福井晴敏のレビュー一覧

  • 人類資金II

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    ネタバレ

    ようやく2巻を読みました。
    最初の1巻でこの人には予知能力でもあるのか、と思いましたけど、ちょっとこの巻では非現実感が増したかなー、という感じでした。
    というのも、この巻のほとんどが、アクションシーンなんですよね。
    Mの計画を阻止するために阿佐ヶ谷と呼ばれる人たちが動き出したり、そしたらその人たちから逃げるために真船さんは石に言われるがまま、ビルを飛び移ったり、走ってくる地下鉄の前に飛び出したり、本当、大分体力も衰えかけたご年齢でしょうに、めちゃくちゃをさせられる。

    それでもなんとか逃げ出して、ここまで来てしまったらようやく覚悟を決めた真船さんの次なる行き先は更にとんでもない場所で……という

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    2016年06月26日
  • 川の深さは

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    福井晴敏の処女作とのことで読んでみたが、たしかに福井さんのカラーが処女作から前面に押し出されてる、映画化された「亡国のイージス」と同じような匂いのする作品。硬質な文章、読者を引き込む展開の妙、処女作からかなりの熱量を感じる出来栄え。

    元警察官のグータラ警備員が、ひょんな事から少年と少女を匿ったことから始まる物語。某新興宗教団体の地下鉄テロ事件をバックボーンに、国歌の暗部に迫る内容は、「なるほど、こういう切り口で書いてきたのか!」と興味深く読むことが出来た。

    序盤から中盤にかけては、秘密組織やヤクザなどとの追跡劇とも言える展開で、ページをめくる手も休む事なくすすむ。それが、防衛庁の地下での爆

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    2016年06月03日
  • 人類資金VI

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    幕間、と言いつつ、資本という巨大な敵の輪郭の片鱗である”ルール”の糸を手繰り寄せて終焉へと導く重要な位置づけ。

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    2016年03月28日
  • 人類資金II

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    謎の男"M"に盗み出してほしいと依頼された『M資金』。かつて育ての親を死に至らしめたその存在に呪縛され続けてきた真舟は、"M"との接触を機に日本の地下に蠢く力学の奔流に呑み込まれていく。この世界をあまねく支配する"ルール"のそとへ―真舟はこれまでの人生を覆し、依頼を受ける覚悟を決める。

    紹介文より

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    2015年12月08日
  • 人類資金VII

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    うーーん。とにかく説明が長い。
    ラスト100ページくらいからは
    一気に読め、楽しめた。
    情報収集には圧巻しました。

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    2015年12月04日
  • 終戦のローレライ(2)

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    ローレライシステムがニュータイプのあれだったことが途轍もなく、残念。もうちょっと、現実的なモノにしてくれよ。
    確かに戦闘シーンは熱かったが……。

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    2015年11月29日
  • 終戦のローレライ(1)

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    この巻ではローレライというなんだか、凄い兵器? を回収する人員が潜水艦に乗り込むまでを描いている。
    なんか、専門用語が出てきて読みにくい。

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    2015年11月18日
  • 人類資金VI

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    毎月刊行のはずが、間隔が空いたため、最終巻が発売されてから、やっと手に取った。
    モノローグが続き、少しダレてしまったが、最後はドンパチの大活劇。やっぱりエンターテイメントは、これがなきゃ。

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    2015年09月13日
  • 人類資金VI

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    ネタバレ

    幕間劇という感じの巻
    最終決戦を前に、それぞれが思いを語るがちょっと冗長かも。

    「暴走する資本が弱者を蹂躙する時代」を迎え、情報化で対向するためにM資金が使われるという。カペラという架空の最貧国にネットワークインフラを整え、PDAを配布するというが、、、なんとなく2001年宇宙の旅に出てくるモノリスを彷彿とさせる気が、、、

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    2015年08月24日
  • 人類資金VI

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    ネタバレ

    福井晴敏によるM資金にまつわる長編第6弾。
    本巻は冒頭からおよそ3/4が回想録となっている。前巻終わりの遠藤の回想を含めるとおよそ一冊分丸々が回想ということになる。物語に深みを与える一方、現在の物語が一向に進まず、もどかしい思いをする印象だ。
    ようやく回想が終わったと思うと物語が急展開し、その背景でどんなことが起きているのか一切わからないまま次巻へと続く。読者は半ば置いてけぼりにされている感があり、これもまたもどかしい。
    次巻はいよいよ物語が決着する。どんな結末を迎えるのか、主要登場人物はどうなっていくのか、期待は高まる。

