あらすじ
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人気児童書作家が贈る、小説を読むだけで文章がうまくなる本!
めんどくさがりな人ほど、文章の才能がある――
「名探偵夢水清志郎」「都会のトム&ソーヤ」などの大人気シリーズで知られる
著書累計510万部以上の作家はやみねかおる初の実用書!
だれでも文章が上達する方法を、ぽっちゃり猫が小説形式で楽しく教えます。
作文、メール、レポートから小説まで、これ1冊で書ける!
直木賞作家の朝井リョウ氏も推薦!
「はやみねさんの本を読み、文章を書くことが大好きになりました。
文章を書く力、つまり心の形を描く力は、
人生の心強い味方です」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
よく見ること。
よく聞くこと。
よく感じること。
よく考えること。
忘れないよう努めること。
猫のダナイが中学生の健にやさしく文章を教えてくれる一冊。
かわいい挿絵と平易な文章で文章の基本と物語の作り方を学んでいく。
書いた文章を読む対象は自分かもしれないし誰かかもしれない。
必要に迫られて書くものもあれば、忘れないように残していくメモもある。
だが物語は違う。
必要に迫られてはいないし、対象はきっと自分以外の誰かである。
だからこそ、何を伝えたいのかを選別して伝え方を工夫する必要がある。
ただ一言に文章と言っても、その目的や用途によって必要なものは変わってくる。
感情が揺れたその瞬間をそのまま忘れてしまわずにその感情の動きをよく突き詰めること。
あらゆることを自分の中だけで完結させてしまわないで、様々な価値観を知っていくこと。
漫然と生きているだけの毎日で、考えることをやめないこと。
そうやって自分の中の引き出しを増やしていって、素敵な文章を書いてあなたに届けられたら良い。
人は一人で生きられないんだから。
Posted by ブクログ
中学生の息子に文を書く力をつけさせるために開いてみたが、小説として展開が面白く、一気に読めた。
テクニックの基本的なところは押さえてあり、書くことへの抵抗がなくなりそうだと思った。
Posted by ブクログ
これはとてもよい本。文章の書き方の超基本である。全部学校で教えていることながら、学年が上がるにつれ忘れられ、一人一人指導される機会が難しい。テンプレをネットで探していいよという柔軟さも今らしいくてよいのではないでしょうか。型は大切。生成AIに簡単に文章を書いてもらえる今、自分で書くことの意味を考えるこの頃です。
以下、好きなところ抜粋↓
アンテナが低いと、自分の気持ちが、どんな風に動いたかわからない。本当は、いろいろ感じているのに、見過ごしてしまう。
五感を使って書く。
文を読んだ人が、頭の中にイメージできるよう、できるだけ詳しく言葉で書く。
自分が何を感じているか?つねに意識するのが大事。
自分の気持ちを知るだけで、感性は豊かになる。
Posted by ブクログ
朝井リョウが動画で紹介してたから読んだ。
文章の書き方の基本を丁寧に説明していた(それができれば苦労はしない…というところもあったが)
節々に小学生の時に大好きだったはやみねかおる作品の空気を感じてとても懐かしくなってしまった。(ウィンクの描写とか)眼差しが優しい
全然関係ないが中学生の時かぐや姫のその後を書けという課題で自分としては自信満々に書き上げ当時文学部だった同級生に読んでもらったのを思い出した。絶対に稚拙で読むに耐えなかったはずなのに面白かったよ!ってとても褒めてもらえて嬉しかった。今になってわかる優しさ。
Posted by ブクログ
自分が小学生の時、この世にこの本があったらなぁ!
私も毎日200字の日記を書いて、小説家デビュー、できてたかも!(…今からでも 遅くはない?)
何かを伝えたくて、小説家は小説を書く。
その何かを見つけられないと、物語は紡げないんだね。
Posted by ブクログ
めっちゃ役に立ちます。読みやすい文章の上に個性は立つとか、今までわかっているようで意識していなかったことを順番に教えてもらえる感じ。さっそく実践しはじめました!
