福井晴敏のレビュー一覧

  • Op.ローズダスト(下)

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    面白いですね。描写多いので状況がよく把握でき、没入感が楽しいでですが、私は読むのに時間かかります。福井さんの作品はどれも面白いですね。オジサン頑張る姿がいい!渋いというかなんだか人間味あふれかっこいい。

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    2025年11月27日
  • 真夏のオリオン(小学館文庫)

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    潜水艦と駆逐艦の戦い。読み合いが面白い。艦長同士が直接顔を向き合っていないのに戦いを通じリスペクトし合ってるのもよかった。

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    2025年11月27日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    そりゃもう、最高ですよ。
    認知能力の拡大から人類はそれまでの動物とは比べ物にならないぐらい繁栄したわけですが、その認知能力によって自分たちの繁栄や歴史が、更に大きな歴史と比べれば瞬間的な煌めきにすぎないという絶望的な事実に直面することになるわけです。
    その絶望に抗うことができるのもやはり、認知能力に端を発した願いや希望だったりするわけです。

    希望も絶望も人間が人間で有ることの証左であり、願いを繋いでいくことで隣にある絶望と折り合いをつける。そういっとことを感じる小説

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    2025年09月06日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

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    この本を読むのは3回目だと思うのですが、何度読んでも今回こそは別の結末があるのではないかと思ってしまいますね。

    まぁ、そんなこと起るわけもなく毎度この巻で私は大いに凹むわけですが、3回目でもそう思えてしまうような描かれ方がされてるってことなんだと思うんですよね。何となくいい結末がありそうな。まぁ、初回が、15年以上前で2回目からも10年近く経ってると思うので、忘れてると言えばそれまでですけど。

    まぁ、致し方ないと言えばそうなのですが辛いですなぁ。あと、これも毎度思ってことなんでしょうけど、リディはあの後でも一人になった自分を憐れんで涙してるんですよね。こりゃダメだわ。という気がしますね。

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    2025年09月02日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

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    地獄への道は善意で敷き詰められているというぐらいなので善意から出発してもうまくいかない事ばかりです。そこに悪意に端を発する行動が重なるとまぁあまりい結果にはならないよなという気がします。

    ジンネマンというキャラクタを見ていると、復讐に効くのは誰かの支えになることなんじゃないかという気がしてきますね。

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    2025年08月31日
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン

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    ネタバレ

    個人的には大抵のことは善意に端を発しているとか、受け取りなさいなバナージとか、「”それでも”だろ」とか名シーンが目白押しなので、この巻を待ってました。
    もうここで終わってもいいですね。

    最後に出てきたリディとアルベルトの二人がニガミ走り過ぎてて笑った。

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    2025年08月23日
  • 機動戦士ガンダムUC5 ラプラスの亡霊

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    バナージの様に、知ってしまったからこそ思い切った行動が取れなくなることを大人になるというのであれば、それはそれで悪く無いと思ったりもする。
    全体的にオッサンが光った巻、初登場時には人間味がなく書き割りのホラーでしかなかったダグザが、あそこまで人間臭くかっこよくなるとは意外だった。

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    2025年08月09日
  • 機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星

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    ネタバレ

    しがらみを持っていないというのは強いけど、
    コロニーに生きる人をマリーダが慮って動きづらかったのも、しがらみの一種だし、それがあるから社会は存在できるともいえると思う。
    まぁ、大人が自分に言い訳するのにつかうのもしがらみだったりするから、厄介なんだけど。

    物語からちょっと離れると、しがらみを持つことが大人になるということなんだろうし、それがあるからキャラクタに厚みが出るよねという気はする。

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    2025年07月20日
  • 機動戦士ガンダムUC2 ユニコーンの日(下)

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    いやぁ、おじさんになって読むと劇的に刺さるなぁ。
    ”この世界は、子供のまま世過ぎができるほど 寛容 ではない。”とか、カーディアスの父親の限界とか、勤勉実直な努力家にも二種類いて評価が前にある人と、やることが前に有って評価は後からついてきた人だとか。刺さる。グサグサと。

    まだまだ序盤ですが、キャラクタもいいですな。部品の矜持を見せるダグザとか、ジンネマンとかカーディアスとかおっさんがいいです。

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    2025年07月17日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    シナンジュのガンプラ買ったので読み始めましたがまだ出てきません。
    人間関係の重苦しさと、大事な情報は紙だとか誰もスマホ的なデバイス持ってないだとかの過去の設定を再定義しているのが良いなと。

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    2025年07月12日
  • 小説・震災後

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    亡国のイージス、終戦のローレライと軍事関係の題材が多いというイメージだったが題名を見て気になり手にとってみた。非常に重たいテーマであるが家族とはなんであるかということをあらためて考えさせられる作品でした。自分は主人公と同年代であり同じ年齢にバブル崩壊を経験したので自分にリンクさせてしまった。また寡黙な父親との対話も自分の父親と自分にリンクさせてしまい涙がとまらなくなった。評価の星をもう一つつけたい。

