太陽が眩しいくらいのスコーンと抜けた、悲しいくらいの青空だったんだろうなぁ。暑さは感じないんだけど。

    映画版ではヘイリーが「モーツァルトの子守唄」を歌っているらしいけれど、これはピッタリ。
    映画版では物足りなかった方、原作をオススメしますぞ。

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    2015年04月22日
  • 小説・震災後

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    ネタバレ

    エンタテイメントではない。
    血沸き肉躍るような興奮も無ければ、スカッとする結末が待つわけでもない。

    “家族小説”と銘打たれてはいるが、これはむしろ……福井晴敏の思想表明本、とでも位置付けるのが正しいだろうな。

    彼の、いくつかの代表作すべてに共通する筆者からのメッセージが、本書はより強く感じられるから……。

    決して楽しく読めたわけではないし、筆者の主張に全面賛成なわけでもないけれど、読んで損はない一冊かと。

    ★4つ、7ポイント半。
    2015.04.08.古。

    “渥美”は、明らかに記憶にある“あの人物”だとして……、主人公の父も、設定的には(現役を退いて10年?)、例の代表作に登場していたのかしら??

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    2015年05月22日
  • 平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

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    震災などにあっていない者にとってはこういうような本で予習をし、準備をしていつ来てもいいようにしておくのがよいと思います。

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    2015年04月07日
  • 人類資金VI

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    「M資金」の詐欺をしていた男が、本物のM資金を運用するという人に合い、M資金の謎に近づいていく話。

    6巻で終わりかと思っていたが、まだ続いていて次の巻はまだ出ていないとは!最終巻のつもりで読んでいたのでビックリ。

    資本主義へのアンチテーゼ。

    世界がこれほどの富を蓄えた時代はなく、貧困を無くすには、必要な資金、技術はとっくに出揃っている。
    それなのに、一部の富裕層が富を得ていつになっても貧困が無くならないこととの戦い。

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    2015年02月06日
  • 人類資金III

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    謎の男、Mの狙いは?真実とは? だだーん!って感じで4につながるらしい どんだけ焦らすんだ、というとこで終わった 話が少しずつガチリガチリとした風に組み上がっていく 詐欺師も営業も大して変わんないんじゃないか、と心のどこかで思う

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    2015年01月04日
  • 人類資金IV

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    物語が走り出した!そう感じることのできる本シリーズ ほぼ全員の登場人物の姿が見えてきた どうやって世界を変えるのか? 成長を約束させられた資本主義に楔を打つことは可能なのか? 人物の描き方はそれほどでもないけど、その設定に引き込まれる

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    2015年01月04日
  • 人類資金IV

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    ネタバレ

    3巻を読んでからずいぶん経ってしまったけど、やっと読めた。
    前巻からのタイムラグがあるのでどうなることかと読む前はちょっと心配だったが、ドキドキハラハラ楽しく読みました。ついにMが誰か明かされるこの巻、私にはMがキラキラした王子さまに思えて仕方ない。昔の少女漫画に出てきそうな。あと石くんの正体もわかっちゃったなあ。そういや美由紀さんもか。とにかく正体がごっそり明らかになる巻でした。M資金ももう少し。
    でもこの小説でも、外からやんややんやされてどうしようもない日本と、それに憤る人々が根底にあって、やっぱり福井小説だなあと思わせられた。他の作品の香りがしてもそれでも面白いと思わせるのは、テーマがいいのか、作者の腕なのか。多分両方なんだろうね。

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    2015年01月01日
  • 人類資金II

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    東京の地上や地下を逃げ回るシーンが面白い。
    映画より小説のがスピード感があって、映画で説明不足だった点が解消される。
    映画は手抜きしすぎ。面白いので3巻も読む予定。

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    2014年11月21日
  • 6ステイン

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    ネタバレ

    安定の福井晴敏。興奮しきりに一気読み。

    冒頭、子供を怒鳴り付ける遣り手(らしい)会社員が主人公と知り、“いつもの福井ワールド”とはちょいと違うのかな?……と一瞬がっかりしたけれど、それも文字通り一瞬だけだったという(笑)

    福井ワールド、最高。

    “人の親”としての執念で自分に課した宿願を果たす強い女性を描いた『経ち切る』と、

    途中“もしや?”と思いつつ最後に“やっぱり”とニンマリさせられる“アイツ”の登場が強烈な印象を刻んでくれた『920を待ちながら』の2本は、もう、格好よすぎ!

    ★4つ、9ポイント。
    2014.11.19.了。

    ※短編集とはいえ内容が内容だし、表紙の装丁は、イラストではなく“いつもの”系統で揃えて欲しかったな。

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    2015年05月28日
  • 亡国のイージス(上)

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    大藪晴彦賞、日本冒険小説協会大賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞した大作。かなり期待して本を手に取った。
    良くここまで考え付いたものだというのが率直な感想で、フィクションでありながら詳細な描写にリアリティがある。登場人物はほとんどが男性で、かなり骨太な人格が多い。組織対組織の関係や、登場人物が多いので、誰がどの組織の人間かが個人的には分かりづらかった。
    戦闘シーンは長すぎて途中やや中だるみしたので、飛ばし呼んだ。ごつい小説なので、男のロマンは十分に刺激すると思うが、人物も多く、細かく追うのが面倒になる読者もいるだろう。
    プロローグも引き込まれるし、なにより、終章が清清しく素晴らしかった。万人に勧められるわけではないが、自分は読んでよかったと思う。

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    2014年11月19日
  • 平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

