池波正太郎のレビュー一覧
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TVドラマが素晴らしい
この「鬼平犯科帳」、故・中村吉右衛門氏主演のTVドラマになっていましたね。彼が演じていました主人公の長谷川平蔵の「火付盗賊改め長谷川平蔵であるぞ」と言う台詞がとても素晴らしかったですし、弱きを助け強きを挫く長谷川平蔵の姿にもとても感動しました。また、「大江戸捜査網」の「芸者小波」の役で有名な梶芽衣子さんも長谷川平蔵の妻の役を見事に演じていましたね。
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Posted by ブクログ
▼「剣客商売」ラストの巻。感無量。池波正太郎さんが逝去したので終わったんです。ですが、「鬼平」「梅安」が、ほんとにぷっつり未完で終わっちゃったのに対して、「剣客」はそうぢゃないんですね。
▼連作短編(長編だったりも)なんですが、きちんと一つの話が終わったところで、絶筆になったそうで。しかもその<切れ目>が、どうやら池波さん自身が、<秋山小兵衛主人公のシリーズはここで終わり>という区切りだったそうで。なんとかくちゃんと完結した感じがあってありがたりです。それがつまり、この一冊「浮沈」です。
(どうやら、<小兵衛の孫を主人公にして、小兵衛は脇役として、シリーズを続けたい>という構想を持っておられたそうです)
▼この巻、再終幕ですが、特別長編。一冊でひとつの話です。
筋立てで言うと、
<小兵衛の元・弟子が身を持ち崩し悪人に。真面目な金貸しを陥れた。それを成敗する>
<小兵衛の元対戦相手(小兵衛が倒した)の息子がいて、これが素敵な若者。小兵衛との交流。この若者の苦境を、小兵衛が助ける。その過程で、強敵と小兵衛が対戦>
<それらと並行し、田沼意次が失脚する。田沼時代が終わる>
というような趣向です。
▼いずれ、小兵衛の心境の<老い>が強く描かれます。そして客観作者語りで、「でも90代まで生きちゃうんだけどね」と楽屋を明かすという一幕も。
▼小兵衛と大治郎、という〈ぎこちない父息子の交流×捕物帳〉というシリーズで始まり。大治郎と三冬の男女の物語、そして結婚、小兵衛にとっての孫誕生。そこからは三冬がぐっと背景になって、〈小兵衛の老いの味わい×捕物帳〉・・・・という変転だった気がします。連載ならではのエンタメ感。拍手です。
▼またしばらく長く
<関連スピンオフ的な小説>
<番外編>
<シリーズの読本>
なども楽しもうと思っています。
▼これで「梅安」と「剣客」を読み終えてしまった。とうとう、途中で止めている「鬼平」に戻る時期が来てしまいました・・・・。
読みたいけど読み終わりたくない。 -
Posted by ブクログ
老剣客の秋山小兵衛と道場師範の秋山大治郎、女剣士の佐々木三冬を中心に巡る人生が描かれる時代小説の第1巻です。
女武芸者、剣の契約、芸者変転、井関道場・四天王、雨の鈴鹿川、まゆ墨の金ちゃん、御老中毒殺が収録されています。
かつては凄腕の剣客であった秋山小兵衛は、孫くらいの歳である百姓娘のおはると男女の仲となっています。
息子の秋山大治郎は太平の世における剣客となり、父の小兵衛は敵討ちに生涯付き合っていく剣客の生き方を息子が歩んでいくことに虚しさを覚えるのです。
女剣士の佐々木三冬は小兵衛の剣技に惚れ、老人であるにも関わらず男性としても好くことになります。
様々な生き様が紡がれていきますが、刻々と過ぎていく日々の中でこの三人とおはるの関係性も熟していくところに人間味を感じました。
2巻にも期待します。 -
Posted by ブクログ
全12巻という圧倒的なボリュームから読む前は凄く心配だったが…読み出してしまえばその小気味よい会話のテンポ感、瑞々しい風景描写、そしてあっけなく死んでいく登場人物たち…
文章を読んだだけで目の前に映像が色鮮やかに浮かんでくるんですよね
数多くの人々のドラマを見たかのような、長い長い絵巻物を読んだかのような…
長い間多くの人々に読まれてきた理由がはっきりと分かりました
真田丸をきっかけに読んでみようと思った本作ですが真田信之に対する印象が変わりました
やはり豆州は天下の宝…!!
忍びの活躍もいいですよね
単純に武将の手足ではないというか
言うときは言う主君との信頼関係、圧倒的な身体能力をサラッと魅せる描写…たまりません