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    2025年05月25日
  • 終戦のローレライ(4)

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    全4冊。合計1690ページに渡る戦いが終わりました。
    映画化を前提にした小説とのことですが、登場人物たちの気持ち・想いがとことん掘り下げて書かれています。
    戦後80年。
    色々考えさせられました。

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    2025年04月29日
  • 終戦のローレライ(2)

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    ネタバレ

    ローレライの回収がまさか人力頼みだとは想像していなかった。1巻で折笠と清永が潜水時間を競うシーンが、ここに繋がるのだと気づいて驚いた。回収に向かう潜水艦には水中翼というものが装備されているらしく、検索してみたら、小さいロケットの羽のようなものが実際についている。清永が必死にこの小さな水中翼を操作しているのかと思うと、緊迫した状況ではあっても、なんだかほっこりした気持ちになった。

    黄色い肌を持つフリッツが、いかにしてナチスの親衛隊になったのかも明らかとなる。「恐怖が支配する世界で生き残るためには、自分自身が恐怖になるしかない」というフリッツのセリフは、想像以上に重いものだった。あのフリッツが伊

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    2025年04月04日
  • 亡国のイージス(下)

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    凄い重厚感でした。映画も見てみます
    →映画は全く違うものでした。流石にこの世界観を2時間ではきついですね。
    小説のままで良いです

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    2025年02月05日
  • 機動戦士ガンダムNT(14)

    이거극장판은좋은데평점이슬픔

    機動戦士ガンダム物語劇場版はいいです。
    劇場版の評価はとても悲しいですが、楽しいです。
    なぜこれは漫画が少し苦いのかわかります、それでも名作です。

    #じれったい #共感する #笑える

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    2025年01月27日
  • 人類資金VII

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    6巻までは、それなりに山場はあったものの、解説や、回想の方に比率が多くあまり動きがない印象でしたが、最終巻になって、ジェットコースターのごとく次から次へと山場か押し寄せ、最後までハラハラしっぱなしでした。
    約700ページあったけど、一気に読み終わりました。
    今まで漠然と不安に思っていたことや、疑問に思っていた事を活字にしてもらい、一つの答えを提示してもらったお話でした。
    真舟一味達の考えに両手を上げあげて賛成!とまではなりませんが、「こうなったらいいよね」っては思いました。
    …どちらかと言ったら、私はハロルドの考えの方に共感しましたが。

    付録のプロットに作者がコメント付けていましたが、秘密を

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    2024年07月07日
  • 人類資金V

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    いよいよこの巻で真舟一味?が何考えてるかの全貌、そして、M資金が今現在に至るまでの経緯が明らかになりました。
    本庄とハロルドのやり取りには、色々考えさせられました。
    結局行き着くところは。「人の善意を信じられるか否か?」なわけで、ハロルドの考えの方に共感した私は、人の善意を信じられない人間…ということなんでしょうね。

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    2024年06月14日
  • 機動戦士ムーンガンダム (12)

    Leo

    ネタバレ 購入済み

    天然の強化人間・・・

    物凄く衝撃的な巻だった・・・ZZ本編でぽっと出てすぐ終わったムーン・ムーンとそこに生きる光族。宇宙世紀開闢以来、というかそれ以前から存在したコロニーの由来と開闢以来から溜まった泥がここに今明かされる。
    これぞ天然の強化人間。宇宙世紀の強化人間はどれも不安定で、精神どころか、その身体の健康すら薬無しで保てないのに対して、その悪しき泥に順応してしまったがゆえに宇宙世紀の強化人間とは違い、安定しながらも結局は強化人間に分類されてしまう光族。
    ただ、強化人間が忌まわしいとされるのはその不安定さからであり、シャアのネオ・ジオンの強化人間は安定しており、一部偏見で見られながらもほぼニュータイプと変わらない

    #共感する #ダーク #感動する

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    2024年01月19日
  • 機動戦士ムーンガンダム (2)

    購入済み

    待望の!

    待望のZZから逆シャアの間の話で、凄く興奮した。
    映画やDVD,配信サービス含めてアニメ化を期待します。

    #感動する

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    2023年12月22日
  • 終戦のローレライ(4)

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    10年ぶりに読み直したんだけど、やっぱり良い小説でした。
    映画のための物語との事ですが、本はそれ以上に細かな事が表現されていて、終戦後、現在の心持ちとか社会情勢とか、その辺もグッと来るものを感じました。
    漫画のような設定ではありますが、それは伝えたい事の道具なのであまり大切ではなく、やはり人間物語として感動させてくれます。
    8月は原爆投下、終戦の時期と言う事もあり、この季節に読んで良かった。
    古い小説だけどオススメです。

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    2023年08月06日