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Posted by ブクログ 2018年06月10日
資本主義の次を考えさせられた。共感する所が多い。共産主義が失敗した中、次は資本共生主義。資本共有主義でも良いかも。スマートフォンがこの物語を実践しているように感じる。無電農村に電化と共に今導入されているのはスマホ。東電の友人がブロックチェーンを使って搾取の無い仕組みをアジアの貧国で作っている。私も、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月08日
詐欺師の主人公が、資本主義社会のルールを操る組織と「M資金」を巡る話。
資本主義に異を唱え、資本共生主義を主張する本でもある。本を読む事の最も楽しい事の1つに、「新しい世界を見る」と言うことがあると思う。本書は当に、新しい世界の息吹を感じる本で、主人公の詐欺師としての技量もさることながら、新世界の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月22日
長かった。最後まで読んだが長かった。
結構面白かった。映画を見たせいか、真舟のセリフが佐藤浩市の声と立ち居振る舞いで脳内再生されたし、鵠沼もオダギリジョーの声と顔を連想させた。
他の人は映画の中での印象がなかったせいか、そんなことはなかったが。
仕手戦を仕掛けながら船で移動するのは面白い。
最近の...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月29日
最終巻は約700ページの長編。ローゼンバーグの刺客・ハロルド一派との攻防、セキの国連総会でのスピーチ。人類資金に関するディスクロージャーが主題。真舟も、美由紀や暢人が無事に切り抜ける大団円と言えよう。反社会的勢力を利用してローゼンバーグ財団に挑む描写は違和感あり。最後に2020年の東京オリンピック後...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月28日
『一つのルールで括れるほどこの世界は小さくない』
資本という強大かつ実体のないステージを担保する”ルール”の虚像を相手取った長編小説の最終巻。とめどなく溢れてくる言葉を制御し切れない殴り書きのような記述は、文章を以て該題材を描写するこれ以上ない働きを為しており、映画ではなく本を選択する充分なインセ...続きを読む
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