福井晴敏のレビュー一覧

  • Op.ローズダスト(下)

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    面白かった!

    最後のお台場決戦は迫力満点。
    圧倒的熱量。

    警察や公安、自衛隊に本当にあんな人いたらいいな。
    “新しい言葉”探そう…。

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    2012年12月04日
  • 終戦のローレライ(4)

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    「ローレライはあなた方のためには歌わない」。絹見艦長、かっこいいです。もう1回言います。絹見艦長、かっこいいです。
    征人が少年から男になる決意、行動。感動です。涙出ました。
    主に征人の視点で読んだけど、読みきった今、あらためて絹見艦長、田口掌砲長、フリッツ少尉、浅倉大佐、それぞれの視点でもう一度、読み通してみたい。
    『半落ち』を抜いて、2012年度のMVP本になるかな。

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    2012年09月28日
  • Op.ローズダスト(下)

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    ネタバレ

    福井晴敏氏は正しいと思う。
    福井氏に添って生きていきたい、という思いばかりが強くなる。

    「国益という名の重石を抱え、救援の手をこまねく政府の無策
    ――組織の論理がもたらす感性の硬直が、臨界副都心に取り残された一万の人間を殺す。
    助けようと思えば助けられない道理はないのに、
    無名の他所を人間と捉えられない想像力の欠如、
    なにごとも合理で量る感性の摩耗が人を殺す。」

    と、世の中を冷静に見極めたうえで、

    「個々人が指の先ほどの美徳を発揮すれば、
    がんじがらめの世界が救われる余地はいくらでもある。」

    というシーンへと発展させる。
    この辺りの美しさが、たまらない。

    それから主要メンバーの幕の引

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    2012年09月20日
  • 終戦のローレライ(3)

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    8月6日の原爆投下時のシーン。一瞬ですべてが破壊され、灰になったというこのシーンはいろんな小説で書かれていると思うが、この本の表現が、一番印象に残る。「・・・魂魄さえ焼き尽くし、成仏することすら許さない・・・」
    ところで、この第3巻。起承転結でいうところの、まさに転。浅倉の言う、あるべき終戦の形ってそうだったのか。でも違うんちゃうか、それって! いけ、伊507!! すぐ、4巻を読もう。

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    2012年09月20日
  • Op.ローズダスト(中)

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    改めて思う。
    福井氏は人間性がすばらしい。個人を見る目、個人と個人の触れあい方を見る目、
    そして世の中全体を判断する力、過去を冷静に・謙虚に見つめる力、
    未来に対する問題意識、未来を前向きに見る意識、
    そのどれもがなかなか他では味わえないほどの感動を持って、伝わってくる。

    それから忘れられがちだが、文章テクニックもかなり高度だと思う。
    特に「亡国のイージス」以降の作品は、言葉の選び方と文章の作り方が絶品だ。
    そして何よりも魅力的なのが、構成。
    特に、それぞれの人生の幕の閉じ方が、いつもすごくよい。

    さて。
    福井晴敏氏「Op.ローズダスト」
    この作品は本当にとてもとてもとても大好きで、
    だか

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    2012年09月18日
  • C-blossom(1)

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    これを読んで、霜月かよ子さんの絵にハマりました。

    亡国のイージスの前の話ということを全然知らずに読んだんですが、単独でも十分楽しめる作品かと。

    とにかく如月行がかっこいい!

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    2012年09月09日
  • 終戦のローレライ(2)

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    ローレライを使った海戦シーンは、読んでいるのではなく、まるで観ているよう!(この作品の映画は観てないけど)
    2巻目で早くもローレライの正体が判明したが、浅倉の狙いは?? 一体このあとどう展開されていくのか?!

