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Posted by ブクログ
今回で朝倉大佐の恐ろしい計画が明らかになる
アメリカとの終戦にローレライを取引材料として持ちかけるまで理解できるが、東京に原爆を落として日本再生の生贄的な扱いにするのはやりすぎで、もはや単なるテロリストにすぎない
本当にこんなのに同調者する人がいたの?の疑いたくなるが、515や226事件もこんな理想論に押し切られる感じで発生したのかなと思いました
結果日本はより悪い方向へ進んでいくんですけどね
広島に原爆が落とされるシーンはやはり心がめちゃくちゃ痛みます
一瞬にして多くの一般人が殺されて、そこにあった多くのあったであろう未来が一瞬で破壊されてしまうのにただ恐怖しかないです
そんな裏切りを乗り越えていよいよ最終巻で原爆の東京攻撃阻止に向かうがどうなるのかとても楽しみです
やはり巻が進むにつれて面白くなってきましたのでワクワクです
Posted by ブクログ
敵艦にも勝利しウェーク島へ向かう道中で訪れた8月6日。原爆投下の瞬間の人々の描写が詳細でとても恐ろしかった。まず体が燃えて衝撃波が訪れ死に至るなんて知らなかった。
聞いてはいけない話を盗み聞きしてしまい物音を立ててしまうという、使い古されたベタな展開もあるが、読み進めるうちに伊507の乗員たちがどんどん好きになっていく。特にフリッツがかっこいい。ストーリーの構成要員の一つとしてではなく、登場人物を好きになるのは久しぶり。全4巻と長いけれど、その分着実に心を掴まれていく。
敗戦はわかりきった事実として横たわっているが、歴史に名を残さない戦艦の行く末が救われたものであるように、と願って止まない。
Posted by ブクログ
本巻では第4章を収める。遂に広島・長崎への相次ぐ原爆が投下された。従来の戦争の概念を完全に覆すほどの破壊力、たった一つの爆弾で都市を丸ごと一つ吹き飛ばす威力を持つ史上最悪の兵器と言ってもよい。そもそも7月にポツダム宣言を受諾していればこの惨事は起きなかったのだが、軍部はその時点での受け入れを拒否。その時にアメリカから言われた通り「迅速かつ十分な壊滅」をもたらす新型兵器が落とされた。もはや戦争の継続が困難なのは誰の目にも明らかなのに、どこに拘っていたのか。恐らくは天皇の統帥権、いわゆる国体の護持といったところか。無条件にポツダム宣言を受諾すれば、それは失われる。その結果、多くの命が犠牲となった。
戦争とは何を守るために、何を犠牲にするのか。その先に待っているものは何か。自分が犠牲になってでも他の人を守るという使命、それが軍人としての矜持か。それとも他人を犠牲にしてでも国を守ることが第一優先か。
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