池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売一 剣客商売

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    ネタバレ

    剣客、というだけあって、打ち合いの場面は息を呑むような、きめ細かな描写。
    田沼政治の時代を生き、驚くような難題を影の存在のように解決(助太刀?)してしまう小兵衛らから目が離せない。一方、その息子大治郎の色々思案しながら行動する様子もみどころだと思った。


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    2024年11月13日
  • 男振

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    2024.11.7

    何回目だろう。7回目くらい。
    何度読んでも良い。

    人生は人それぞれで違うが、自分の人生は一つしかない。自分の人生、変えられないようで自分次第で変えられる、選ぶことは出来るように思う。「運命」というが自分の人生は自分の選択で決まる。ただ、自分一人の力で生きているようで沢山の人に支えられている。うっかりするとその事を忘れてしまう。

    主人公の潔さ、そして、彼に関わる沢山の善意の誠実な人たち。人って素晴らしいと思う。

    本のタイトルの「男振」という言葉が作品の中でたった1回しか使われないが、クライマックスのこの一語がこの作品の全てを語っている。

    本当に良い作品だ。池波正太郎のBEST of BESTだ。

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    2025年01月27日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    読み始めた頃は、なぜ父・真田昌幸、次男・幸村親子と長男・信之が敵味方に別れる事になってしまったのか、不思議だった。そして、家族の絆をもってしても、その決断を覆せなかった理由が分からなかった。
    しかし、自分の考えを大切にし、そして相手の意思も尊重したからこそ、自他共に信念を捻じ曲げずに決断を貫き通したのだと、納得のいく気持ちになった。戦国時代の勇将たちも、悩み不安を抱えながら生きている。これから先どのように時代が進んでいくか分からないからこそ、日々を懸命に生きている人が私たちの目に魅力的に映るのだと感じた。

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    2024年11月08日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    シリーズ第八巻
    紀州九度山へ蟄居させられた真田昌幸と幸村。
    その間も、女忍びお江たち真田の草の者たちが真田のために奔走する。

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    2024年11月06日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十五) 特別長篇 雲竜剣

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    ネタバレ

    鬼平犯科帳シリーズ第15弾
    短編で一話一話終わっていたパターンが長編が組み込まれ、登場人物が鬼平の傘下の役人も密偵も増え、相手の盗賊も複雑になっていく。シリーズに脂が乗ってきたからなのか!?
    頭を追いかけさせるのに大変(^^;)
    しかし面白い。

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    2024年11月03日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十四)

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズ第14弾
    徐々に登場人物が増えていき過去の物語で出てきた人物も増えてきた。密偵も少しずつ充実して、鬼平は体力的に疲れが出て来て年齢を感じ始める。
    いずれにしても池波ワールドは続く。

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    2024年11月03日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    ついに関ヶ原の決戦が始まる。
    西軍についた真田昌幸と幸村は徳川秀忠率いる大軍を上田に釘付けするも、結束のはかれなかった西軍は敗れてしまう。
    真田昌幸と幸村の運命はいかに。

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    2024年10月28日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十三)

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズ第13巻
    もう沼にハマっています(^^;)毎回毎回鬼平の見立てやその部下や手の者たちの活躍が痛快で次へ次へと進んでしまいます。盗賊の中でも良い?盗賊と許されない盗賊がいるがこの回には良い?盗賊が現れ、悪い盗賊を盗賊同士で成敗するという者が(^^;)その上を行くのが鬼平なんだけどね。

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    2024年10月18日
  • むかしの味

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    読みやすい。
    有名なお店ばかりみたいで、どのお店も美味しそう。
    まだあるのかな。
    食べてみたい。
    もう少し年取ったら、巡ってみたい。、

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    2024年10月10日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十二)

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズ第12弾
    平蔵が少し体調が弱り気味で、周りの者たちが様々な事件と働きをする。
    密偵たちの盗めの虫が(笑)それも平蔵にはお見通し。

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    2024年10月07日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の無謀な朝鮮出兵。
    そして、甲賀忍びの里での真田女忍者・お江の凄絶な戦いが繰り広げられる。
    シリーズ4巻も、何しろ面白かった^_^

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    2024年10月01日
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻

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    ネタバレ

    武田信玄、上杉謙信、織田信長などの戦国武将が群雄割拠する時代の忍者のお話。
    本編の主人公の甲賀忍者の丸子笹之助は、まだ若く、忍者としては情に脆く、女好きだった。
    捨て子の笹之助は、甲賀の岩根伝蔵に育てられ、甲賀忍者としての鍛錬を積んだ。
    甲賀の頭領、山中大和守俊房から、笹之助に塚原卜伝に弟子入りせよと命が下った。
    塚原卜伝の弟子と成って修業を積んだ笹之助に、武田信玄のもとに使え、機を見て暗殺せよとの命が下った。
    笹之助は信玄のもとに使えている内に、その器の深さに魅了され、甲賀を寝返った。
    抜け忍となった笹之助へ、甲賀忍者達の執拗な追手が迫って来る。

