人類資金VII
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人類資金VII

1,078円 (税込)

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本庄が命と引き替えに手に入れた"爆弾"を託された真舟と美由紀は関西最大の広域暴力団と組み、世界の株式市場を相手に壮絶な仕手戦を仕掛ける。期限はわずか三週間。そして石は暢人の命と『M資金』の未来を背負い、ただ一人ある舞台へと――。人間への信頼を高らかに謳い上げる一大巨編、ついに完結!

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人類資金 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • 人類資金I
    550円 (税込)
    終戦時、日銀の地下倉庫から莫大な金塊が姿を消した。戦後の混乱と日本の復興を糧に膨れ上がったその資産の名は『M資金』。七〇年ののち、詐欺を生業とする真舟雄一の前に“M”と名乗る男が現れ、とてつもない計画を持ちかける。「『M資金』を盗み出してもらいたい。報酬は50億」待望の書下ろし超大作!(講談社文庫)
  • 人類資金II
    550円 (税込)
    謎の男“M”に盗み出してほしいと依頼された『M資金』。かつて育ての親を死に至らしめたその存在に呪縛され続けてきた真舟は、“M”との接触を機に日本の地下に蠢く力学の奔流に呑み込まれていく。この世界をあまねく支配する“ルール”の外へ――真舟はこれまでの人生を覆し、依頼を受ける覚悟を決める。(講談社文庫)
  • 人類資金III
    550円 (税込)
    ロシアのファンドマネージャー鵠沼英司は無断取引を繰り返し、小国の国家予算並みの赤字を抱え込んでいた。本部の査察が入り絶体絶命となった鵠沼は窮地から逃れるため、国家間の恐ろしい陰謀に荷担するが――。真舟の一世一代の周到な計画は、強固に守られた莫大な電子マネー『M資金』を盗み出せるのか?
  • 人類資金IV
    550円 (税込)
    思いがけずロシアで出くわしたのは、6年前から真舟を恨み執拗に追っていたヤクザ酒田だった。間一髪逃れた真舟だが、『M資金』を盗み出す大博打の最終局面で再び窮地に陥る。観念した真舟の前に姿を現したのは――。「世界が変わる瞬間をあなたに見せたい」真舟に告げた“M”の正体は、計画の真の目的は?(講談社文庫)
  • 人類資金V
    550円 (税込)
    資本という魔物に食い尽くされつつある世界を救うには。呪われた遺産『M資金』の継承者たる自分がなすべきことは。求道者のごとく問い続けながら世界を彷徨していた笹倉暢人は、流れ着いたアジア辺境の小国でついにその答えと出会った。自分がしたことの真の意味を知った真舟の前に立ちはだかるものは。(講談社文庫)
  • 人類資金VI
    550円 (税込)
    解放せよ。この後ろ暗い金を、今こそ人類のために。命と引き替えに託された男たちの思いをただ一人受け止め、世界に挑む捨て身の戦い。次巻完結! 最終巻『人類資金7』2014年初夏刊行予定。完結記念『限定版 人類資金7』刊行決定!『人類資金』誕生前夜に福井晴敏によって書かれたフルボリューム・プロットを、創作秘話を明かす著者コメンタリー付きで完全公開する特別冊子『人類資金0』と2冊セット。通常版と同時刊行
  • 人類資金VII
    1,078円 (税込)
    本庄が命と引き替えに手に入れた"爆弾"を託された真舟と美由紀は関西最大の広域暴力団と組み、世界の株式市場を相手に壮絶な仕手戦を仕掛ける。期限はわずか三週間。そして石は暢人の命と『M資金』の未来を背負い、ただ一人ある舞台へと――。人間への信頼を高らかに謳い上げる一大巨編、ついに完結!

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人類資金VII のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月10日

    資本主義の次を考えさせられた。共感する所が多い。共産主義が失敗した中、次は資本共生主義。資本共有主義でも良いかも。スマートフォンがこの物語を実践しているように感じる。無電農村に電化と共に今導入されているのはスマホ。東電の友人がブロックチェーンを使って搾取の無い仕組みをアジアの貧国で作っている。私も、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月22日

    M資金を巡る壮大なストーリーが見事に終結する最終巻。絶対絶命だと思わされた前巻から見事に大逆転を図っていく展開がとてもワクワクさせられたし面白かった。真船がとてもかっこよく、爽快感もたっぷり。久しぶりに面白い長編を読んだ。

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    Posted by ブクログ 2017年09月26日

    最終巻はまさに一気に読ませる、超大作の完結。
    まさに福井ワールドながら、したたかに生きるMたちに微笑ましい思いを抱いた読後感です。

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    Posted by ブクログ 2015年09月08日

    詐欺師の主人公が、資本主義社会のルールを操る組織と「M資金」を巡る話。

    資本主義に異を唱え、資本共生主義を主張する本でもある。本を読む事の最も楽しい事の1つに、「新しい世界を見る」と言うことがあると思う。本書は当に、新しい世界の息吹を感じる本で、主人公の詐欺師としての技量もさることながら、新世界の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月22日

    長かった。最後まで読んだが長かった。
    結構面白かった。映画を見たせいか、真舟のセリフが佐藤浩市の声と立ち居振る舞いで脳内再生されたし、鵠沼もオダギリジョーの声と顔を連想させた。
    他の人は映画の中での印象がなかったせいか、そんなことはなかったが。

    仕手戦を仕掛けながら船で移動するのは面白い。
    最近の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月14日

    M資金、お金に使われずにお金を使うことはとても難しい。未来に希望を繋ぐ形で使うことは特に。変化は目に見える状態では起こらず、微々たるものでしかない。世界の人類の希望を繋ぐ形になる事を信じるしかないかも知れない。人として優れた社会を残せることを信じたい。

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    Posted by ブクログ 2023年02月21日

    長かった物語もようやく完結。偽善的とか理想論とか色々意見もあろうが、個人的に思っていることと方向性が近いので、違和感なく読めたし、この巻自体は結構良かった。SDGsも本来こういう話なんだよね。

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    Posted by ブクログ 2018年05月29日

    最終巻は約700ページの長編。ローゼンバーグの刺客・ハロルド一派との攻防、セキの国連総会でのスピーチ。人類資金に関するディスクロージャーが主題。真舟も、美由紀や暢人が無事に切り抜ける大団円と言えよう。反社会的勢力を利用してローゼンバーグ財団に挑む描写は違和感あり。最後に2020年の東京オリンピック後...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月07日

    大作を読み終わった!まあ、よくもここまでスケールのデカイ話を紡げるよなあ、福井さん、て感じ。
    ローレライにせよ、この話にせよ、エピローグが彼は上手い!

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    Posted by ブクログ 2016年03月28日

    『一つのルールで括れるほどこの世界は小さくない』

    資本という強大かつ実体のないステージを担保する”ルール”の虚像を相手取った長編小説の最終巻。とめどなく溢れてくる言葉を制御し切れない殴り書きのような記述は、文章を以て該題材を描写するこれ以上ない働きを為しており、映画ではなく本を選択する充分なインセ...続きを読む

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