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Posted by ブクログ
6巻までは、それなりに山場はあったものの、解説や、回想の方に比率が多くあまり動きがない印象でしたが、最終巻になって、ジェットコースターのごとく次から次へと山場か押し寄せ、最後までハラハラしっぱなしでした。
約700ページあったけど、一気に読み終わりました。
今まで漠然と不安に思っていたことや、疑問に思っていた事を活字にしてもらい、一つの答えを提示してもらったお話でした。
真舟一味達の考えに両手を上げあげて賛成!とまではなりませんが、「こうなったらいいよね」っては思いました。
…どちらかと言ったら、私はハロルドの考えの方に共感しましたが。
付録のプロットに作者がコメント付けていましたが、秘密を抱えた財団がでてきて、それを暴く…って、ガンダムUCと一緒じゃん!わたしは、貨物船のなかでの鵠沼と真舟の会話で出てきた「それでも」って単語で気付きました。
ただガンダムでは、箱の中が明らかになった後も、世界は変わらずでしたが、こっちは少しずつ良い方向に変わっていく描写が最後にあったのが良かったです。
まあ、ガンダムの方は人様の作品に乗っかって作った話だから、年表等々設定が弄れないから仕方ないですよね。
なんかとりとめのない事つらつらと書きましたが、考えさせられて、経済の勉強にもなったし、
エンタメとしても文句なしに面白かった!
現時点で今年読んだ本の中では1番かも!
Posted by ブクログ
長かった。最後まで読んだが長かった。
結構面白かった。映画を見たせいか、真舟のセリフが佐藤浩市の声と立ち居振る舞いで脳内再生されたし、鵠沼もオダギリジョーの声と顔を連想させた。
他の人は映画の中での印象がなかったせいか、そんなことはなかったが。
仕手戦を仕掛けながら船で移動するのは面白い。
最近の相場ではこんな話が中々ないので、面白かった。
経済を話の中心に据えたのだから金融で一勝負しかけるのはアリだし、しかもそれが引っ掛けというシナリオがよくできている。
真舟のキャラがまた良くできていて、この人物を主役にしたからこそ面白い話になったのだと思う。
むしろ暢人いらなくね?囚われのお姫様かっていう役回りで、最後までいいところが無かった気がする。
そして映画でもよく分からなかったけど、カペラから写真がたくさん送られたからどうなるもんだろう?としか思えなかった。
石の演説だけではダメだったのか?映画化前提の作品だったから見栄えがよい場面づくりのためのアイデアではなかったか。
文章が緻密に構成されているものの、映像があった方が分かりやすい場面も多く
途中までのプロットで映画化したような、断片の継ぎ接ぎみたいなのではなく、7巻までをきちんと映画化して欲しかった。
むしろ前後編かアメリカみたいな長編ドラマ化しても良かったくらいよくできてる。
現代に蔓延している閉塞感をよく捉えてるし、それをブレイクスルーした場面には爽快感があった。
映画は駄作だと思ったが、全部読んだ記念にもう一度見るのもアリかな。
切れ切れで分かりにくい場面を補完するのが小説版、という訳でもないだろうが前回よりはマシに見れる気がする。
10年後の終章は蛇足感が強いが、酒田とハロルドのための終章っぽい。
それと主人公たちがどうなったかが分かるが、10年後にまだスマホを使ってる姿は想像付かないし、1年後でもおかしくないような想像図だった。
日本の戦後と経済戦争の歴史小説みたいで中々面白かった。
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