福井晴敏のレビュー一覧

  • 平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

    Posted by ブクログ

    個人的には結構好きだった。読み物として読めた。目指したのはノンフィクションのような雰囲気をもつ警鐘小説なのだろうけど、完全なフィクションとして楽しむ一冊です。ただ、今読んでいる七つの習慣に通ずるところがあり、驚いた。自分の心を壊すのは、地震ではなく自分自身。だとすれば、直せるのも自分自身。circle of influenceとcircle of concernだ。この小説をフィクションとしてしか読めないところに、多分自分のパラダイムがあるんだろうなあ。

    0
    2019年05月04日
  • 川の深さは

    Posted by ブクログ

    日本の小説らしからぬランボーっぷりになかなか痺れる。施設がどうとか北朝鮮とか、そこらへんの流れが時代を感じるし、まさか北朝鮮がばかすかミサイル撃ってるとは思いもよらず、そのおかげでテロなんてしなくても日本はじわりと進んでいて。まさに事実は小説よりなんとやらってやつか。
    まぁそんな感じの時代の流れのせいでイマイチぱっとせんのよね、しょうがないか。スーパーエージェントが一人でまさのランボーしてるのもリアリティがなぁ。って一般人のおまえが言うなって話ではあるけどもね。

    0
    2019年03月31日
  • 6ステイン

    Posted by ブクログ

    日本に本当にいるかわからない、日本の6人の諜報員の話。引退したにもかかわらず諜報活動時代に殺めてしまったスパイの兄に復讐される話、爆弾を預かった老婆のもとへ派遣される諜報員の話、普段は諜報活動をしない諜報員の冒険譚、産休明けの諜報員と犯罪者の交流、諜報員の復讐につきあわされる掏摸、諜報員の内通に巻き込まれ、親友を裏切ってしまった運び屋の話で構成。どれも骨太の短編なのだが、文体がとても重く、軽く読み飛ばして楽しみたかった僕には不適。緊迫感の描写が、あまりに重厚な語り口なので、あまり進みが良くなく最後までテンポを掴めなかった、そんな印象を受けた。

    0
    2019年03月25日
  • 機動戦士ムーンガンダム (1)

    Posted by ブクログ

    ZZと逆シァの間の話ということで、戦後関係を思い出しながらになります。
    福井さんミネバ大好きなんですね、、、

    0
    2018年12月10日
  • 終戦のローレライ(1)

    Posted by ブクログ

    潜水艦、一度は乗ってみたいな。
    海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
    水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
    海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
    陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
    ど、海の中なら聴けそうな気がする。
    パウラの感覚には遠く及ばないけど。

    戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
    現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底

    0
    2018年11月11日
  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    潜水艦、一度は乗ってみたいな。
    海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
    水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
    海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
    陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
    ど、海の中なら聴けそうな気がする。
    パウラの感覚には遠く及ばないけど。

    戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
    現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底

    0
    2018年11月11日
  • 終戦のローレライ(4)

    Posted by ブクログ

    潜水艦、一度は乗ってみたいな。
    海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
    水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
    海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
    陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
    ど、海の中なら聴けそうな気がする。
    パウラの感覚には遠く及ばないけど。

    戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
    現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底

    0
    2018年11月11日
  • 終戦のローレライ(3)

    Posted by ブクログ

    潜水艦、一度は乗ってみたいな。
    海水浴とかで素潜りして海底にとどまると、さっきまでうるさい位に聞こえていた海
    水浴場で遊ぶ人達の声が遠くなり
    海面を見上げると陽の光がその静かさと調和する。小さい頃から好きな光景。
    陸上には余計な音が溢れていて、その中から何か重要な声を聴き取るのは難しいけ
    ど、海の中なら聴けそうな気がする。
    パウラの感覚には遠く及ばないけど。

    戦争ってものに良いものはないけれど、戦争や災害のように抗うことのできない強大なものに対峙した時にこそ出る人間の優しさは本当に良いものだ。
    現代社会は物質的に豊かになったからなのか、『政府が、誰かが助けてくれる』的な根拠の無い安心感が奥底

    0
    2018年11月11日
  • 機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上)

    Posted by ブクログ

    アニメ化で話題を呼んでいる原作です。,アニメは尺が厳しいため、原作の細部の描写が省略されているのがよくわかります。,導入部、サイアムとラプラスの箱の邂逅が非常にページが割かれています。,

    0
    2018年10月29日
  • 機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星

    Posted by ブクログ

    アニメ版では、次巻の「パラオ攻略戦」の前半を取り込んでいますが、原作はユニコーンVSシナンジュで終わります。
    フル・フロンタルの台詞回しをみると、福井氏はシャアを描きたかったのだなあと、つくづく感じさせられます。
    一方、この巻から挿絵を安彦氏に変わって別の方が描かれています。
    友人は、「萎える」などと表現していましたが、気持ちは分からないでもないです。

