福井晴敏のレビュー一覧

  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    深海に沈む特殊兵器ローレライ その計り知れぬ“力”は、人類を破滅に導くのか……。
    この国に「あるべき終戦の形」をもたらすと言われる特殊兵器・ローレライを求めて出航した伊507。回収任務に抜擢された少年兵・折笠征人(おりかさゆきと)は、太平洋の魔女と恐れられたローレライの実像を知る。米軍潜水艦との息詰る死闘のさなか、深海に響き渡る魔女の歌声がもたらすのは生か死か。命の凱歌、緊迫の第2巻!

    0
    2009年10月07日
  • 6ステイン

    Posted by ブクログ

    福井晴敏といえば、なんと言っても、「イージス」と「ローレライ」。本当に面白い小説だった。本書は、その福井晴敏の短編小説集。自衛隊傘下の諜報機関で働く、あるいは、その活動に巻き込まれていった人たちが主人公。6話構成。「イージス」や「ローレライ」のような、超長編小説ばかりではなく、この人は短編もうまいものだな、と思った。

    0
    2011年07月25日
  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    深海に沈む特殊兵器ローレライ その計り知れぬ“力”は、人類を破滅に導くのか……。
    この国に「あるべき終戦の形」をもたらすと言われる特殊兵器・ローレライを求めて出航した
    伊507。回収任務に抜擢された少年兵・折笠征人(おりかさゆきと)は、太平洋の魔女と
    恐れられたローレライの実像を知る。米軍潜水艦との息詰る死闘のさなか、深海に響き渡る
    魔女の歌声がもたらすのは生か死か。

    0
    2009年10月04日
  • 亡国のイージス(上)

    Posted by ブクログ

    海上自衛隊の最新護衛艦イージスを拠点に、日本政府に対するクーデターが発生するという、「沈黙の艦隊」並みの巨大スケールの物語。公安やら北朝鮮のテロ部隊やら謎の組織が色々と登場する上に、「米軍が開発した最高機密の特殊兵器」まで出てきて、ハリウッド映画的な大掛かりさなのだけれども、下地となっている設定はとても細かく綿密に練られていて、かなり話しには現実味がある。

    主人公の、如月と仙石のキャラクターがとてもきわ立っていて、この二人の存在が、物語を格段に面白くしている。悪い組織を正義の味方が懲らしめる、というような単純な図式ではなく、それぞれにそれぞれの考え方と事情と立場があって、どちら側にも読者を共

    0
    2020年07月15日
  • C-blossom(2)

    Posted by ブクログ

    1巻同様、亡国のイージスの如月行メインの番外編。
    1巻からの話をココで完結させてくれてるわけですが、
    そりゃもちろん、魅力的なんですよ〜如月行♪
    まぁただ、1巻ですでに怪しいヤツはやっぱりそのまんま怪しかったですし(爆)展開的にはアッサリと片付いちゃって・・・これで完結しちゃいますし、その後に、あの「亡国のイージス」の任務と繋がるわけですね〜。
    いっそのこと、もう少しアレやコレやといろいろ他の事件でも絡めて、引っ張って欲しかったなぁ〜って気も少し。

    0
    2009年10月04日
  • C-blossom(1)

    Posted by ブクログ

    私にとっては、何年(ひょっとしたら十何年?(爆))ぶりかのコミック^_^;
    「亡国のイージス」の如月行がメインとなるアナザーストーリー。
    これまた職場のお友達に借りたのだけれども、 そもそも元の「亡国のイージス」を貸し出して、すっかりその世界にハマっちゃったがために、このコミックにまで到達してしまったらしい^_^; で、そのおかげで私も見ることができました(笑)
    イヤァ、やっぱり如月行ってキャラは、魅力的だなぁ。

    0
    2009年10月04日
  • 終戦のローレライ(1)

    Posted by ブクログ

    これは空想の小説というよりも、緻密な調査と整然とした史観に基づいた、壮大な歴史小説であると思った。
    第二次世界大戦がどういう戦争だったのか、戦時中の日本人のメンタリティーがどういうものであったのか、この本を読むととてもよくわかる。
    第二次世界大戦は、人類に考えるテーマを様々と与えた戦争だった。
    ナチスの異民族虐殺と人体実験、南太平洋のミッドウェー海戦での極限の飢餓状態、原子爆弾で一瞬のうちに起こる、街の消滅。戦争でしか起こりえないシチュエーションの中で、自分だったらどう行動するだろうと想像せずにはいられない。
    日本にとっての「あるべき終戦」とは何だったのか。1945年8月、日本はこの先どういう

    0
    2020年07月15日
  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    絵にもだんだん慣れてきました・・。
    パウラ、小松、木崎などが登場し、どんどん物語が進んでいきます。
    映画では登場しなかったナチス・ドイツや白い家、ゴルビオ艦長なども物語りに登場します。
    映画よりも小説に忠実なので、小説を読みたいけど長くて読めないって方は読んでみても良いかも?