あとダナイ可愛い。
Posted by ブクログ
自分が小説や台本を書く時に気をつけていたこと、意識していたこと、出来ていなかったことが全部網羅されていて、非常にためになった。
また小説を新しく書きたい、そんな気持ちにさせてくれた。
Posted by ブクログ
非常に分かりやすい小中学生向けの文章の指南書。
文章を書くのが得意な上から目線の猫(名前は「マ・ダナイ」)が、作文の原稿用紙を前にすると言葉が出てこず止まってしまう健に、面白いやり取りを交えながらコツを教えていく。
どんな面倒くさがりでも、ダナイの説明を聞いていくうち文章を書きたくなってくるような、創作意欲をかき立てられる一冊。
「どうせ三日坊主の自分が読んでも何も変わらないし、意味ないかな…」と半信半疑で開いてみたが思いの外実践しやすいことばかりが書かれていた。
まずは200字日記から始めてみようかな。
Posted by ブクログ
まず全体的に読みやすくて難しい言葉と難解な文章がほぼないから、すらすら読み進めていった。
文章が苦手な自分にとって本当に役に立つと思っている。文章を上手にするのに、具体的なトレーニングの実例がいくつ挙げられている。例えば、最初に文章を書くときに、他人に褒めてもらうとか、下手な文章を書いたら、笑われるとかを考えないでとりあえず書く。そして、たくさん書いて良いところだけを残す。
また、毎日200文字ぐらい日記を書き、一日中に起こったこと、自分の悲しいこと、嬉しいこと、なんでもいい。大事なのは書き続けることだ。
それだけではなく、文章の基本的なルール、細かいところまでも丁寧に説明している。読み終わったら、文章を書く勇気が湧いて来たから、日常生活を感じて、文章を書く気持ちが強くなっている。
Posted by ブクログ
猫が文章指南してくれる本。読み物としても面白い。
後半は「小説指南」になっていて、難易度が上がっている。目次を見たつもりだったけど、小説指南になってるの気が付かなかった。……下手な小説教室本より、役立つ。
横書きなので、苦手な人は注意かもしれない。私も、若干読みづらいと思ってしまった。本は縦書きの方が好き。
それでも、内容は良かった。
小説を書く人にお勧めしたい本。
この本は小学生向けだから分かりやすく『賞』や『小説家』になる話になってるけど、小説を書く目的は人それぞれで良いんだよと私は思う。私が大人になってしまってるからだろうけど。私が子供だったら、『賞』や『小説家』を目指してた。でも、問題はその先。小説家になって『何をしたい』という部分かもなと思う。
読み応えがあり過ぎる。
次はこの作家さんの小説を読みたくなってしまった。この本がこれだけ面白いのだから、小説はもっと面白いだろうな。ワクワク。
素敵な本。ごちそうさまでした。
Posted by ブクログ
こんな私でも小説が書けるような気がしてきました。
そんな夢を持てる魅力的な本です。
私には書いてみたい題材があって、それを書くための準備として初めに購入しました。
内容も分かりやすく、丁寧で面白いので、どんどん書く為の基礎が頭に入ってくる、そんな感じがしました。
Posted by ブクログ
単純に自分の文章力が乏しいから、という理由で読み始めた本だったのですがひとつの物語としても読んでいってしまいました。
猫のダナイに教えを受けて、文章力が成長していく健くんにページを進めていくにつれて何故か嬉しい気持ちがむくむくと膨らんでいきます。親心でしょうか……。
この本の中で一番好きなフレーズは、
【イチロー選手のようになりたいと思っても、なれなかったとき、「自分には、イチローみたいな才能がなかった」と、諦めるか?
それを言うのは、イチロー選手より、たくさんバットを振ってからにしよう。
諦めるのは、いつでもできる。】
です。このフレーズでなんだか文章を書くこと以外のこと、仕事やプライベートなども、もうちょっとがんばってみるか!の気持ちになれます。まるで魔法のようなフレーズに出会えた気分です。
また、本のラストはどこか某ネコ型ロボットが活躍するお話の嘘800的なラストを見た時の感覚になり少しうるっとしてしまいました。
自分に子供ができたり、身の回りの子供が書くことに悩んでいたらこの本をプレゼントしてあげたい。そんな素敵な本でした。
Posted by ブクログ
一気読みしちゃいました。
こんなに読みやすくて理解しやすい指南書は初めて!
