はやみねかおるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テーマが設定された中でチャットを楽しむSNS「ルーム」ある日主人公は奇譚好きのルームに招待される。10人の参加者が集まった時点で急に「マーダラー」と名乗るルームのホストが面白い奇譚を披露しないと一人ずつ殺していくと宣言。アバターと現実をリンクさせた為アバターが消えれば実際に死ぬと説明された中一人ずつアバターが消えていく。10人の中に潜む「マーダラー」は誰だ?無茶な設定だと思ったけどやや飛び道具だが地に足がついた真相に行き着いたのは流石。アイコンに吹き出しがついた横書き形式が実際のSNSを追っている感じで楽しい。奇譚の内容は人形遣いと遊民が良かった。自分の認識している世界と地続きな不思議はやはり
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Posted by ブクログ
本を読むことや文章の練習をするのがワクワクする本。
最後はなんかジーンときてしまった!さすがはやみねかおるさんだなあと。
小学生の頃にめっちゃ読んでたな、、また読みたくなってしまった。
小説を読むときに、自分は物語の展開しか見てなかったなーと気づいた。
「どうしてこんな行動をとったの?」と登場人物の行動、心の動き、セリフに注目すると、成長の過程を言語化できそう。
そうしたらもっと作者が伝えたかったことを理解できるようになるのかも。
あとは、読書感想文の書き方で、「他の似た作品と何が違った?」って観点が面白かった。
考えたことなかったなー。
違いがわかれば、より物語を咀嚼できそう。
あとは -
Posted by ブクログ
物語を現実世界で体験できるメタブックを提供するディリュージョン社の新人エディター森永美月は、不可能犯罪を体験したいという上得意客の依頼を受け、天才作家の手塚和志と取り組むことになる。しかしメタブック開始早々予定外の出来事が起こり、現実の事件へと発展するのだった。
メタブックという物語の現実化の仕組みと、ミステリに全く触れたことのない新人を語り手にすることにより、二重三重にメタ要素を含んだミステリとなっています。
所謂本格ミステリの「お約束」もミステリ音痴ゆえに通じず、通じないから現実と虚構のない交ぜになった世界からひとり離れた目を持つ。なるほどこれが「探偵の目」なのかもしれないと思わせる構造