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    2012年09月07日
  • Op.ローズダスト(上)

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    ネタバレ

    福井作品はどれも本当に尊敬していて心から愛している。
    特にこの作品は文章も読みやすく、構成も分かりやすくスリリングで、
    非常に完成度が高いと思う。

    人物像が類型にも感じられる点、
    ストーリーが「いくらなんでも強引」とも思える点など、
    いろいろ気にもなる。

    ただ現実離れしているくらいのほうが、
    思いっきり物語を味わえるのではないか。
    それに緻密な描写、圧倒的な文章量が、
    フィクションでしかない世界に大きなリアリティを与えている。

    そして福井氏ならではの、
    血が通った熱くて、強く優しいメッセージ性。
    これに惚れて、わたしは福井作品に心酔している。

    登場人物がどれだけ日本をバカにしてても、

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    2012年09月02日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    ・ついに完結。福井晴敏の出した宇宙世紀への答えは「人の善意」だった。クソ面白かった。
    ・全編ガンダムへの愛で溢れてた。どのシーンもが過去のガンダムへのオマージュでありながらさらに高められてた。ガンダム好きじゃなきゃ書けない。必読。

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    2012年08月29日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

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    ・くっそ面白い。めっちゃ盛り上がる。彼我戦力差12:1で単艦テニスン艦隊に挑むネェル・アーガマ、鬼神の如きユニコーン、アンジェロとの精神交歓、フロンタルとの戦い、バンシィとの一騎討ち、そしてマリーダ・クルス…
    ・段々ガンダム終盤のモードに入ってきたと思ったら、ワッツだけじゃなくマリーダも散ったのは辛い。けどその後の数十ページはガンダム史上屈指の名シーン。泣けた。

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    2012年08月27日
  • 小説・震災後

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    不勉強なものでこの小説に書かれていることがどこまでが現実なのかはわからない。
    しかし、ページを進ませるエネルギーは半端なかった。
    野田の最後の演説は福井さんの作品だなーと思わさせられるが読み切らせるだけの力があったように思う。

    あと、いつものことながら福井さんの作品は親父がかっこいい。
    そして女が強い。

    震災から少し時間がたち少しずつ忘れかけていた3.11あたりの記憶がよみがえった。
    また、時間がたったら読みたいとおもえる小説であった。
    次は自分の子が生まれたときにでも。

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    2012年08月20日
  • Twelve Y.O.

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    何とも緻密に構成された冒険小説だろうか。江戸川乱歩賞受賞も頷ける。コンピュータウイルスを使ったサイバー・テロに謎の兵器ウルマ、そして、世界をも揺るがすBB文書。世界情勢、日本の政界をもスパっと斬るような表現も素晴らしい。

    福井晴敏さんの『小説・震災後』小学館文庫には心が救われた。あの東日本大震災と福島原発事故で、ずっと暗い心で前を向く気力も無かった自分には大きな励みになった。あまり話題になっていない本だが、どうしてだろう。

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    2012年08月09日
  • 小説・震災後

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    震災から1年経った今、是非読んでもらいたい作品。

    文章の中には、戦後社会の歴史と現状に対する深い洞察に溢れている。
    それを全肯定、というわけではないんだけど、全体としては鋭い洞察であると思うし、読者としても心に留めるべきだと思う。


    「『未来』の対になる言葉は、おそらく『将来』」。本文中のこういった言葉が、非常に印象に残った。

    最後に示されるものの具体的な内容は陳腐といえば陳腐だろうけど、現在の社会を深く分析し、「未来」を示すことの重要性も提示しているこの作品は、なるべく多くの人に読んで欲しいし、特に僕達若い世代には強く勧めたい。



    福井さん、文章が少し柔らかくなった?