もう1回始めから読みながら、日記を書き続けるトレーニングからしてみよう。超短くてもいいから、小説を書き上げてみるのが楽しみ。
大好きな辻村深月さんのエッセイを読んで、小説を書いてみたいなと思って、大好きな朝井リョウさんの推薦する、はやみねかおるさんの指南書を読んで...
繋がりを感じて心が温かくなる。
Posted by ブクログ
中学生の主人公と小説家に飼われてたことがある黒猫ダナイの小説&会話文で展開する作文などの文章作成と小説の書き方の基本の指南書。
短い小説から一人と一匹の会話文という形式なので読みやすく、分かりやすい。主人公と黒猫のお話もほっこりして面白い。
文字の多い説明文を読むのが苦手な人にオススメ。
前半が作文を中心とした文章作成について。
後半が小説の書き方となっているけど、前半部分の文章作成も小説を書く上で重要なことが書いてあるので合わせて読むと良い内容になっている。
小説書いてみたいなって人には教えとなるし、小説書いてる人には程良く肩の力を抜いてくれる本。
Posted by ブクログ
文章を書くのが苦手な中学生の文岡健くんと、黒猫のダナイの対話形式で進む、文章の書き方指南書。健くんが文章を書くにあたってぶつかる壁や、ダナイの出す練習トレーニングに対する反応には、共感するところが多くて、とても共感できる。「いい文章を書く」ためのテクニックというより、自分のために「文章を書き続ける人になる」ためのアドバイスが、詰まっている本といった感じだった。読んでいると自分も明日からちょっとした文章を書きたくなってくる。
「起きた出来事が順番に書いてある作文なんて、おもしろくないよ」と言った健くんに、ダナイが返した言葉一番印象に残った。
「そんな風に、『上手に書こう、褒めてもらえるような作文を書こう』と思ってるから、書けないんだよ。大事なのは、まず書くこと」
分かっているけれど、なかなかできない。誰にも見せない日記一つでも、少しでも背伸びしようとしてしまうと、何も書けなくなってしまう。
もう一つすごく心に残ったのは、小説を書くためのアドバイス。
「小説は、作文とは違う。さっきも言ったけど、小説には『何がなんでも書きたい』という気持ちがいるんだ。締め切りが迫っていたら、そんなことは言ってられないけど、書きたいものがないのなら、書かない方がいい。無理に書いても、おもしろい小説は書けない」
本当に自分が書きたいものでないと、面白いものにはならない。でも、健くんも言っているように「自分が書きたいもの」を知るのは、実はけっこう難しい。
ダナイが出している「書きたいものを見つけるコツ」は、「感動する体験をするための種をまこう」というもの。具体的には、3つだった。
①人を好きになってみる
②小説やマンガ、映画やドラマに触れる
③何かに熱中すること
何かに感動する体験が、伝えたい、書きたい、というモチベーションになる。そして、それは、自分からアンテナを張っていることではじめて出会える。
自分は、日頃、何の、どんなところに感動しているだろうか? 何となく、いろんな物事を冷めた目で眺めてしまっている自分にとって、刺さる言葉だった。
Posted by ブクログ
小学生の頃から読書感想文は得意だったけど、感覚で書いてただけだったから論理的に解説している本を読んでみたくなって手に取った。
猫が小学生に文章の書き方を教える設定だから柔らかくて読みやすい文体。書きたくなかったら書かなくてもいいわけじゃないから、小学生は大変だ。
「読書が上手になる視点」「書くネタに気がつくコツ」「書けないなら話してみる」
言われてみれば腑に落ちるけど、言われないと気づけないことを教えてくれる。
今まで色々な文章術の本を読んできたけどこの本が一番好き。文章を組み立てることに興味がある人にオススメの一冊。
匿名
学生さん向けだが
たまに小説を書く、ド素人のおばちゃんです。
今までの読書経験をもとに、ハウツー本などを一切読まず書き続けてきました。
ただあまりに脇目も振らず走り続けてきたので、基本のキくらいは頭に入れておいた方がいいんじゃないかと思い至り、こちらを読ませていただきました。
はやみねかおる先生の夢水清志郎シリーズ(すごい、漢字変換一発!)は幼い頃に愛読しており、懐かしい気持ちで読み進めました。まさか先生がこんな御本を出しているなんて!