    0
    2018年10月29日
  • 機動戦士ガンダムUC4 パラオ攻略戦

    Posted by ブクログ

    表紙のマリーダさんがお美しいUCシリーズ第4弾。
    今回の山場は、マリーダさんとバナージの聖堂内での会話。
    そしてラストのユニコーンとクシャトリアの戦闘、ふたりの感応。
    しかし、聞いてはいましたがマリーダさんの悲惨な過去。
    アニメでは描けない内容です…。
    しかし、相変わらず、山場以外の描写が冗長、ぐだぐだです。
    慣れてきましたが。

    0
    2018年10月29日
  • 機動戦士ガンダムUC2 ユニコーンの日(下)

    Posted by ブクログ

    驚かされるのが、アニメを凌駕する戦場での悲惨で、惨すぎる死の描写です。,アニメでは、これをそのまま映像化してしまうと、全体イメージに影響を及ぼしかねないので、大幅にカットされているようです。,ラストでは、アニメと違ってフルフロンタルが登場します。

    0
    2018年10月29日
  • Twelve Y.O.

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    TWELVE Y.O./福井晴敏:第44回大賞受賞。1998年。W受賞。

    Y.O.って何?
    自衛隊の話。戦後アメリカに守られてる日本。
    戦後、ふと出会った日本人娘と米兵。子ができる。米兵、アメリカに去る。娘村八分状態。息子青い目のせいでトラブル。母没後、父に会いに行く。父、驚くほど出世してた。息子の存在を知り、暗躍する人々。
    ウルマ。
    いきなり沖縄出てくる。
    この国は12歳で止まっている。Y.Oはyears old
    もうさ、ねぇ、推理小説ではないよ。話を追うのも登場人物覚えるのも大変。
    ノルマのように読み進めているだけ。活字中毒だからできるけれど。

    0
    2018年11月24日
  • Twelve Y.O.

    Posted by ブクログ

    前半は自衛隊やヘリの細かい描写にちょっと驚く。きちんと調べて書いている感じ。途中ちょっと中だるみして、「グソーの門」が開くあたりはエヴァやアキラ、BB文書は『アドルフに告ぐ』みたい。前半がリアルだっただけに後半のマンガっぽさには少し異和感を感じてしまう。12が21世紀というキーワードに変換されるところはややクサいがなるほど。

    0
    2018年10月15日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)

    Posted by ブクログ

    DVDと違ってこっちは原作を忠実に漫画化なのかとも思っていたが、模擬戦は原作になかったよな。まあ嫌いなタッチじゃなかったので良かった

    0
    2018年10月14日
  • 機動戦士ガンダムUC8 宇宙と惑星と

    Posted by ブクログ

    フロンタルの真の狙いが明らかにされ、敵と味方が混じり合い、入れ替わり、混乱は深まっていく。

    「箱」への道標は示されてしまった。その巨大な力は一体どのように疲れるのだろうか。

    作品中、地球連邦の下で、統治の現状を受けて入れているジオン共和国が強く日本の現状を例えているようにも感じられる。
    そしてその中で、「国粋」主義に酔う人々は、一体真に求めるべきは何かということを見失ってしまっている。
    それは、日本国内でも同じ現象が起きているのだろうか。

    そして、ますます深い闇に落ちていこうとしているリディ。

    次の巻ではバナージとリディの対決が見られるのか。そしてフロンタルとの決着は?

    0
    2018年10月09日
  • 機動戦士ガンダムUC7 黒いユニコーン

    Posted by ブクログ

    白と黒のユニコーンが激しくぶつかり合う。
    そして、ミネバは自分の歩むべき道を見つけ始める・・・。

    今回もオヤジがたくさんがんばっています。これぞガンダムって感じですね。

    0
    2018年10月09日
  • Op.ローズダスト(下)

    Posted by ブクログ

    最終巻。
    中巻で謎らしい謎は解明されており、あとは因縁の決着をつけるだけ、といった感じ。
    一応最後にどんでん返しはあるが、こじつけみたいなもの。
    相変わらず細かい情景描写が多く、読むのに苦労した。

    0
    2018年09月15日
  • 機動戦士ガンダムUC4 パラオ攻略戦

    Posted by ブクログ

    マリーダとバナージは戦闘中、濃密な交感を知覚させ、二人はお互いの過去を見る。涙なしでは読めないマリーダの過去。

    0
    2018年07月18日
  • 亡国のイージス(下)

    Posted by ブクログ

    「現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏内に設定されている。その弾頭は通常に非ず」ついに始まった戦後日本最大の悪夢。戦争を忘れた国家がなす術もなく立ちつくす時、運命の男たちが立ち上がる。自らの誇りと信念を守るためにー。

    0
    2018年06月17日