池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(六)家康東下

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    やっと読み終えた第6巻。
    手こずった。
    三成VS家康開戦までの盛り上がるところなのにこのところテレビドラマにばかり目がいってしまって。
    次巻からはついに関ヶ原、真田親子の戦いがどうなるかこれこそこの作品の山なのだからテレビに負けないように頑張って読み進めよう!

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    2024年02月01日
  • 鬼平犯科帳(四)

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    ネタバレ

    霧の七郎
     人情話、になるのかな。一度は息子を狙おうとした人物すらも、許し息子の剣の師匠としてしまう。世のため人のために使うなら悪銭すらも見逃す。ここらへんの臨機応変さは時代やなぁと。

    五年目の客
     元売春婦お吉が過去の売春の発覚を恐れて殺してしまうって流れは今も昔も変わらんなぁと思う。音吉の方は何も気づいてないのに勝手に恐れて抱かれるところとかは何か皮肉めいたものを感じた。結局自分のことしか考えていない女ってことがありありとわかるというか。下手にお吉が引っ捕らえられるより、罪は不問にされたけど平蔵にぴしゃりと言われる方が爽快感があるのはどうしてだろう。

    密通
     やっぱり鬼平は人間関係にリ

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    2024年02月04日
  • 男の作法

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    ネタバレ

    ひとつのことをやりながらつねに他のことにもきをくばる
    神経の回り方、体で覚える
    同じ時間に二つのことをやる、パット感覚で反射的にできるように日常のつまんないことで肉体を訓練する
    仕事のやり方が違ってくる

    理屈だけでは世の中わたっていけない
    人間そのものが理論てきに成立してない

    異論なめんで客観視するくんれん、色の感覚をみがく
    じぶんにあうきちょうのいろというのをいめる
    靴とネクタイは色をあわせないとおかしい
    おしゃれは自分のためにやる、じぶんのきぶんをひきしめる
    自分はどういう形のものを主張するのかを決める
    指の先を引っ掻ける

    ぶんそうおう、そのときの自分にあわせて、そもそもなんのために

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    2024年01月17日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    波瀾万丈の真田家の物語、ここに完結。

    前巻にて大阪夏の陣が終わり、今作はその後の真田信之を中心に、主要登場人物たちのその後が描かれる。

    全12巻、大変に楽しんだ。
    真田父子3人のみならず、お江をはじめとする草の者たち、向井親子、鈴木右近、樋口角兵衛、滝川三九郎などなどの魅力的な登場人物たち。
    真田一族の波瀾万丈の史実を中心に、草の者の活躍や真田家のお家事情などを絡めた、エンターテインメント性の高さ。
    智、仁、勇で象徴される真田父子の生き様のカッコ良さ。
    池波正太郎ならではの情感。

    さすがに太平洋戦争を経験する世代の著者とあって、女性観などが現代の価値観からしてあまりに古いのが難点か。

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    2024年01月16日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    大阪夏の陣、幸村、名を天下に知らしめて逝く!!

    「初一念とは、事にのぞんで一瞬のうちに決意をかためることだ。その一瞬に、決意した者の全人格が具現されることになる。」
    初一念を崩さぬことこそ、武士の本分、と池波正太郎は志記す。
    真田兄弟は、初一念に殉じた、と。

    人の一生は短い。故に、燃やし尽くさねば、生きる甲斐がない。
    幸村の末期、燃やし尽くされた生命の輝きは、強い印象を残す。

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    2024年01月16日
  • 真田太平記(十)大坂入城

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    真田丸にて、幸村隊の知略、一瞬の閃きを見せる!!

