
Leoさんのレビュー一覧

レビュアー
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孫悟飯の潜在能力
孫悟飯が第一線級の力を発揮したのはセルゲームから。このときに強敵を圧倒し得る力となって潜在能力が発揮された。
悟空やべジータは長く厳しい修行の過程でいくつも限界突破し、当初は持っていなかった領域に踏み込んで進化してきた。
一方でセル編以降、悟飯は修行をサボり弱体化し、悟空やべジータに抜かれたけど、個人的にはブウ編序盤で巷で言われてるほど弱体化したようには思えない。ここで重要なのは多少の弱体化はあってもセル編〜ブウ編序盤で悟空やべジータのような進化は一切ない。ブウ編後半のアルティメットも確かに強くなったが、潜在能力を引き出しただけで元々持ってた力ということ。
そこから超、スーパーヒーローと全盛期 -
ネタバレ 購入済み
天然の強化人間・・・
物凄く衝撃的な巻だった・・・ZZ本編でぽっと出てすぐ終わったムーン・ムーンとそこに生きる光族。宇宙世紀開闢以来、というかそれ以前から存在したコロニーの由来と開闢以来から溜まった泥がここに今明かされる。
これぞ天然の強化人間。宇宙世紀の強化人間はどれも不安定で、精神どころか、その身体の健康すら薬無しで保てないのに対して、その悪しき泥に順応してしまったがゆえに宇宙世紀の強化人間とは違い、安定しながらも結局は強化人間に分類されてしまう光族。
ただ、強化人間が忌まわしいとされるのはその不安定さからであり、シャアのネオ・ジオンの強化人間は安定しており、一部偏見で見られながらもほぼニュータイプと変わらない -
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魔術師還らず
その時、一つの星が銀河の中で瞬いて消えた。
ついにこのときが来てしまった。
OVA版をずっと見てたけど、この時ほど脱力感のある展開は無かったね。予告のBGMがまず無音だった。そしてヤンが血だまりの中壁に背中を持たれさせて座り込んでるカットが入り、その無音のまま冒頭のナレーションが続き、それと並行してスールやパトリチェフ、ブルームハルトが銃撃を受けるシーンが続く。元のヤンのカットに戻る。正直、予告時点ではヤンの死を信じてなかった(原作は読んでなかった)
その次週(当時キッズステーションの放映で見てた)にマジでそうなったからキツかったなぁ・・・
藤崎版もそれ準じた演出でなかなか良いと思うが、ヤン -
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再購入
以前に一度紙媒体で購入して引越しの荷物になるから惜しみながら手放したものの、あまりに名作過ぎたので我慢できずに再購入。
本作の主人公はかの有名な元ホワイトベース艦長、現独立治安維持部隊ロンド・ベル司令のブライト・ノア!(U.C.0093現在)
とカッコよく言ってみた(笑)ブライトが主人公ってなかなか無いよね。ぜひ、短編アニメなり赤の肖像みたいな朗読劇でも良いからやって欲しい!すごくこれまでのブライトの半生を丁寧に描かれていてホント名作!ニュータイプのことを語らせるならこの人を置いて他に無いしな。赤の肖像はシャアの回顧録って感じでニュータイプのことも語るけど、どちらかというシャアの人生の方が重い -
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アムロ・レイは伝説か人か
この話はタイトルの一言に尽きるね。
アムロ・レイは伝説か人なのか?
もちろん、アムロの知り合いである本作の主人公キッカや元ホワイトベース隊、カラバでの仲間、ロンド・ベルでの同僚にとっては人だ。それを世間に知らしめるためにキッカは伝記を書こうとしてる。しかし、アムロ・レイとは面識があるわけではない世間一般の人達や軍の上層部にとっては伝説のニュータイプでガンダムのパイロット、赤い彗星の魔の手から地球を救った英雄、など人としてより伝説という方に重きを置いて認識されてしまっている。アムロ・レイの戦果や功績にしか目が行かないからアムロ・レイは「伝説」として認識される。それを少しでも払拭したいがためのキッ -
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アナベル・ガトーの行方
あれ?これ最終刊なの?マジかぁ・・・・まだ続くんだとばかり・・・だってブックライブで終わったなら終わりって表示出るのに出てないからさぁ。
まぁ、それはいいや。ただ、アナベル・ガトーの生存説がまことしやかに囁かれる本作。仮に生存していたとして彼はアクシズに合流するだろうか・・・正直アクシズに参加するとは思えない。予想として名前を変えてエゥーゴ、もしくはカラバに参加するんじゃなかろうか?