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    東日本大震災の前の年に文庫化されたシミュレーション小説。僅か180ページのボリュームで、あっという間に読み終えた。

    首都圏を襲った大地震。主人公の西谷久太郎は都庁のエレベーター内で被災。なんとかエレベーターから脱出した西谷は13キロ離れた自宅を目指す。

    震災時の様々な場面で、どのように行動すべきかを迫真の描写で詳細に解説している。

    東日本大震災は地震被害の他に津波、原発事故と信じられないような災いが我々を襲った。停電と通信の破断により、内陸部でも一週間もの長い間、不自由な暮らしを余儀無くされた。沿岸部などは数ヶ月の間、停電していた所が多い。この大災害を経験し、普段からの防災用品の準備と災害に対する知識が如何に大切かを痛感した。これからの近い将来、間違い無く大都市を襲う大地震への備えとして、本書を一読する事を勧めたい。

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    2014年11月09日
  • 終戦のローレライ(4)

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    ネタバレ

    完結。

    悲しくも納得のゆく「伊507」の最期。

    (朝倉大佐の末期のあっけなさは残念だけれど)

    散り逝く男達の勇姿。

    哀しさの滲む戦後ニッポンの平和。

    良くも悪くも“現代っ子”に育ったヒロインの子や孫の描写に、一気に現実に引き戻されつつ、そんな現実世界に生きる者にも未来への希望を抱かせてくれるラスト…。

    ここまでの長編をこんなにも短期間で読ませられてしまう、福井ワールドの魅力を再確認。


    ★4つ、9ポイント半。
    2014.10.31.了。


    “平和ぼけ”日本への警鐘に満ちた終章は、全作品を通しての、筆者から読者へのメッセージなのだろうな。

    「人類資金」にも通じる筆者の危機感が伝わってきた。


    ※文庫「人類資金7」の刊行は、いつになるのだろうか……。「2014初夏発売」のはずだったのが、もうすでに「晩秋」なのだけれど(苦笑)。

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    2017年12月26日
  • 終戦のローレライ(3)

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    ネタバレ

    かなり良い感じに盛り上がってきての、「次巻へ続く」。


    「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない。」
    ……格好良すぎる!!!


    ★4つ、9ポイント半。
    2014.10.25.了。

    若い二人の、上陸前夜のほのぼのとした様子……アニメ「天空の城ラピュタ」にデ・ジャ・ヴュ(笑)。


    【追記】
    上記の、「ラピュタ」に似ているうんぬんについて・・・。

    先日ちょうど「ラピュタ」を観かえす機会があったのだが・・・うん、やっぱり「ラピュタ」だよ、あそこの場面(笑)。

    同じこと思った人って、いないのだろうか???

    2016.08.08.書。

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    2018年01月25日
  • 小説・震災後

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    小説に名を借りた「未来」へのメッセージ

    久々に福井さんの小説を読みました。
    「亡国のイージス」以来、福井作品はよく読んでいましたが、この作品にも、やっぱり脇役ながら出てくるんですね。市ヶ谷とか...そして、おじいちゃんがまた格好いい(笑)

    震災から3年たって、改めて、本作品で震災後を振り返ることができました。震災後、原発事故後の日本での行動の総括と、その後の未来を語る作品となっています。
    自分の子供、さらにはほかの子供たちにどんな「未来」を残せるのかを考えさせられました。

    主人公は平凡なサラリーマン。震災後の原発事故を含むさまざまな出来事がすべての人の希望を失わせていきます。そんなさなか、息子が起こしたネット上の事件。
    震災後の家族の不安、そして未来への不安の中、なぜか、主人公の父親がそっち系の重要人物だったりして、とてもミステリアス(笑)そんな格好いい父親との交流を通して、主人公が一歩踏み出し、そして、息子と向き合い、メッセージを託す、そんな感じの物語。
    エネルギー問題をどう解決するかも、本書の中では語られていますが、その解決策がどうこうというよりも、未来を見据えて、まずは、一歩を踏み出そうっというメッセージを強く感じました。

    「将来は放っておいても必ずその人のものになるけど、未来は必ずやってくるとは限らない。見よう、見せようとしなければ見れないし、手にも入らないもの…それが未来です」

    私たちは子供たちの未来に何を見せてあげらるのでしょうか?

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    2014年10月18日
  • 終戦のローレライ(2)

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    ネタバレ

    「ローレライ」の秘密とその“力”が明らかにされた、文庫第2巻。

    作中日時、1945年7月30日午前…。
    学校で習った“史実”を知っているだけに、物語がこのあとどういう方向に進むのか、非っ常~に気になるところ。

    ★4つ、9ポイント半。
    2014.10.12.了。

    フィクションである。
    “ローレライシステム”も、完全にファンタジーである。

    しかし……

    作中の“強制収容所”の描写にはそう大きな脚色が加えられているわけでもない、という程度の歴史認識はある。

    ならば……
    同じく作中の

    “生命の泉”は?
    “白い家”は?

    荒唐無稽ではあるが、ありえそうな気も……。
    実在するのか?しないのか?

    ……おそるおそる、調べてみよかな。

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    2015年05月22日
  • 人類資金III

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    ガッツリ物語が動き出してる。詐欺師の真舟の本領発揮。真舟をめぐって様々な立場の人たちが動き出して、ハラハラさせられっぱなし。そしてこの巻は良いところで終わるんだ。これは4巻も読まねばなるまい。
    株だのなんだの、私には難しいことが書かれてはいるんだけど、それに関わる人間の心理がそれはもうとっても豊かに書かれているもんだから、とても面白く読んだ。

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    2014年10月12日