    池波正太郎の描く真田家の知略の根源は、主に相手の心理を読んでこれを操る点にあるようだ。
    そして、複数の選択肢を常に考えておく。

    今作では徳川家康と大野修理の格の違いについても言及される。
    戦将としての経験が違いすぎるのだから、格の違いは当然の話。
    であれば、せめて後藤なり幸村なりに指揮をアウトソーシングしてしまえばよかったのかも知れないが。
    言っても仕方のないことか。
    大阪の陣自体、始まってしまった時点で、戦略的には豊臣家は負けていた、ということか。

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    2024年01月16日
  • 真田太平記(九)二条城

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    主要人物である父・昌幸が世を去り、ついに真田幸村が世に出る大戦の時が近づく!

    淀君、秀頼の立場からすると、ここは彼我の実力の違いを測って、誇りや不安はさておき、国替えを飲むのが正解だったのだろう。
    家康の、政略で相手を追い詰め、暴発した相手を戦争で潰す、というムーブは、関ヶ原の再現。
    戦国武将としては、定石の一つなのかもしれない。

    池波正太郎は、現実を見る信之と、浪漫を追う幸村を描き分け、どちらかと言うと、信之に肩入れしているようにも見える。
    次の2巻はいよいよクライマックス!
    一気に読みたい。

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    2024年01月15日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    ついに関ヶ原開戦へ。
    西軍と東軍が火花を散らす中、上田では兄と父弟が戦場にて対峙する。
    そして真田の草の者たちは、決死の作戦を決行する…。

    よく知られた関ヶ原合戦に、草の者と甲賀忍者の暗闘が絡むのが面白い。

    上田城の戦いでの、父子、兄弟の敵味方分かれての心理描写が最大の見どころ。

    司馬遼太郎の「関ヶ原」は三成視点、山岡荘八の「徳川家康」は家康視点であるのに対して、真田視点の今作では、比較的客観的に関ヶ原の勝敗の分かれ目を描いているのが興味深い。
    要は、リーダーの資質も含めた、核となる集団の実力の違いが結果に出た、ということになろうか。

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    2024年01月11日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    ついに徳川家康と石田三成・上杉景勝らの対決は避けられぬものとなった!
    徳川の天下を見通した兄・信幸と、上杉景勝に恩義を感じる父・昌幸、弟・幸村は、真田家の未来について決するべく一堂に会する!!

    戦国の世を生き抜いた武将たちと、豊臣天下の官僚である石田三成の、戦時における判断力の差が描かれ、後の関ヶ原の結果を暗示する。

    池波正太郎の描く犬伏の別れの情景は、情感深く、絶品だ。

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    2024年01月11日
  • チキンライスと旅の空

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    エッセイ集です。

    特に食に特化しているわけではなく、その時に
    思ったことが記されています。

    自身の生い立ちに関わる内容も多く、自然と昔
    と現代の対比的記述から、今の東京を嘆いてい
    ます。

    池波氏が生きた時代の東京さえも嘆いているの
    だから、現代の東京を著者が見たら驚くやら、
    あきれるやら、と思ってしまう一冊です。

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    2023年12月27日
  • 真田太平記(五)秀頼誕生

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    秀吉がついに死に、豊臣政権が大きく揺らぐ、政治的には激動の巻。
    真田一族の活躍はさほどでもない。
    家康直参、本多忠勝の娘を妻とした兄・信幸と、石田三成の無二の友、大谷吉継の娘を妻に迎えた弟・幸村。
    兄弟の絆に変わりはないが、力を増す家康とそれを危険視する三成の政治的な対立は、後の流れを暗示する。

    お江、又五郎、佐助ら草の者の活躍が歴史と並行して描かれるのが、真田太平記の見どころ。
    三成の危機に真田の草の者が密書を運ぶ!という展開にはニヤリとさせられる。

    歴史ものとしてのリアリティ、人間ドラマ、忍者も含めた戦国エンタメのバランスがいいのが、池波正太郎作品の特質か。
    真田一族や草の者たちはもち

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    2023年12月21日
  • 梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二)

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    2023.11.20
    ここに登場する剣客も爽快な人柄。悪人を爽やかに描くのはいうのは簡単だが実践はなかなか難しいのでは?と感じながら読んでいる。