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    2015年08月22日
  • 人類資金V

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    ネタバレ

    暢人らの目的は、未開の国に通信インフラとPDAを配置し、情報格差のない世界を作ることであったと明かされるが、犯行が露見してしまった以上、メンバーは捕らえられて尋問を受ける。

    「始めた者はいい。どんな目に遭っても、自分で選んだことだとあきらめがつく。だが、最初からその結果を生きなければならない者はどうなる?」と言うように、終戦当時の遺産であるM資金を守ることを宿命付けられた日米の家系の物語でもある。

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    2015年07月28日
  • 人類資金IV

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    ネタバレ

    ”M"を名乗る犯人側の首謀者が基金創設者、笹倉雅実の孫、暢人として現れる。犯行は露見したが、暢人の説得によりファンドマネージャーは緊急融資申し込みを実行し、10兆円が引き出される。

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    2015年07月28日
  • 人類資金III

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    舞台はロシアへ。
    M資金の運用は各国のファンドによって分散されていたが、巨大な損失を出して粉飾決算をしているロシア地区のファンドマネージャーがターゲットとして選ばれる。
    500億円の緊急融資を申し込むように唆すが、その申請用紙にはウイスルが仕込まれており、申請用紙はM資金財団のネットワークにアップロードされた瞬間に200部のコピーが作られ、10兆円が引き出される。

    普通ならそろそろ終わり、となるが、これでまだ半分弱。

    犯人側の正義もこのへんで明らかになってくる。

    ユダヤ人によって押し付けられた資本主義のルール、金を借りたものは利子を付けて返さないといけない、という仕組みが社会に永遠の成長

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    2015年07月28日
  • 人類資金II

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    M資金をネタに詐欺を繰り返す男、真舟。彼に詐欺を教えた師匠がM資金に関わってしまって殺されたことから密かに復讐心を燃やしている。

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    2015年07月28日
  • 人類資金I

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    M資金を題材にした小説。最終巻がなかなか刊行されずに読み始めることができなかったが、先日ようやく完成。

    第1巻は敗戦直後の日本で巨額の金塊が持ちだされ、いずこかに消える、M資金の誕生を描いている

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    2015年07月28日
  • 川の深さは

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    「亡国のイージス」などでブレイクした作者の処女作なのだとか。
    処女作はその作家の全てをあらわす、というから、おそらく他の作品もこんな雰囲気なのだろう。
    ぐいぐいと人を引き込んでいく筆の勢いは、心からこの作品を書きたいのだ、このテーマを書きたいのだ、という意志の強さの現れと思われる。人物設定に少々難があるが、それも許せてしまう勢いのある作品。


    ただし勢いがあるため読めるが、正直言ってそんなに面白いとは思わない。
    同じような話なら、やっぱりどうしたってフォーサイスやラドラムを読み続けてきたわたしとしては、そちらの作品のほうが面白く感じてしまう。当たり前だけど。
    テーマとしてもよくありがちな

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    2015年07月25日
  • 人類資金V

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    ネタバレ

    思ったより面白くない。
    描写が長く長く細かく、うまく作ってあるけど肝心の答えがそこかぁ。
    いっそ宇宙にでも飛び出せる額なのに、PDAどまりか。
    ハロルド・マーカスの言うほうが真実味がある。
    PDAじゃなくて、せめて水濾過装置とか砂漠化を止めるとか空気浄化装置とか、生命へのインフラ装置じゃダメだったのか。
    人への投資と言うけどもう少し別の答えはなかったんだろうか。

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    2015年07月12日
  • 平成関東大震災 いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった

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    小説としてみると薄っぺらで凡庸たが、実用書としての価値も含めれば、それなりの意味はある。これを契機に改めて家族で防災について話をした。

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    2015年06月21日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(10)

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    突如現れた黒いユニコーンに敗れ捕らえられたバナージ、時を同じくしてマーセナス邸を脱走したミネバは己のやるべきことを自覚する。オリジナルMSバイアランカスタム2号機も登場する新解釈UC第10弾。

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    2015年03月31日
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(9)

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    自分の心を騙してまでも、父親であるマハディの目論みに手を貸しダカールの街を破壊するロニ。それを目にしたバナージは、ジンネマンの下を離れユニコーンで立ち向かう。戦争をする限り、逃れられない悲劇へ。

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    2015年03月31日