福井晴敏のレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    福井晴敏版ガンダム第2弾。(第1弾はターンエー?)

    やっぱり
    暗い過去を持つヒーローと
    何かを背負うヒロインと
    自らの罪を自覚しながら生きているオヤヂ
    といった福井的要素が入ってる。
    いつもと一緒といえば一緒。

    けど、地球とスペースノイドのイデオロギーに
    焦点があたってるので本格的な仮想歴史小説としてもおもしろい。
    ユニコーンの変形第3段階とかベタなネタが出てこないことを祈る。

    つーか、「La+」かよ!
    フランス語の前フリあったけど、このためか!

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    2012年04月08日
  • 小説・震災後

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    決してドキュメンタリーではなく
    あくまでも小説に仕上げておきながら
    この味も素っ気もないタイトルに込めた思いが
    滲みてくる。
    父と息子の物語にもなっているあたりが
    涙腺を刺激する。
    いつもの福井ではないけど
    やっぱり福井であります。
    石破茂のあとがきがこれまた良い。

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    2012年04月05日
  • 小説・震災後

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    発売即買い後ずっと読めず…やっと読書再開、で即完読。
    大好きな作家の一人の福井晴敏さんはユニコーンガンダム以来久しぶりの単行本。臨場感ある描写にいつも引き込まれます。
    震災後一年すぎた今、「大人の男」として社会や家族の中で「未来を示すこと」の大切さを改めて認識させられました。

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    2012年04月01日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

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    ネタバレ

    ついに最終座標、「インダストリアル7」への到着。

    シナンジュ、バンシィとの邂逅。
    アンジェロ、マリーダの死。
    グリプス2の起動。

    物語が順調に終幕に向かいつつある中、
    いよいよ明かされる「ラプラスの箱」の中身。
    ミネバとバナージはどういう決断を下すのか。
    最終巻が楽しみです。

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    2012年03月24日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

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    ネタバレ

    物語はいよいよ佳境。
    ついにラプラスの箱への最終座標が示される。

    正直、フロンタルの正体については、少し心寂しく思う部分があった。
    確かにシャアは復讐やララァに囚われ、自身の心を解放することができない人間ではあったが、熱量はあった。

    ここから先、それぞれがどういう未来を見、どういう選択をしていくのか、とても楽しみだ。、

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    2012年03月06日
  • 終戦のローレライ(1)

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    これを読んで深夜に一人号泣。
    というか何回読んでも泣いてしまう。

    フリッツウウゥゥゥ…


    日本の現在の在り方を痛烈に問い掛けている一冊。
    登場人物たち、特に若い人たちが眩しすぎてどうしよう

    そして私は菊正の名前が出る度に身構えてしまう福井ファンの一人です。

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    2012年02月17日
  • 6ステイン

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    読んだつもりで読んでなかった!わああどの話も胸を打たれる…。相変わらずしれっと泣かせに来るのが憎いです。好き!どの話でももれなく泣きそうになったけど、最後の短編でもう駄目だった。木村の正体とその後のあれこれでもう… もう…っ!うわあん!好き!!!

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    2011年12月09日
  • 亡国のイージス(上)

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    ネタバレ

    さかのぼる様に若い者から順になされる人物紹介が登場人物を現実味溢れるものにする。
    不信感が募りに募り、クルーが死に、欺瞞と疑惑が高まって決壊する。じわじわと這い上がるような不穏さが限界にまで達し、怒涛の展開に転じる様は見もの。

    再読なので、展開を知っている分主人公が不憫すぎてつらい。

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    2013年04月14日
  • Op.ローズダスト(下)

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    さて、最終巻。
    劇画的、といえばそれまでなのかもしれませんが、作者の伝えたい思いというか、日本の行く末というか。
    なんというか、ものすごく心打たれてしまいました。
    とにかく、この世界に浸って、いろいろ考えるべきかな、と。

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    2011年12月04日
  • 機動戦士ガンダムUC5 ラプラスの亡霊

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    ネタバレ

    大人になる、という言葉はとても難しい。
    歳を重ねるほどに、「大人である」という言葉を意識するようになるが、その意味の解釈の仕方は人それぞれだろう。

    子供であり続けることはできないが、大人になることも、本当は難しい。
    ということを、この巻を読みながら思っていた…気がする。

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    2012年01月18日
  • Twelve Y.O.