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    2023年11月20日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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    2023.11.20
    藤枝梅安シリーズは初めて読んだ。
    改めて池波先生の小説の読みやすさを痛感する。藤枝梅安シリーズに限らないが、池波小説の描写の評価できる部分のひとつとして季節、天候の描写が自然な形でおりこまれていることをこの年になって読むから感じている。
    食べ物、食事のシーンの巧みさについてはよく触れられるが、天候も含め、「生き生きとした」表現として2023年の今でも学ぶこと多い。

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    2023年11月20日
  • 夢の階段

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    ネタバレ

    池波先生の短編集。メインは昭和初期あたりで、様々な人々の生き様を描いている。個人的にモンちゃんの話が印象的だった。どれもそこまで長くないので、サクサク読めるのも良かった。

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    2023年11月19日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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    池波正太郎さんの、作品を勧められて、読みました。
    面白いです。
    梅安と彦次郎のバディものです。
    「殺し屋」ではあるのですが、それでも温かみがあります。
    梅安自身、鍼医者でありながら殺し屋でもあることに、悩んだり、迷ったりでも、辞めることも出来ない。
    そんな梅安を、支えるおもんさんとの、恋模様もキュンキュンします(笑)
    2巻、3巻サクサクいけちゃいます。
    池波正太郎さんの、作品、もっともっと読んでみたくなりました!

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    2023年10月04日
  • 幕末新選組 新装版

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    激熱、武士男物語であった。

    自分が知っている新撰組って、近藤、土方、永倉、沖田っていう人がいた程度のものだったんだけど、この本でその成り立ちが良く分かった。

    大政奉還や明治維新、鳥羽伏見の戦いなどの事も、すごいよく分かった。教科書では言葉として覚えただけだったのに、興味を持って読むと、こんなに理解できるんだな。

    先日、薩摩村田新八の本を読んで、幕末にハマりそうだ。

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    2023年09月18日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

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    以前から読みたいと想い続けながら読めていなかった本シリーズに漸く手を出せました。

    大好きな歴史小説、大好きな著者に加えて、主人公も好きな真田昌幸に繁信/幸村に、忍びが絡む構成みたい。

    長編小説の第一巻は武田氏の滅亡〜本能寺の変。生き残り、世に一定の名を知らしめる活路を見出す昌幸、奔放な繁信、武田忍びと山中忍びの暗闘等、読んでいてやはり楽しいものでした。

    終わり方も第2巻での更なる盛り上がりを期待させてくれる内容。この先も楽しみです。

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    2023年08月30日
  • その男(三)

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    久々の池波正太郎。主人公である杉虎之助は、3人の実在の人物をミックスしてキャラクターを作り上げたとのこと。病弱な侍の子が不思議な剣士と出会い、弟子入りし、心身ともに鍛え上げられる。その剣士は、幕末の混乱期になんとか国内をまとめようとする幕府の隠密で、虎之助を鍛えはしたが、平和に暮らすことを願って距離を取る。とはいえ、剣の腕前と義侠心から、やはり混乱に巻き込まれていく。その中で出会った3人の人物(幕府軍として戦死することになる伊庭八郎、人斬り半次郎と恐れられた桐野利秋、西郷隆盛)との交流を通じ、険しくも楽しい人生を送る。訳ありの女性との生活も。虎之助の人生は波瀾万丈、山あり谷ありだが、人情と友情

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    2023年08月20日
  • その男(一)

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    幕末を背景に魅力的な登場人物とテンポのいいストーリーで引き込まれた。まだまだ先の展開が読めず、続きが気になる。

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    2023年08月11日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

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    武田家滅亡から本能寺の変まで。
    主家を失った真田昌幸が真田家存続のために選んだ道は織田・徳川の傘下に入ることだった。
    甲賀、伊賀、武田忍びなど忍びの者の諜報活動が戦国の世の武将達を支えている一面が大きな割合で記されている。
    全12巻。
    あと11冊か〜。長いなぁ。

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    2023年08月03日