福井晴敏のレビュー一覧

  • 亡国のイージス(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだのは「川の深さは」や「Twelve Y.O.」を読む前。それでも、世界観には すんなりと入っていけましたね。

    暗い過去を引きずる冷徹なマシンと化した少年と、真っ直ぐなベテラン軍人。ある意味ド直球な組合せでも、魅力十分な描き方で、ぐいぐいと引き込まれました。読み終えた後は、一本の壮大な映画を見終えたかのような感覚でしたね。

    最後の最後まで手を抜かない緻密な構成から生まれる、手に汗を握る展開。読み始めると、もう止められません。

    間違いなく、僕の人生で出会う中でも、上位に入るだろう作品です。

    0
    2020年12月26日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

    Posted by ブクログ

    最終巻のオチには賛否両論あるようですが、一度は全巻通して読む価値があります。文章は美しく、葛藤には共感できます。福井節ガンダムも有りだと認識する一冊です。

    0
    2010年10月16日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

    Posted by ブクログ

    ついにフィナーレ。
    10巻に及んだ福井ガンダムがついに終了しました。
    福井作品にふさわしいスケール感で最後まで突っ走りましたが、最後はじっくりとその日を描ききりました。
    エンディングも僕的には最良の結末でよかったです。

    0
    2010年10月16日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

    Posted by ブクログ

    ガンダム世代としては、いくつになっても『ガンダム』と書いてあるだけで手が出てしまう。その点を割引いても、このシリーズは面白かった。

    0
    2010年10月13日
  • Op.ローズダスト(下)

    Posted by ブクログ

    9/30:なんと言っていいか分かんないくらいスゴク面白い。台場有明の地下を放射線レスの核爆弾級のT-Pexがうごめき回るとかすんごくダイナミック。(今の勤務地の北有明はなんとか難を逃れた)ただ、表現がくどいかな。
    今まさに中国、ロシア、韓国、北朝鮮といった領土問題、国防問題が騒がれている今、読めてよかった。この亡国を動かすには巨大な刺激が必要というローズダストおよび若杉の考えには同調。このままではホントこの国まずいよ。国民から意見、感情を上げていかないと。さてどうやって?

    --------
    9/27:いやぁ、おもしろいねぇ。国防や対アメリカ、対中国といった、まさに今現実に直面している政治的な

    0
    2010年10月01日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

    Posted by ブクログ

    遂に最終巻。面白かった。最後ははっきりと書かれなかったけどそれはそれでよかったかなと思う。フロンタルは無駄に強かったな。

    0
    2010年09月10日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

    Posted by ブクログ

    因縁の戦いの決着。リディ、マリーダ、ジンネマン・・・みんな色々なしがらみに捉えられず自身と向き合うことができた巻やと思う。遂に大きな戦いが終わって最終章へ。

    0
    2010年09月08日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

    Posted by ブクログ

    ネェル・アーガマ占拠。どうなるかと思ったけど連邦でもジオンでもない道を少しずつ選んだのにはドキドキ、いよいよクライマックス。続きが楽しみ。フロンタルの正体はまだ何かありそう。

    0
    2010年09月07日
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン

    Posted by ブクログ

    ラーカイラムからもう一度宇宙に行くまで。
    ブライト艦長は渋いなぁ。リディはどんどん視界が狭くなっているような感じがする。どんな真実があるんだろう。

    0
    2010年09月05日
  • 機動戦士ガンダムUC6 重力の井戸の底で

    Posted by ブクログ

    お互い主張して殴りあうバナージとジンネマン。こういうの熱くていいな。少しずつ連邦・ジオンのどちらでもない道を見つけ出そうとしているところにドキドキ。最後はどの道を選ぶのだろうと考えされる。
    ダカール襲撃編。

    0
    2010年09月05日
  • Op.ローズダスト(中)