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    2012年08月09日
  • 小説・震災後

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    ネタバレ

    福井さんの小説は好きなので、ほとんど読んでいる。震災を題材にした小説という事で気合を入れて読み始めた。
    この本をこの時期に読んでおいて良かったと思う。
    早めに購入して置いてあったので、もう少し早く読めば良かったかもしれない。

    福井さんの作品だといつも舞台はどこか自分たちとは少しかけ離れた感じの事が多かったけれど、今回はごく普通の家庭のお父さん、野田が主人公だ。自分の父の仕事が元防衛省だったのが少し特殊ではあるけれど、しっかり者の妻と難しい年頃の息子、娘が登場する。

    自分が震災後どうだったか?そんな事を省みながら読み進めた。とても辛くなるような場面もある。
    読みながら、野田の家庭の動きを追い

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    2012年05月31日
  • 小説・震災後

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    ネタバレ

     東日本大震災が起こってから日本がどう変わってしまったのか。物語ではありながら限りなく現実に近い、現実でも起こり得るような話でした。
     今回の震災で未来を失ってしまった子供たちはたくさんいると思います。主人公、野田の息子もその一人。ですがこの国の未来を担うのは子供たちです。そんな彼らに少しでも未来の可能性を見せようとする野田と、その野田に道を提示する親父の関係性を楽しみながら読みました。

     福井先生の別シリーズに登場していた渥美さんの名前が出てきた時は、とてもテンションが上がってしまいました。

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    2012年05月13日
  • 小説・震災後

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    ネタバレ

    最初にハードカバーでこの本を見たとき、胸が震えた。
    文庫本になって、美しい装丁を手にしたとき、充分な重みを感じた。
    でも読み終えたいま、その短さが心惜しい。
    文庫本295ページの小説が、決して短いわけはないのだが、
    従来の福井作品と比べると短編のようにすら感じる。

    (短編集の「6ステイン」と比べたら長いはずなんだけど。
    ・・・とりあえず、今度また「6ステイン」も読もう 笑)

    短編に感じるほど、この作品は大変読みやすい。
    多くの人が関心を持たざるを得ないテーマをかかげ、
    多くの人の心に伝わる正確な言葉で、
    多くの人に共感を得やすいストーリーを語り、
    多くの人へ向けたメッセージでラストシーンは

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    2012年09月06日
  • 小説・震災後

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    ”小説”なんだけれど、実際にあってもおかしくはない。
    震災後の日本に住む人が持つ不安と恐れと希望。
    特に子供たちの思いはどうなんだろう。我が家の子供たちは、同居はしているけれどもう立派?な大人なので、通り一遍の感想を言い合っただけで心に持ってしまった傷を明らかにするようなことはなかった。
    傷ついてしまった息子と父親の助けを借りながら立ち上がろうとするお父さん。ボランティアに行った先での出来事が生々しくせまってきます。
    泣けました。そして希望ももらえた。
    子供たちに示すことの出来る未来へのビジョンを持たない自分はホントにその他大勢なんだなと思う。息子のために学校で皆を前に未来への希望を熱く語った

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    2012年04月20日
  • 小説・震災後

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    痛いなぁ~。グッサリと深くまで刺さったなぁ~。

    あくまでもノンフィクション小説だとは言え、まさに「震災後」の社会の成り行きと我々の心模様とをしっかりと見据えて書かれた作品。

    これを読んだからといって「何か行動を起こそう!」って感じではないとは思うが、少しでも多くの人がこの作品を読んで“闇”を抜け出せるようになればいい。

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    2012年04月14日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    最終話。
    ガンダムらしくありながら
    福井らしく熱い物語だった。
    ラプラスの箱の真相は思わず「なんってこった!」だった。
    可能性の獣・ユニコーンが守っていたものは
    未来の可能性のひとつだった。

    繰り返される争いの歴史に絶望することなく
    可能性を信じて「それでも」と言い続けるバナージはかっこよかった。

    映像化に期待。

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    2012年04月08日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

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    ネタバレ

    やっと最終ステージ。
    マリーダに死亡フラグが立ったと思ったけど
    きっと生かしてくれると信じてるよ、福井!
    と思ったらサクっと跡形もなく殺してくれた・・・。
    悲しすぎる・・・。
    つーか、今回のオマージュはアムロの
    「とりかえしの無いことを・・・」かよ!!
    とにかく熱い。
    そしてガンダムへの愛が迸っている。

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    2012年04月08日