福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本に本当にいるかわからない、日本の6人の諜報員の話。引退したにもかかわらず諜報活動時代に殺めてしまったスパイの兄に復讐される話、爆弾を預かった老婆のもとへ派遣される諜報員の話、普段は諜報活動をしない諜報員の冒険譚、産休明けの諜報員と犯罪者の交流、諜報員の復讐につきあわされる掏摸、諜報員の内通に巻き込まれ、親友を裏切ってしまった運び屋の話で構成。どれも骨太の短編なのだが、文体がとても重く、軽く読み飛ばして楽しみたかった僕には不適。緊迫感の描写が、あまりに重厚な語り口なので、あまり進みが良くなく最後までテンポを掴めなかった、そんな印象を受けた。
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Posted by ブクログ
潜水艦、一度は乗ってみたいな。
海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
ど、海の中なら聴けそうな気がする。
パウラの感覚には遠く及ばないけど。
戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底 -
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潜水艦、一度は乗ってみたいな。
海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
ど、海の中なら聴けそうな気がする。
パウラの感覚には遠く及ばないけど。
戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底 -
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潜水艦、一度は乗ってみたいな。
海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
ど、海の中なら聴けそうな気がする。
パウラの感覚には遠く及ばないけど。
戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底 -
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潜水艦、一度は乗ってみたいな。
海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
ど、海の中なら聴けそうな気がする。
パウラの感覚には遠く及ばないけど。
戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底 -
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Posted by ブクログ
ネタバレTWELVE Y.O./福井晴敏:第44回大賞受賞。1998年。W受賞。
Y.O.って何?
自衛隊の話。戦後アメリカに守られてる日本。
戦後、ふと出会った日本人娘と米兵。子ができる。米兵、アメリカに去る。娘村八分状態。息子青い目のせいでトラブル。母没後、父に会いに行く。父、驚くほど出世してた。息子の存在を知り、暗躍する人々。
ウルマ。
いきなり沖縄出てくる。
この国は12歳で止まっている。Y.Oはyears old
もうさ、ねぇ、推理小説ではないよ。話を追うのも登場人物覚えるのも大変。
ノルマのように読み進めているだけ。活字中毒だからできるけれど。 -
Posted by ブクログ
フロンタルの真の狙いが明らかにされ、敵と味方が混じり合い、入れ替わり、混乱は深まっていく。
「箱」への道標は示されてしまった。その巨大な力は一体どのように疲れるのだろうか。
作品中、地球連邦の下で、統治の現状を受けて入れているジオン共和国が強く日本の現状を例えているようにも感じられる。
そしてその中で、「国粋」主義に酔う人々は、一体真に求めるべきは何かということを見失ってしまっている。
それは、日本国内でも同じ現象が起きているのだろうか。
そして、ますます深い闇に落ちていこうとしているリディ。
次の巻ではバナージとリディの対決が見られるのか。そしてフロンタルとの決着は? -
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