    Posted by ブクログ

    9/16:だいぶ時間がかかってしまったけど、やっと読み終えた。最初は亡国のイージスと同じジャーン、って思っていたけど、いやいやこっちの方がより緊迫感があり、登場人物たちに深みがあるぜ。
    国を憂うという考えは同じであっても、どんな行動にうつすのか。政権交代後の国防政策や外交政策をみたこの閉塞感では若杉の思想/行動もあながち間違っていないのではないかと思ってしまう。
    しかし、並河さんよ、丹原取り戻すのに自衛隊と警察ぶつけちゃいかんだろう。
    --------------------------------------------
    9/3:読み始めた。いやぁスケール大きいねぇ。今の勤務地付近(台場)で

    0
    2010年09月16日
  • 機動戦士ガンダムUC5 ラプラスの亡霊

    Posted by ブクログ

    ラプラスの史跡→シナンジュとの戦闘→地球へ。

    せっかくまわりの大人と良い関係が持ててたのにあっけなくいなくなってしまったのにはショックを受けるバナージ。どんどん追い詰められ嫌でも自分の心と対面しないといけないのは辛いな。
    次はどうなるのだろう?

    0
    2010年09月01日
  • 機動戦士ガンダムUC4 パラオ攻略戦

    Posted by ブクログ

    「銃を向け合った相手の人生に触れるバナージ」。お互いを知り合うと戦いはめっちゃ苦しいやろうな。マリーダの過去も意外だった。

    0
    2010年08月29日
  • 終戦のローレライ(3)

    Posted by ブクログ

    『このミステリーがすごい!』2004年2位
    『本屋大賞』第1回2004年8位
    『吉川英治文学新人賞』第24回(2003年)
    『週刊文春ミステリーベスト10』2003年5位 国内編

    0
    2010年07月11日
  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    『このミステリーがすごい!』2004年2位
    『本屋大賞』第1回2004年8位
    『吉川英治文学新人賞』第24回(2003年)
    『週刊文春ミステリーベスト10』2003年5位 国内編

    0
    2010年07月11日
  • Op.ローズダスト(上)

    Posted by ブクログ

    血の通った冒険小説。
    良くも悪くも福井的エンターテインメント。
    キャラクター、背景、主張、さらには落としどころも典型的福井作品。

    表現は画面に映ったものをすべて描写する。
    映像作品の詳細なコンテを文章で書くとこうなる。

    ベタだけどやっぱり気になる福井晴敏。

    0
    2010年07月15日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

    Posted by ブクログ

    ガンダムを一つの歴史としてとらえるならば、この作品は福井晴敏という作家によるその歴史への答えだと思う。

    基本的に宇宙世紀のガンダムシリーズは、社会のシステムやエゴに飲み込まれ、時に大義のために、時に平和のためにと殺しあうオールドタイプに、人と人の分かりあえる可能性を示すニュータイプが一筋の光を指し示す、という流れが基軸となっている。
    分かりあえるはずなのに分かりあえず流れる血。
    そして時が経てば繰り返される戦争。
    そのような閉じた円環の繰り返しの果ての物語が、このユニコーンだった。
    よって、それまでに紡がれてきたガンダム史への理解、すなわちガンダム・リテラシーがあればあるほど、また人生が苦い

    0
    2010年05月11日
  • Op.ローズダスト(上)

    Posted by ブクログ

    福井晴敏の得意とする防衛庁に纏わる大作。脇役ではあるが、また公安の並河警部補のキャラクターがたまらなく渋いね。

    0
    2010年03月27日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

    Posted by ブクログ

    読んで良かった、と思える良い作品でした。
    主人公が様々な立場や考え方の人間と出会って、成長していく。王道ってやっぱりいいですね。

    0
    2010年03月19日
  • Op.ローズダスト(中)

    Posted by ブクログ

    朋希たちの過去の因縁が明らかに。つらすぎ。
    並河さんとマル六の接触シーンにドキドキ。
    しかしマル六は腹に一物持った感じの小汚いおっさんを勝手に想像してたのでギャップにびっくり。

    0
    2010年03月18日