自分なりに工夫してきたことが明文化されていたり、新たな発見があったりで読んでよかったなと感じた御本です。学生さんにも読みやすいでしょう。
大好き
文章を書きたいけど面倒な人、上手く書けなくて困っている人だけではなく、小説を書いていていき詰まったり、中々上達した気がしない、書きたいのに何を書けばいいかわからないなど悩みがある人にも良いかと。
わかりやすいです。まずそれが一押しなところ。文章を書くのが面倒だったり苦手だったりする人向けなので、無駄なく、でも抑えるポイントをきっちり抑えて、かつやり易く作られています。
Posted by ブクログ
ひとりの少年の元にやってきた一匹の猫による、微笑ましい文章教室。
本当に基礎的な文章の書き方から、プロを志すものへの指針まで、懇切丁寧に描かれていた。
特に印象的だったのは、
「感動で、心が震えた。
そうしたら、一度立ち止まって考えよう。
自分は、どうして感動したのか? ――この答えを見つけよう。」
という一節。
同命者も元々とある創作活動をしているのだけれど、「そういえばなんでだろう」「あれってああいうことなのか」「そんな捉え方があるんだ」と改めて学び直す機会をいただいた気持ちだ。
文章は、我々にとって身近で、楽しくもあり、けどいつまでも難解で、なかなか最適解を見いだせない。
でも、そんな道のりの中で、今回の学びで得たものが、必ず生きてくると思った。
改めて、これからも読むことと書くことを大切にしていきたい。
Posted by ブクログ
猫が中学生男子と暮らす中で物語形式で文章指南をしてくれる本。
トレーニング編(超初級)
・文章力アップの基本は読書だけでOK
(とっかかりを優しくしてくれている! いい先生だ〜疲れてニッチもさっちも行かなくなってる社会人にはありがたいお言葉。まあそうも言ってられないので次)
・1日たった200字でいいから日記を書く(誰にも見せない自分用、書く習慣作り)
・好きな本を写す
・伝わる文章は五感が便利
「目、耳、鼻、舌、肌」でどう感じているか文章にする
・気持ちは記号「トゲトゲ」「ギザギザ」とか形を与えてみる
・まず書いて、いいところを残す
・表現は連想ゲーム
・文章は見た目が9割!!
最低限の正しい文、を書くだけでうまいと思われる
・短い文こそ伝わる!(一文を短く、かつ、全体も短く)
・
Posted by ブクログ
大好きな作家さんが初めて書いた実用書。
読まずにはいられませんでした!
文章力を磨きたい中学生の健と、彼に文章術のイロハを教えてくれる猫のダナイ。
彼らのやりとりから読者も一緒に学んでいくスタイルですが、はやみね先生の文章だなあと感じる部分が多くあり、勝手に嬉しくなりました笑
第3章は「誰でも必ず小説が1冊書ける方法」。
こういう内容を読むと、書くつもりがなくても書きたくなります…!
健の成長していく過程もひとつの物語ではあるので、最後書き上げた文章にちょっと感動しました。
あとがきに「推理小説の書き方については、また別の機会にー」と書いてあったので、はやみね先生!是非そちらもお願いします!
Posted by ブクログ
わかりやすい文章を、手間なく書きたい。
そう思っていた時に、フォロワーさんの本書のレビューを発見しました。
タイトルからして私にぴったりだと思い、すぐに購入しました。
児童書ということもあり、読みやすい内容でした。
私は、小説を書きたいという気持ちはないので、第3章の小説の書き方は飛ばしました。
わかっているつもりでも、アウトプット出来ていない点もあるので、タメになりました。
教養のある人には物足りない内容だと思います。
なんせ絵が可愛い。
以下、参考になったポイント。
◼️読書が上手になり、好きになる4つの視点
・登場人物の行動や台詞、心の動きに注目する
(どうして、このような行動を取ったのか?なんで、こんなことを言ったのか?)