    0
    2009年10月04日
  • C-blossom(1)

    Posted by ブクログ

    マンガというカテゴリーはこのために用意したのだ!!美術の先生だって☆勢いでフリッツ少尉も…マンガに(笑

    0
    2009年10月04日
  • C-blossom(1)

    Posted by ブクログ

    「亡国のイージス」のアナザーストーリー。
    「なぜ福井晴敏氏の原作なのに少女漫画誌?」と不思議に思っていたのですが、
    実際に読んでみて、あまりの違和感の無さに納得しました。
    少女漫画といっても、割とシャープな絵柄で話の描き方も上手いので、
    表紙絵で拒絶反応出ない方は、読んで損はしないと思います。

    0
    2009年10月04日
  • C-blossom(1)

    Posted by ブクログ

    原作:福井晴敏 漫画:霜月かよ子の『亡国のイージス』のアナザーストーリー。
    しかも少女マンガ (笑)
    如月行が大活躍。
    亡国のフルメタル・パニック!とは上手いこと言うなぁ(w

    0
    2009年10月04日
  • C-blossom(1)

    Posted by ブクログ

    福井晴敏監修の霜月かよ子が描く少女漫画の「亡国のイージス」のもう1つの物語。
    主人公を如月行が助けるというバリバリの少女漫画だけど、確かに福井さんの作品は少女漫画的なところがあるのでがっちりはまっています。
    重要な部分はきっちり残っています。
    作品の絵もとても丁寧できれいです。
    1巻読みきりだと思って買ったら良いところで話が終わってる…次巻も買わなきゃいけないなぁ。

    0
    2009年10月04日
  • 機動戦士ガンダムNT(1)

    Posted by ブクログ

    よく映画一本分をここまでの長編に仕立てたな、と言うのが率直な感想。後半からは完全にゾルタンが主人公。過去編が長い割に、肝心のどうやってゾルタンになったかは描かれなかったのが残念。ここまでやるなら最初からゾルタン視点の物語にすれば良かったのに。ヨナ達本来の主人公チームは登場場面も少なくなり、あれ?こいつら何してたんだっけ?状態。最終決戦はもはや何やってるか分からんような絵に。

    映像作品を忠実にコミカライズした作品よりは遥かに良いが、全体通して面白かったか?と言われると微妙な所。話の進展が遅く、冗長に感じられた。10巻ぐらいにまとめてたらもっと違う評価だったかも。

    0
    2025年12月07日
  • 終戦のローレライ(3)

    Posted by ブクログ

    ついに広島に落とされた原子爆弾。その壮絶さは分っていてもショックを隠せない。電車の中で読んでて泣きそうになってしまった。 知られざる上官の過去が明らかになり、伊507艦内で起きる争いの後、どこへ向かっていくのか。最終4巻に続く!

    0
    2025年07月09日
  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    ついに特殊兵器ローレライとは何なのかが明るみに出る第二巻。若い少年兵が潜水服に身を包み頑張る姿に緊張感が走る。海の中、深海は暗く、気圧の関係で体に異常をきたす恐怖が真に迫ってくる。危機を無事に切り抜けたこの後はどうなってしまうのか。3巻に続く。

    0
    2025年07月03日
  • 終戦のローレライ(1)

    Posted by ブクログ

    気合を入れて読み始める第一巻。
    特殊兵器ローレライの全貌はまだ分からないが、若者たちが直面する戦争の恐怖、緊迫感、絶望が、後半に怒涛のように押し寄せてきて眉間にしわを寄せながら読んだ。
    潜水艦の圧迫感も感じながら次巻へ続く。

    0
    2025年06月28日
  • 機動戦士ムーンガンダム (1)

    Posted by ブクログ

    そもそもが没になった『ユニコーン』の原案なので、仕方がないのこも知れないが、設定や話の骨子は『ユニコーン』に酷似している。パラレル設定ならともかく、「この後『逆シャア』→『ユニコーン』の話があります」というつもりなら相当無理がある。刑部デザインのMSはカッコいいんだけどね。しかしこの作者は一向に絵が上手くならないなあ。

    0
    2025年05月15日
  • 川の深さは

    Posted by ブクログ

    構成や言い回しが私には難しく、読むのにかなり時間がかかった…
    警察についても全く詳しくなく、イメージがしづらかったことも要因。
    ただ最後の最後で「なるほど…」となって救われた。

    0
    2024年11月04日
  • Twelve Y.O.

    Posted by ブクログ

    読書録「Twelve Y.O.」3

    著者 福井晴敏
    出版 講談社文庫

    p308より引用
    “ 攻撃開始から、三十分弱。トゥエルブが
    証明して見せたのは、利便性を追求してウワ
    バミのようにデジタル化技術を取り込み、そ
    れがなければなにもできない体質に染まって
    しまった現代軍事力の本末転倒と、有言実行
    を貫いた自らの愚直だった。”

     電子戦を駆使するテロリストと、彼の引き
    起こす事件が巻き起こす陰謀と、それに関わ
    る人々を描いた長編サスペンス。
    江戸川乱歩省受賞作。
     世界最大と言われる艦隊戦力が、母港から
    一斉に離脱していく。その事態を引き起こし
    たのは、たった一組の男女だった…。

     上記

    0
    2024年06月18日
  • 終戦のローレライ(2)

    Posted by ブクログ

    ナーバルの回収から戦闘シーンが多くなり読む速度が少し上がる

    ナチスの人体実験はニュルンベルクコードと呼ばれ実際に行われていたので、その中で子供たちを対象に実験が行われていたとしても不思議ではない

    その中から発見された超能力による索敵というチートな技術を使う
    でも、一度使うとしばらく使えないという設定はナイスと思いました
    自由に使えるとほぼ無敵になり話が単調になるので

    しつこいアメリカ人のキャスバル艦長は最後精神を病んで特攻したのでもったいないと思いました

    これからも駆け引きを行いながら戦いが続くのかと思っていたので
    2巻が479ページと中々のボリューム、続く3巻も同じ程のボリュームある

    0
    2024年02月12日