    本編は戦国時代の忍者の活躍や、その生態を生々しく綴っている。
    下巻も期待大だ。

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    2024年09月28日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    面白かった。
    真田太平記3巻は、徳川による上田攻め、秀吉による小田原攻め、そして朝鮮出兵まで。
    今まで、父昌幸、次男幸村と通じ合っていた長男信幸の心の変化が気になります。

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    2024年09月22日
  • 鬼平犯科帳[決定版](九)

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    ネタバレ

    シリーズ9巻目
    密偵のおまさと大滝の五郎蔵が夫婦になるきっかけと祝言が行われ同日に左馬之助の祝言も。
    盗賊どもとの戦いはその中でも続いていく。

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    2024年09月22日
  • 鬼平犯科帳[決定版](八)

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    ネタバレ

    シリーズ8巻目
    岸井左馬之助が師匠に会いに行き娘をもらってくれないかと頼まれいよいよ身を固めるか!?さて!?

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    2024年09月22日
  • 真田太平記(二)秘密

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    真田昌幸の上田築城。
    それから昌幸の2人の子供である信幸と幸村、そして従兄弟の角兵衛を巡る複雑に入り組んだ血筋が今後、どんな展開になるのか楽しみです^_^

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    2024年09月14日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

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    真田太平記全12巻に挑戦します。
    実に面白い。
    第一巻は武田滅亡から本能寺の変まで。
    武勇と知謀に長けた真田昌幸を忍びの草の者が支える。

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    2024年09月10日
  • 剣客商売六 新妻

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    このシリーズを読むたびに姿勢が正しくなる。
    曲がった心も少しまっすぐになる。
    お風呂で読んだり、寝る前に1話読んだり。

    小兵衛と大治郎、三冬、弥七、徳次郎、みんな大好き。

    第六巻は何と言っても「品川お匙屋敷」が熱い。
    大治郎という男がたちあらわれて、すさまじい。
    「いのちの畳針」の為蔵を助ける友之助に泪。
    「道場破り」大治郎の男としての姿勢を見習いたい。

    6:
    鷲鼻の武士
    品川お匙屋敷
    川越中納言
    新妻
    金貸し幸右衛門
    いのちの畳針
    道場破り

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    2024年09月08日
  • 剣客商売(一~十六、番外編) 合本版

    購入済み

    未完の大作。

    池波正太郎と云う作家は、『真田太平記』のような歴史小説より、本作のような時代小説の方が面白い、といった評価がよく聞かれます。確かに『鬼平犯科帳』『仕掛人梅安』も有りますから、そういう意味では当たっていると思います。

    しかし自分は「歴史小説」から入ったクチなので、池波正太郎の作品に触れたのは遅い方でした。『真田太平記』がドラマ化されていなかったら、もしかして未だに一作も読んでいなかったかもしれない。
    何せ、中学時代に司馬遼太郎『竜馬がゆく』『燃えよ剣』から日本史にドドーンと目覚めたものですから、ソレ等と「小兵衛さんの話」では、まるで正反対ですもんね…ww。

    そんな訳で、大分回り道をして本作と出会いました。もう大学生ぐらいの頃かな。飄々としたキャラクターが出て来て、のどかな小説かと思わせておきながら、突然ズバっと血しぶきが飛ぶ、この鮮やかな斬り口の物語にすっかり魅了されてしまいました。その後は『鬼平』ですから、『真田…』を読んでから二十年近い歳月が掛かりました。

    池波正太郎の『映像的な描写表現』『人の心が一番のミステリ』と言った《オトナの楽しみ》を知ってからは「時代小説」の虜に成りました。

    思い切って電子書籍でまとめ買いしたのも、一々本を探さずとも出先でヒョイとスマホで読めるから。本当に便利ですね、電子書籍は…ww。

    #切ない #カッコいい #笑える

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    2024年09月07日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    25年ぶりくらいで再読。
    主人公の老剣士秋山小兵衛、その息子大治郎、小兵衛とは30歳近くも歳が離れた妻おはる、田沼意次、意次の妾の娘佐々木三冬らがエピソードと共に登場し、これから続くシリーズに思いを馳せワクワクした。
    池波正太郎が秋山小兵衛は歌舞伎役者の二代目又五郎をイメージしてあてがきで書いた小説であり、ありし日の又五郎丈を思い浮かべながら読むと更にイメージが広がる。次作「辻斬り」が楽しみ。

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    2024年09月04日