原田マハのレビュー一覧

  • アノニム

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    現代アート、香港の学生運動ともに知識が乏しく、すぐにイメージするのが難しい部分もあったが、興味を持つきっかけとなった。
    オークションのシーンは高揚感と緊張感があり、人々を魅了している理由が少し理解できた気がする。
    作中の主人公のようにアートに心を動かされ、新しい事を考え実行している人が今も世のどこかにいる事を感じる事ができ、将来が楽しみだと感じた。

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    2024年09月01日
  • スイート・ホーム

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    毎日暮らす街や家を、これだけ大切に感じられたら素敵だろう。見慣れた景色を愛おしむ心のゆとり。
    甘い香り漂う洋菓子店『スイート・ホーム』を経営する一家と、やってくる周囲のお客さんたちのお話。タイトルのとおり甘いお話が連なる短編集。登場する人たち誰もが真っ直ぐで、まるで理想を絵に描いたよう。
    金木犀が出てくるので、甘い香り漂うこの季節に読むことができてよかった。

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    2024年08月29日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    画家エドヴァルド・ムンクのスケッチやノート、手紙などから抜粋した文章をまとめ、原田マハが翻訳している一冊。
    ムンク美術館の記載にもある通り、そして本書内でも記載があったが、ムンク自身が自伝的な文章をまとめて売ろうと考えていたこともあり印象に残るような文章を書いている、ように思う。というのは私は翻訳でしかそれを読むことができないからだ。本書だと原田マハの翻訳に依存しているわけなので、断言ができない。ただ美術館側も評価しているので間違いないことなのだろう。
    彼の記述の中で、一番面白いなと思ったのは絵画の説明、解説なんて書けないよの部分。言語化できないから、絵をかいて伝えようとしているのに、と。絵画

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    2024年08月27日
  • モダン

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    ネタバレ

    MoMAが舞台ではあるけど、東北の3.11やツインタワーの9.11などが出てくるのでどこか物悲しくある。しかしどの短編も最後は希望のあるラストになっているので読後感は良い。私的にはロックフェラー・ギャラリーの幽霊がお気に入り。
    楽園のカンヴァスを読んだ時も思ったけど、一度でいいからMoMAに行ってみたくなる。そして楽園のカンヴァスと暗幕のゲルニカも再読したくなった。

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    2024年08月23日
  • ギフト

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    1話1話が2-3分で読みきれます。
    そこまでの短編でもお話がわかりやすくまとめられていて、優しい気持ちにさせてくれます

    日常のさりげないやさしさでこころがあたたかくなれる、忙しい時でも読みやすい本でした。


    作者の原田マハさんは、
    キネマの神様の作品もあるとのことで、
    そちらは読んだことがないのですが、
    ちょっとした時間でもほっこりした気持ちになれてよかったです。(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠

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    2024年08月17日
  • さいはての彼女

    購入済み

    何気ないのに元気がもらえる

    いくつかの短編集のような構成で、それぞれ女性が主人公のお話。

    印象深いのはやはり、ハーレーバイクに跨りどこまでも走る「サイハテ」乗りのナギちゃんのお話。
    耳が不自由な彼女だが、そんなハンデをものともしない活発さと積極的な行動から元気が貰える。

    また、他の短編も旅行に関するものであった。
    この本を読んでいると旅って良いよなぁとしみじみと感じる。

    #ほのぼの #癒やされる

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    2024年08月16日
  • フーテンのマハ

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    マハさんのエッセイを初めて読んで見て、めっちゃ旅して色んな経験してる方なんだなぁと思いました‼︎
    そして、読んで見て旅に行きたい気持ちにもなったし何冊か読んだことあるけど、他の本も読みたいと思た作品でした。

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    2024年08月02日
  • アノニム

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    2019年香港で起きた民主化運動を著者視点で解釈し、その解決方法を提示したものなんだろうと勝手に理解。
    そういえばバスキアがオークションで超高額落札されたのも同じ頃だっただろうか。
    時事的、かつマハ的な作品といえる。

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    2024年08月01日
  • リーチ先生

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    今回は日本の民藝運動に影響与えたといわれる、イギリス陶芸家バーナードリーチをもとにしたフィクション。マハさんの変わらない芸術に対する情熱と人物に対する尊厳や憧れが伝わってくる話でした。
    1954年、大分の焼き物の里・小鹿田を訪れた、バーナードリーチ。父の遺言で小鹿田の窯元に弟子入りしていた、沖高市(おき こういち)は、リーチのお世話係に任命され、そこで彼は、亡き父の亀之助がリーチとかつて師弟関係だったことを知ります。
    時代は変わり、1909年となり、亀之助君の視点から物語が始まります。
    戦時中のシリアスな要素は意外と少なく、多少物足りなさはありましたが、、
    当時の日本の陶芸という芸術を広げる為