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    福井さんの小説は「川の深さは」「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」がどこかしらでリンクしてて、それを見つけるのがまた楽しい。

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    2011年10月28日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(3)

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    起動するユニコーンガンダムのデストロイモード!
    それはサイコミュー兵器すらも凌駕する力!!
    そして迫りくる赤いモビルスーツ・・・
    燃えます。
    まさにガンダムの世界!
    これから始まるであろう激しい戦いの序曲。
    今後が楽しみです。

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    2011年05月29日
  • 機動戦士ガンダムUC2 ユニコーンの日(下)

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    ネタバレ

     ついにストーリーが動き始める第2巻。ガンダムシリーズのスタートはいつもこういう展開だなぁ、とは思いつつも、ヒヤヒヤしてしまう。
     至る所に伏線が張ってあり、今後その回収が楽しみという意味で星5つ。
     「シャアの再来」も登場し、拡散した物語がどこまで収束しきれるか、ワクワクする。

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    2012年01月18日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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     文庫本の発刊を待ちきれず、本書に手を出してしまった。。。この巻をもって本作は完結。面白かった。ただ、一点だけ。クライマックスのシーンはちょっとぶっ飛びすぎで、一年戦争シリーズの良さである現実感がなくなってしまったことが残念。他の方もレビューで述べているが、一年戦争シリーズは、技術や戦略が、リアル(現実の延長線上)なものとして描かれている点が魅力の一つだった。それに比べるとサイコミュの感応波がエネルギーに変わるという設定は、サイコミュがブラックボックスなだけに、魅力の1つであったリアリティが欠けてしまったように思う。その最たるシーンとしてクライマックスが描かれていたので「それはないだろ・・・」

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    2011年05月05日
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン

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    ネタバレ

    リディ、お前は泣いていい。アルベルトも意外に。古参兵の意地、ガルダの迫力と綱渡りの戦い、奪還からもう一悶着のラストと凄い密度。

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    2011年05月01日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

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    『逆襲のシャア』(シャアの反乱)から3年後、宇宙世紀0096年の時代設定。

    『インダストリアル7』でのアナハイム・エレクトロニクス社のオーナー『ビスト財団』とネオジオン『袖付き』との取引に、それを阻止しようする地球連邦の思惑が交錯するという構成になっています。



    『ビスト財団』と『袖付き』の接触まで、
    『ロンド・ベル隊』と『エコーズ』の部隊展開
    『オードリー』と『バナージ』の出会い
    これから始まる事件へのプロローグ的内容です。





    著者の細やかな描写は読み手には、時々読みづらいところがあるかもしれませんが、この細やかさで頭の中でイメージが膨らみやすくなっています。



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    2011年04月14日
  • 機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星

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    孤立無援の『ネェル・アーガマ』に襲い掛かる赤いモビルスーツ。
    まさに1stガンダム第2話そのものです。

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    2011年02月28日
  • 機動戦士ガンダムUC10 虹の彼方に(下)

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    ネタバレ

    前半は少しおとなしかったかな?「ラプラスの箱」の正体が明らかになり(まあ第1巻でサイアムの前に表れてる訳ですが)、メガラニカにもある意味凄まじい秘密が有り(笑)。結末についてはちょっと物足りない感じはしましたが、物語全体を通して、とても楽しめました。フル・フロンタルの正体は「えっ!?」となりながらもそうですよねー、って感じ。僕はてっきり、サイアムと同じように冷凍睡眠を使い体を残された、精神に異常をきたしてる、シャア本人かなと。違ってましたが、僕らのシャアのイメージが崩れず、結果オーライ?テーマはサイコ・フレームの神秘さと、究極のニュータイプというのはもはや人間じゃないよというお話ですね。最後に

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    2011年02月13日
  • 機動戦士ガンダムUC9 虹の彼方に(上)

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    とにかくストーリーが素晴らしい!いままで全くガンダム関係に触れていない方でも面白いはずです。IT関係や環境問題、さらに人間関係も含め、この先地球と人類が存在し続ける事が出来るのならば、こういったお話に多分近づくのでは?と思います。

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    2011年02月03日
  • 機動戦士ガンダムUC6 重力の井戸の底で

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    ネタバレ

    小説は描写を細かく重ねられる分、モビルアーマーの圧倒的さを描くのに向いてるのかも。ガンダムとデルタの共闘はすごいカタルシス。

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    2011年01月25日