・一番盛り上がった場面や記憶に残った場面に注目する
(記憶に残った理由は?その場面を読んで、どう感じた?)
・自分を登場人物の立場に、置き換える
(もし、自分だったらどうする?もし自分だったらどう感じる?)
・作者はどんな人だったのか考える
(いつ生まれて、どこで過ごしたのか?どんな経験をした人なのか?)
◼️食事の感想、自分の経験を伝えるコツは五感を使うこと
◼️比喩で伝わる力がアップする
・直喩…まるで〜のような〇〇という例え
→豆腐のように柔らかい
・暗喩…直喩を使わずに例える
→大事なことを心のメモ帳に書く
・擬人法…人ではないものを人のように例える
→雨が降っている▶︎空が泣いている
・直喩のコツは、連想ゲームの一つ飛ばし。
→ポストのように赤いリンゴ
Posted by ブクログ
文章を書くことは、社会人になっても続く。言葉で表現する力がないと、伝えたいことが伝わらない。この本は、読書感想文の書き方?と思って読み進めると、小説の書き方にまで発展。子どもの頃に、文章を書くことの基礎基本を身につけるには、とても理解しやすい。りんごのスケッチ。絵を描くのではなく、文章で。目で見て、耳で、鼻で、舌で、5感で捉え、相手に伝える。大人数でやってみると、面白いかも。表現力のよい訓練になりそう。
Posted by ブクログ
本を読むことや文章の練習をするのがワクワクする本。
最後はなんかジーンときてしまった!さすがはやみねかおるさんだなあと。
小学生の頃にめっちゃ読んでたな、、また読みたくなってしまった。
小説を読むときに、自分は物語の展開しか見てなかったなーと気づいた。
「どうしてこんな行動をとったの?」と登場人物の行動、心の動き、セリフに注目すると、成長の過程を言語化できそう。
そうしたらもっと作者が伝えたかったことを理解できるようになるのかも。
あとは、読書感想文の書き方で、「他の似た作品と何が違った?」って観点が面白かった。
考えたことなかったなー。
違いがわかれば、より物語を咀嚼できそう。
あとは、作者がどんな人か知ると、より楽しめそう。
エッセイとかがいいのかな〜。
文章教室の本だけど、自分はまず読み方を変えて行った方がいいんだな。
読んで、はー面白かった!か、うーんあんまりだった!
で終わって言語化できなかったのにモヤモヤしていたので、見たら良い観点がわかってよかった。
Posted by ブクログ
はやみねさんの作家としての様々な矜持に溢れた一冊。元教員の目線から文章を書くのが本当に苦手な子を想定して書かれているのも流石だし、本書のゴールが小説の執筆に設定されているのが次世代育成の想いが込められているようで激アツ。
Posted by ブクログ
読書感想文を書こうと決めたときに、なるべく早い段階で読んでおいたほうがいいと思って買った本。
小中学生向けの児童書ということもあり、読みやすく、イラストも可愛かった。
Posted by ブクログ
書くのが苦手な子ども用に。「はやみねかおる先生」と敬称で呼ぶほど尊敬している方なので、読むだろうと。読んではいた。
よくある、先生役の動物が中学生にレクチャーする形式。絵が可愛い。
書くときにどれだけ参考になるかは疑問だけど、「難しく考えることはないんだよ」というメッセージは伝わったかと。
Posted by ブクログ
以前読んだ時よりも参考になる部分が多かった。不思議なものである。
書かれていることはシンプルでわかりやすいが、この本を手に取ったその人が今どのくらい本を読むか、どのくらい文章を書くか、で感じる奥行きが変わるんじゃないだろうか。
おそらく、今よりもっと本を読んで、もっと文章を書くようになると更に気づくことが多いのかもしれない。
自分の思考や感情を丁寧に観察して言語化すること、読み手に何を1番伝えたいか考え絞ること、書きたい題材に対して調べて理解していくこと、どれも終わりのないスキルだと思う。