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    2024年07月29日
  • リーチ先生

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    次々に見聞きしている人物が登場して、その時代はこんな風だったのかもしれないなぁと思えた。リーチ先生や亀ちゃんの作り出す作品がこんなふうかなぁと思い浮かべて、「用の美」を追求していく人たちの姿がまぶしく感じられた。

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    2024年07月28日
  • やっぱり食べに行こう。

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    マハさんのアート系ミステリーが好きで、こちらも読んでみました

    気軽に読め、食は勿論旅の気分も味わえ
    小説の背景なども知れて良かった

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    2024年07月26日
  • お帰り キネマの神様

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    映画と家族の物語。時代を昭和と令和で行き来しながらも映画にかける熱い気持ちと友情と家族愛にあふれる作品。
    人生はいろんなことがあって、カットしてやり直しすることはできないけど、だからかこそ映画が支えになることがある。

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    2024年07月21日
  • 夏を喪くす

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    短編四作
    いずれも、女性が主人公
    作者の経歴を見ると納得できる女性ばかり
    それぞれの作品続編を読みたいかな

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    2024年07月18日
  • 異邦人

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    面白い。
    さすが原田マハさんだけあって、ぐいぐい読まされる。
    ただ、主人公の女性が旦那さんの考えや方針をガン無視するのは、共感出来ないところもある。
    面白くない要因ではもちろんないが。。。
    旦那さんが嫁の実母と浮気している部分は、全く共感出来ないが、それが主人公の女性の考えに共感出来るかどうかは別で。
    なんだか変な感想になっちゃってるなあ。

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    2024年07月16日
  • さいはての彼女

    購入済み

    仕事に疲れた女性におすすめ

    久しぶりに原田マハさん読みましたが、さすがの文章力、そして絵画的な描写が素晴らしく美しかったです。聴覚障害については少し夢見すぎではないかと思ってしまったけれど…

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    2024年06月30日
  • お帰り キネマの神様

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    山田洋次監督によって大幅改編された映画「キネマの神様」を、原作者の原田マハがノベライズするという、珍しいタイプの小説。

    だいぶ前に「キネマの神様」読んで、
    映画は観てないけど、予告編で「だいぶ原作と違くない?」と思った記憶あり。

    ただ、オリジナル「キネマの神様」の内容を忘れちゃったので、今回の「お帰りキネマの神様」も違和感なく読めました。
    でもラストは安直というか、、、
    映画と小説だと受ける印象も異なるだろうし、映画「キネマの神様」観てみようかな。
    小説「キネマの神様」も改めて読み直してみたくなりました。

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    2024年06月29日
  • でーれーガールズ

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    2次元の人物に恋をする(のめり込んでいく)ことで
    様々な要因が絡みつつも、最終的にカッターで
    ヒデホと手首に刻む武美に狂気を感じてしまった。

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    2024年06月27日
  • ロマンシエ

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    序盤は、美智之輔のテンションが高すぎて物語に入り込むのが大変だったがだんだんテンポよく進んでいき、スラスラ読めた。
    ドロンは最初、悪い人だと思ったが最終的にはいい人だと分かりホットした。
    高校生の時、前の席に座る好きな男子から配布物を受け取る時、手が触れてドキドキしたのを思い出した。
    日本がもっと性的マイノリティに寛容になればいいのにと思った。
    描写が細かくて、パリの美しい街並みを想像するのが容易だった。いつかパリに行ってみたい。

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    2024年06月23日
  • 夏を喪くす

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    ちょっと私とは地域も働き方もかけはなれた、洗練された?都会的な?女性たちのお話ではある。
    ただ一つ一つの物語がその女性の思いや在り方に区切りをつけていく話であると言うことであればすごく分かりやすい。そして、この物語の男性たちは時に情けなく優しくそれでいて冷たい。男女にかかわらず人はそんなものかも(笑)

    「嘘つき」から、「ごめん」、「いいの」の下りは特に決意がある。
    高知に旅行したくなる(笑)いけないけど。

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    2024年06月23日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    織田信長、天正遣欧少年使節、俵屋宗達、日本の戦国時代に揃った類まれなる才能を持った人々が、それぞれの立場思惑によって結びつき、行動を共にすることになります。一枚の絵画「風神雷神」から膨らまされた著者の想像力が大いなる物語を導き出されています。歴史には描かれなかった部分について、飛躍した想像力をもって補われることで、イフ以上のストーリーが出来上がることが面白く読ませていただきました。キリシタン大名やその部下武将の子息として、絵師の子供として、少年達はローマに赴く使命を与えられます。目的地を同じくする彼らは日本を旅立ち、胸に燃えるものを持って海路を進んでいきます。無事にローマに辿り着けるのか。下巻

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    2024年06月09日