その理由はまず、宇宙に上がれる手段は無いと思われるのが一つ。おそらく匿われているなら地上に潜伏しているジオン残党のどこかの一派。そのジオン残党はグリプス戦役中盤まで出てこず、第一次ネオ・ジオン抗争になるまでは接触 -
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史上最高のニュータイプの結末
宇宙世紀史上最高のニュータイプと評され、軍属扱いとはいえ、当時は非公式な組織内の人間であったにも関わらず、後の連邦軍内でも名前が知られてしまっているカミーユ・ビダン。その卓越したニュータイプの能力は周囲にはアムロ・レイの再来、かつての赤い彗星からは次代のニュータイプの世の希望として見込まれ、アムロ・レイ本人にさえ自らよりもニュータイプとしては高い能力を秘めていると評価されている。しかし、未だに誰も彼の不幸を想像し得ない。その不幸はU.C.0087 3月のグリーンノア1から始まる。その不幸がどのような形に収束するのかをこのときは誰も知る由は無かった・・・
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ア・バオア・クー戦の実態
正直これまでこの作品を読むのを敬遠してた。ガンダムの話は劇場版ベースだけど熟知してるから少々の追加要素や焼き直しの作品だと思ってた。でも、意を決して買いすすめると印象は大分変わった。
一番印象が変わったのはア・バオア・クー戦。元々劇場版だとア・バオア・クー戦は序盤は押されてたものの、結局物量で押し切ったように見えたのに対して、オリジンだと物量では圧倒的に負けていて、なんとか対空砲火をくぐり抜けて要塞内部を占拠することに掛けてたように思う。でも、劇場版でも実はそうだったんじゃないかと思うようになった。描写が足りないだけで元々乗り込んでア・バオア・クーを占拠するつもりで突撃を掛けたんじゃないか、 -
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リファインガンダムゼータ
リファインガンダムゼータ、略してリガズィはZガンダムの量産化検討のための試作機(ゼータの量産型ではない(笑))という機体。でも、思うんだがバックウェポンシステムってこのベルトーチカチルドレンでは回収して再利用はしてるけど、基本的に使い捨ての装備。使い捨てにするにはコストが高過ぎて、そもそもこのコンセプト自体が量産化できるわけないのは一目瞭然。アナハイムの開発陣も開発に関わったらしいアムロもそんなことが分からん人達ではないと思うんだよね。だから量産化なんてほとんど名目上のことで既存連邦MSとしては最高レベルの性能を持つZガンダムが手に入らないから無理矢理そのレベルのMSを確保すべく、量産化とか試
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方言
札幌の都会育ちで北見のようなもっと地方とは
違うのかもしれないけど、あんまり方言って使わなかったなぁ。確かに〜だべ、べさとか小学生の頃は使ってたし、あと最近思い出したのが、わや、しゃっこいとかの方言は他の人や祖母が使ってた。でも、両親は元々帯広生まれで都会で育ったわけじゃないけど、方言は使ってないし、帯広在住の親戚も使ってない。なので、地域によって使ってたり、使わなかったりしてるのかも。僕自身小学生時代に方言を使ってたのも、流行りみたいなもので周りが使ってたから釣られて使ってようなものだったかな。
中学時代以降は全く使わなくなったし。
まぁ、方言はともかく、何このギャル!めんこいのぉ(๑´ㅂ -
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謎の一部が解けた。
HELLO WORLDの本編映画を3回見たけど、正直ラスト周辺は理解が追いつかなかった。だけどこの小説を読んだことでエンディングに出てくるカットの中の三鈴の行動にも納得がいった(かも?)途中フェードアウトしてしまう彼女は物語的に大した意味が無いはずだが、それでもエンディングカットにある彼女の意味深な行動(例えば主人公達を物陰から覗き見てたりとか)にはちょっと納得いってなかった。彼女は本当にモブ的なキャラなのか?この小説での彼女の設定が映画の中で有効であったから気になってたカットが作られていたのか、別の意味合いがあったかは不明だが、それでも気になっていたことの一部に答えをくれた小説だった。まだ謎