福井晴敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレようやく2巻を読みました。
最初の1巻でこの人には予知能力でもあるのか、と思いましたけど、ちょっとこの巻では非現実感が増したかなー、という感じでした。
というのも、この巻のほとんどが、アクションシーンなんですよね。
Mの計画を阻止するために阿佐ヶ谷と呼ばれる人たちが動き出したり、そしたらその人たちから逃げるために真船さんは石に言われるがまま、ビルを飛び移ったり、走ってくる地下鉄の前に飛び出したり、本当、大分体力も衰えかけたご年齢でしょうに、めちゃくちゃをさせられる。
それでもなんとか逃げ出して、ここまで来てしまったらようやく覚悟を決めた真船さんの次なる行き先は更にとんでもない場所で……という -
Posted by ブクログ
福井晴敏の処女作とのことで読んでみたが、たしかに福井さんのカラーが処女作から前面に押し出されてる、映画化された「亡国のイージス」と同じような匂いのする作品。硬質な文章、読者を引き込む展開の妙、処女作からかなりの熱量を感じる出来栄え。
元警察官のグータラ警備員が、ひょんな事から少年と少女を匿ったことから始まる物語。某新興宗教団体の地下鉄テロ事件をバックボーンに、国歌の暗部に迫る内容は、「なるほど、こういう切り口で書いてきたのか!」と興味深く読むことが出来た。
序盤から中盤にかけては、秘密組織やヤクザなどとの追跡劇とも言える展開で、ページをめくる手も休む事なくすすむ。それが、防衛庁の地下での爆 -
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Posted by ブクログ
舞台はロシアへ。
M資金の運用は各国のファンドによって分散されていたが、巨大な損失を出して粉飾決算をしているロシア地区のファンドマネージャーがターゲットとして選ばれる。
500億円の緊急融資を申し込むように唆すが、その申請用紙にはウイスルが仕込まれており、申請用紙はM資金財団のネットワークにアップロードされた瞬間に200部のコピーが作られ、10兆円が引き出される。
普通ならそろそろ終わり、となるが、これでまだ半分弱。
犯人側の正義もこのへんで明らかになってくる。
ユダヤ人によって押し付けられた資本主義のルール、金を借りたものは利子を付けて返さないといけない、という仕組みが社会に永遠の成長 -
Posted by ブクログ
「亡国のイージス」などでブレイクした作者の処女作なのだとか。
処女作はその作家の全てをあらわす、というから、おそらく他の作品もこんな雰囲気なのだろう。
ぐいぐいと人を引き込んでいく筆の勢いは、心からこの作品を書きたいのだ、このテーマを書きたいのだ、という意志の強さの現れと思われる。人物設定に少々難があるが、それも許せてしまう勢いのある作品。
ただし勢いがあるため読めるが、正直言ってそんなに面白いとは思わない。
同じような話なら、やっぱりどうしたってフォーサイスやラドラムを読み続けてきたわたしとしては、そちらの作品のほうが面白く感じてしまう。当たり前だけど。
テーマとしてもよくありがちな