あらすじ
宇宙世紀105年、秘密結社マフティーは腐敗した地球連邦政府に対して、粛清を宣言する。
次々と政府高官を粛清していくマフティー、そのリーダーであるマフティー・ナビーユ・エリンは、
かつてシャアの反乱で想い人クェスをその手に掛けた、ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアなのであった――。
富野由悠季著「ベルトーチカ・チルドレン」の続編として執筆された「閃光のハサウェイ」を漫画版ベルトーチカに続いてさびしうろあきがコミカライズ。
感情タグBEST3
死に急ぐニュータイプ
ハサウェイは市民からはシャアの再来として見られてるけど、結局のところシャアもハサウェイも死に急いだ結果、戦乱を起こしたように見える。クェスやララァの亡霊に取り憑かれて死に急ぎ、その理由付けにニュータイプの革新、地球の浄化、シャアに至ってはアムロとの決着を望んだように思う。ニュータイプは未来的な存在のはずなのに、皮肉なことに過去に囚われてるところも富野作品らしいな。
劇場版の前に読むべきでした
そういうことねーーーー!と劇場版で?だった疑問が解消されました。
1年戦争世代とはまた違う葛藤を抱えながら、アムロたちが居ない世界で成長しているハサフェイが気になってしょうがないです。
やっぱりガンダムは乙女心の分からない主人公が良い!
脳内でハサウェイの声は小野賢章さんがしっかり響いています。
早く次が読みたい
映画始まる前段階の話がメインの巻なので、
小説未読の自分には、知らない背景なんかを知ることができて、楽しかったです。
ただ、少し短いかな?
早く次の巻を読みたい!
流れは同じだが
逆シャアや閃光のハサウェイの映画版は見ましたが、ベルトーチカチルドレンは読んでいません。ハサウェイが墜としたのがクェスになっていて、その他にも色々と違う部分があったりなかったり。ハイジャックの時に映画でハサウェイが手にしたのはハンドガンでしたが、漫画ではマシンガンになっていましたし、ギギの「やっちゃいなよ、そんな偽物なんか」と言うセリフも微妙に変わっていました。違いを楽しむのもコミカライズの醍醐味ですね。ベルチルを知っているときっともっと面白いんでしょうね。